私は精神科医として多くの患者さんを診察している経験から、皆さんの中で「働きたい」「社会参加をしたい」と望まれる方はとても多いと感じています。
就労を目指して一歩踏み出すためには、大きな勇気が必要だと思います。JSNでは、そうした希望をしっかり受け止めてねばり強く支援するスタッフが皆さんを待っています。
どうかあなたの人生を、私たちJSNに応援させてください。
多種多様な企業実習を通して、得意・不得意を確認。
進むべき方向を具体的に定め、就職への道のりをサポートします。
働き続ける上でも、気持ちが揺れることがあるかもしれません。就労後も手厚い支援体制を整えています。
JSNは、あなたの人生を応援するための法人です。
JSNは「働きたいと希望する精神障害者を支援したい」と考える精神科医が中心となり、2007年に立ち上げました。当初は「精神障害者が働けるわけがない」といった声も多くありました。 しかし、一人ひとりの思いを尊重し、適切なサポートがあれば働ける!と、スタッフ一丸となって誠心誠意の支援を続けてきました。その結果、これまでに700名以上の利用者さんが就職を果たし、社会で活躍しています。
現在、精神障害者の就職件数は三障害で最も多くなりました。その一方で、「就職はできたが、働き続けることが困難」という課題が、ますます表面化してきています。就職を支援するだけが、我々就労支援機関の役割なのでしょうか? 職業生活の継続を考えない就労支援は、働きたい気持ちを持つ精神障害者への裏切りであり、精神障害者を雇用し何とか働き続けて欲しいと願う企業の意欲を削ぎ、結果として精神障害者の就労に対する社会の信頼を損なうことになりかねません。
JSNは「働き続けるための支援」を常に考え、訓練や実習の現場で試行錯誤を続け、具体的な形として社会に示していくことを、使命だと考えています。