JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2011年6月20日

出張 最終日

  機関紙「熱人」の取材で朝から日立製作所へ向かう。
東京駅近くのホテルから、丸の内北口を目指して地下道をウロウロしながら時間前になんとか日立へ到着。
 
 高所恐怖症の私には、地上23階で外の景色が見渡せる部屋でのインタビューは少々きつかった。
 インタビューの内容は次号「熱人」を楽しみにしていただきたいと思いますが、対応していただいた3名の方々が熱い人で、日立発信で企業が集まり障害者雇用についての勉強会を実施しているとの事。
 福祉側だけでなく企業発信での障害者雇用にはインパクトがあると思う。
 午後はこの3月の地震で被災した、仙台にある大場製作所の大場社長とお会いして、この現状にも屈せず再建をしている話を聞き、勇気と元気をもらう事ができた。
 多くの人に会い、多くの刺激を受けた東京出張であった。
 

2011年6月17日

出張二日目

昨日は埼玉県の大宮で『働く精神障害者からのメッセージ発信事業』が開催され、昨年からこの事業の企画委員させてもらっている関係で実施スタッフとして参加をした。
昨年度、この事業は福島県、大分県、奈良県、岡山県で実施され、今回の埼玉県も3月15日に実施されるはずであったが、震災の影響で昨日の実施になった。
この事業の内容は事業名の通り、働いている精神障害者からの体験発表をメインプログラムに支援者や当事者、家族、企業が参加して、当事者の声を聞く事によってどのようなサポート体制が必要かを知るセミナーである。
年々、参加者は増加している。昨年、私が参加した福島県、奈良県では約200名、大分県では300名弱の熱気あふれる開催にであり、今回は250名の定員にたいして300名を越える応募があり、60名近い方にお断りしたほどである。
やっぱ体験発表は私達に勇気と元気を与えてくれる〓
JSNでは昨年度からぼちぼちと、語り部の会として当事者の体験発表を実施してきたが、今年度は本格的に語り部の会を組織化し動き出す予定であり、10名以上の人達が語り部としての承諾を頂いている。
たくさんの元気をもらい、夜は長野県から参加されていた、グルメな人のオススメで御徒町にある寿司屋でワイワイと美味しい食事をさしてもらった。
多くの出会い、再会はうれしいが、それにしてもすっと相手の名前が出てこないのには・・・(>_<)
さあ、出張最終日。
雨の東京であるが元気に仕事をやりましょう!

2011年6月15日

出張一日目

埼玉県の深谷市へ向けて移動中。
本日の午後、深谷で今年の4月から就労移行支援を始めた事業所のスタッフへ向けて研修会を行う。
本来ならば、3月に実施する予定であったが、地震の影響で本日になった。
さぁどんな質問が出てくるのか?どんな事で悩まれているのか、私達の取り組みを見直すいい機会にもなるので楽しみである〓
テレビや新聞報道で見聞きしていたが、それにしても品川駅の暗さにはちょっとビックリ。街にでれば節電対策でいたる所の電気が消灯されているのであろうが・・・・
本日から金曜日まで埼玉、東京での活動になるが、高い所と地震が苦手な私はちょっと憂鬱である。しかし、この三日間で始めて会う人、久しぶりにお会いする人など、多くの出会いが楽しみである。
いっぱい刺激を受けて大阪に帰りたいと思う。

2011年5月7日

挑戦する心

 限界を決めたらその人の能力はそこまで。自分はここまでやったからそれでいいと思ったらそこまで。
 
 相手に責任を押し付けたらその人の成長はそこでおしまい。
やれない理由を探すのは簡単だが、いかにやり切るかが挑戦する心。
 成功したかどうかではなく、挑戦したかどうか。そしてそのプロセスを楽しめたらベスト!
 先日、ある人達の会話を聞いていてフッと思った。

2011年5月6日

 先日、子供を連れて「焼肉屋」へ。

食べる!食べる! 10代の食欲恐るべし。予算をかる~くオーバー。 私も学生時代は1日に4~5回食事をしていたような・・・ しかし、あれだけ食べても長男のお腹は見事に8つに割れている。。。  先日、テレビで永平寺の僧侶の日常が紹介されていた中で、食について2つの事が印象に残った。  1つ目 「食は命である」。よく言われる事であるが、私達は他の命を頂いて生きている。命を頂く時の作法として、食べの物を目の高さまで持ってきて口に運ぶ。命を見下げてはいけないとの意味だそうだ。もちろん正座をして背筋をピンと伸ばして。    2つ目 「淡い味付け」。薄いではなく淡いである。現代の味付けは濃く、何でもソースやマヨネーズをかけると。命そのものの味を味わう事が少ないと。これも良く言われている事であるが・・・・食育の観点からも物の本質を味わう必要があると僧は話していた。  ストーリーを感じながら食事をする事で粗末にせず美味しく頂く事が出来ると思う。 私の父親は三重県の田舎で野菜を作っている。出来たものをちょくちょく送ってくれるのだが。  時々、失敗作(葉っぱが巻いていないキャベツなど)もあるが、父親が朝早くから畑へ出向き水やりをして作った野菜だと思うと粗末には出来ないし、とても美味しく頂く事が出来る。  ちなみにキュウリが大好きな二男は、スーパーで買ってきた物と父親が作った物を食べた瞬間にわかる。もちろんマヨネーズなど一切つけない。

2011年5月1日

GW3日目

 午前4時前に目覚める。えらい早いこと目が覚めたと考えてると、昨日は8時には布団の中に入っていた・・・・約8時間寝たことになる。
 それにしても早いなと思いながら、誕生日メールを打つ。メールで睡眠を邪魔したら悪いなあと、おじいに思われそうと思いながらやっぱメールを打つ。
 人それぞれ記念日があり大切にしている日があると思うが、すべての記念日の始まりは誕生日。この世に誕生した事をみんなに祝ってもらうと同時に、両親に感謝!!
 今現在の自分の状態、心境はどうあれ、やっぱ感謝!!
「ありがとうございます」の感謝の気持ちがないと人は成長しないし、強くもなれない!!
 記念日ごとにその記念日の意味と感謝の気持ちを改めて思いだす良い機会になればと思う。
 さあ、今日は天気が良くないみたいだが、今日の1日を充実した時間にするためにか~るく予定を立てよう。その前にネットで確認を。安藤美姫は逆転優勝したのだろう?

2011年4月15日

副所長の決意表明

昨日は暖かいと言うより熱い1日。
電車の窓から外を眺めていると、いたるところで桜が咲いている。
河川敷、公園、学校の校庭、神社、マンションの周り、道路脇等々、いろんなところに桜の木が植えられている事が、桜の花の華やかさで初めて分かったような気がした。さすが、日本を代表する花である。
今週から各事業所で今年度、初めての職員会議を開催。
会議の冒頭に副所長から今年にかける決意をスタッフに語ってもらった!!
副所長、それぞれの表現の仕方で思いを語ってもらったが、さて、どれだけスタッフの気持ちに届いたのであろうか?
これから、日々の副所長の言動で思いをスタッフに徹底してもらいたい!!
有言実行である!!
私は有言実行でないとダメである。無言実行はかっこいいなと思うが、私の場合は逃げにつながる。
みんなに公言して自分を追い込まないとできないタイプ。
副所長!公言したからには頑張ってな。って副所長をじわじわと追い込んでいる(^^
さて、今日は門真事業所で所長研修。ブラッシュアップが今年のテーマ。
このテーマに沿ってしっかりやろう!
その後は歓送迎会。弾け過ぎないように要注意。

2011年4月13日

女性パワー

 
かすかに見えるのは明石海峡大橋。
9日はJSN新大阪の開所式であった。
 ハローワーク、就業・生活支援センター、医療機関などの方に参列していただき、心を新たにスタートできるいい開所式になった。
 2007年の門真 開所式の時はスタッフより来賓等のほうがはるかに多かった。しかし、今回は来賓よりスタッフの方が多くなった。とても感慨深いものがある。
 懇親会の後、スタッフと飲みに行って、ずらっと並んだスタッフの顔を見ると男性は私を含めて3人だけ。後は全て女性。
 法人全体を見ても女性スタッフの方が多くなった。草食系男子と肉食系女子ってのがJSNのスタッフ!!かな。
 ちなみに、JSN新大阪のスタッフは6名。内4名は女性である。
 

2011年4月8日

システム管理

 先日、ある後輩と飲んでいた時に思ったこと・・・・
 この後輩と話をしていると、いつも真剣に、本気で組織の事を考えているなあと感心させられる。
 
 昔から俯瞰的な視点を持って組織を見ることができる人であったが、一段と磨きがかり、支援者としても力をつけている姿を見ているとうれしくなる。
 組織を管理する上でよく思うのが「人を管理するのではなく、システムを管理する」と言う事。
 
 管理職として、スタッフがどのように動いているのか、動けているのかは気になる所ではあるが、相手を信じるしかないのである。
 
 スタッフに不信感を持てば、その不信感が相手に伝わり関係性が悪くなり、いらぬ労力を使うは羽目になる。
 スタッフが気持よく素早く動けるように、判断基準を明確にし、誰の為に、何の為に仕事をしているのかを確認した上で、どのようなシステムが必要なのかを考え管理する必要がある。
 例えば、JSNのJC4人は昼間ほとんど事業所にはいない。どこで何をしているのやらと私が疑り始めると、彼らに1から10まで報告を迫る事になる。
 
 JCにとっては企業との相談の中で、その場で判断をしないといけない事もある。また、チャンスと思えば素早く行動を起こさなければならない時もある。
 それが出来る基準を法人全体の中で統一しておき、スタッフをフォローするシステム、評価するシステム等を作る事が私の仕事なのだと思う。
 8名の所帯から28名の大所帯になり、私の能力では「人、一人ひとり」の管理をする事が出来ない。
 
 大きくなった組織をどのように運営していくかが、今後のポイントの一つであると、後輩の話を聞きながら、心地よい酔いの回る頭で考えていた。
今年のテーマはブラシュアップ。組織管理の精度を上げる!!

2011年4月8日

初心

 
さてどこでしょう?
 一昨日に4月より京都で就労移行支援事業所をスタートされている「就労支援センター そらいろ」の開所式の参加をしてきた。
 初々しいスタッフの方々の挨拶を聞いていて、2007年 JSN門真の開所式を思い出した。
 
 JSN一期メンバーでガッつりと就労支援の経験があるスタッフは私だけ。人材派遣営業マンや知的障害者施設の経験者などで、意気揚々と言うよりより不安いっぱいで始まったJSN門真。8人で始めたスタッフもこの4月には28人の大きな所帯になった。
 JSNを立ち上げた理事たちの思いや意義を、2期生、3期生達に脈々と語り継ぎ、全員が時に初心を思い出し、支援にあたって行かなければならないと開所式に出席しながら考えていた。
 京都市内の桜!!です。