職場復帰のサポート
JSNでは、リワーク事業の立ち上げに向け2013年度からプロジェクトを始動しました。
精神障害のある方の雇用問題と同様にリワーク支援の必要性は高く、休職した本人、家族はどの様にしたら職場復帰ができるか相談ができる場所もなく悩み、企業、医療機関も大きな課題としてとらえられる様になりました。
近年の労働情勢の背景を踏まえ、JSNは障害者就労支援で培った就労支援のノウハウを、病気や外傷により休職、離職をされた方々の復職支援に役立てる事を考えました。
現状調査の結果、リワーク支援の現状は医療機関を中心に行われており、認知行動療法など有効性のあるプログラムは実施されているが、プログラムに企業現場の中での訓練がない事、復職後のフォローが少ない事などが見えてきました。
そこでJSNが得意としている、訓練時の企業実習と雇用後の定着支援を取り入れたリワーク支援の検討を続けて来ました。
2年間の検討結果、JSNのリワークプログラムは3つの柱「企業実習・復職後の定着支援(企業支援、本人支援)・SPISの活用」を中心に、休職経過の振り返り個別に組み合わせて(グループワークやSSTの実施)実務訓練、企業実習、スポーツプログラムなどを実施していく事になりました。
2016年度に入り、相談件数も増えています。
JSNは障害者、健常者を分けることなく、すべての人たちが働きやすいと感じることが出来る環境とはどの様な物なのかを考えながら、活動をしていきたいと思っています。

JSNリワークについて