JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2017年9月10日

障害者就業・生活支援センター

  先日、大阪の就ポツ連絡会(障害者就業・生活支援センター連絡会)に大阪府就労移行支援事業所連絡会の代表として参加をさせてもらった。

  連絡会が立ち上がった経過、今後の活動予定、就ポツとの連携についてのお願いなど、話しをする時間を少し頂いた。
  私が就ポツの担当になったのは平成12年から。当時、大阪市が先行して国から指定を受けた就ポツとして活動をしていた。 厚生省と労働省がひとつになり出来た制度でもあり、働くことと生活を一体的に支援するセンターである。
  
  大阪府下で第一号となる就ポツは北河内東圏域(大東、四条畷、交野)をカバーするセンターとして、国からの指定を受けるために準備センターを立ち上げ実績をつくることが、私の就ポツとしての始まりであった。
  今のように障害者が働く事に光が当たっておらず、就労支援はマイノリティーな世界であった為、その当時、私達の活動キーワードは「地域を耕す」であった。  働く事を理解してもらい、地域ネットワークを構築することが、働きたい当事者の後押しになり、セイフティーネットになると考えて活動していた。
  あれから17年。時代と法律が変わり大阪における就労の課題も変化してきた。いま、この課題に対して就ポツ連絡会と移行連絡会が連携して解決する仕組みを構築しなければならないと考えている。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし


2017年9月7日

クリニック訪問

  今年で3年目になる「医療機関における就労支援」についてのインタビュー事業。もうすでに横浜にあるクリニックを皮切りに東京墨田区、宮城県石巻と訪問をした。今年は全国8ヶ所のクリニックに訪問し、インタビューを実施する予定であり、昨日は北海道札幌にあるクリニックに訪問。

  地域の文化や事情に合わせた就労支援の取り組み以外にも、クリニックの歴史や運営での工夫されているところなど、インタビューをしていてもっと掘り下げて聞いてみたいと興味が湧くことがしばしば。横浜の寿町や墨田の下町での取り組み、石巻はやはり震災を抜きには語れない現実などがある。
  地域に合わせた支援の在り方。ローカルルールの必要性を改めて思う。
  それにしても飛行機はやっぱりあかん。高所恐怖なんでしかたがないが、帰阪の飛行機の事を考えると憂鬱になる。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年9月6日

福祉部長との意見交換

  大阪府福祉部長と大阪府就労移行支援事業所連絡会が2回目の意見交換会を先週におこなった。昨年も連絡会が立ち上がった直後の9月に、福祉部長との意見交換の場をいただいた。

   昨年は連絡会の立ち上げの経過や目指すところ、地域の課題についての話しが中心であったが、今年は課題に対する解決策についてまで話しが展開することが出来て、より充実した意見交換会になった。
  今後は解決策をより具体的にして、連絡会の目指すところである、地域(障害福祉圏域)で課題解決できる仕組み作り。を目指していけたらと思う。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年8月19日

誕生月

   一ヶ月ほど前に車の免許の更新通知が届き8月は誕生月だと思い出す。
  昨夜、毎年恒例ビアガーデンでのJSN納涼会でスタッフに誕生祝いをしてもらうった。
  先週は東京スタッフに新宿でワインの美味しいお店でお祝いをしてもらった。
  「いくつになられたんですか?」と聞かれ、答えていると、スタッフのご両親と変わらない年齢になってきた事に驚きを感じる。
 自分の先祖や両親に感謝しつつ、一緒に働いてくれている人達にも改めて感謝である。
  
  ちなみに免許証は青色。更新するまでの間に必ずシートベルト、一旦停止など違反があり、ゴールドにならずである。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年8月8日

フォーラム、養成講座開催

  第1回 精神・発達障害者 就労定着支援フォーラムを8月4日、翌5日にはSPIS相談員養成講座を開催した。どちらも定員を超える参加者で盛会であった。

  定員300名規模のフォーラムをJSN単独で開催したことはなく、不安を抱えながらの開催になったが、総勢380名の参加をいただいたのは、定着支援というタイムリーなテーマだった事も要因であろうと思うが、多くの方々の協力を得て周知した結果、北は北海道、南は沖縄からの参加をいただいた。
  養成講座も定員の約2倍の申し込みがあり、SPISに高い関心を持っていただいている事がよくわかった。
  内容についてはアンケートを分析できていないので詳細は不明だが、多くの方々から参考になった、再確認ができたとの声をもらっており一安心である。
  代表理事の田川が講演の中で話していた、定着プロジェクトの内容については近々、詳細をまとめた冊子を皆さんに見ていただけると思います。
  最後に多くのご参加いただいた方々、また、ご協力いただいた方々に感謝です。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年7月27日

拡大カンファレンス

  昨日の東京は曇り空で気温27度。今日も同じく27度の予想。大阪は最高気温33度の予想。今日は東京がいいかなあ・・・と思いながら帰阪中。

  昨夜はJSN東京で初めての拡大カンファレンスを実施。就労支援センター、医療機関、ハローワーク、相談支援センターといろいろな機関の方に参加いただいた。「井の中の蛙にならないように」「JSNの支援の在り方を知ってもらう」「ネットワーク構築」を考えて他機関の方々に参加いただいて拡大カンファレンスを実施している。昨夜もいろんな意見をいただき多いに参考になったし、カンファ後の飲み会も楽しい時間だった。
  昨年の8月にJSN東京を渋谷に立ち上げもうすぐ1年!
スタッフの営業活動により、少しづつ関係機関の方にJSN東京の名前を知っていただけるようになったと思う。しかしながら私達の目指すところや支援の在り方については、支援の実際を通じて、また、拡大カンファレンスや個別ケース会議などで理解していただく努力しなければと思うところである。
それにしてもあっという間の一年。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年7月25日

今週予定

  連日の猛暑で早くも夏バテしそうですが、今日は午前中に渋谷区役所障害福祉課への訪問と、午後は事業所での見学相談会後に関係機関に訪問。

  明日は東京事業所での拡大ケースカンファレンス。明後日は帰阪後にJC養成研修でのケーススタディー。金曜は東京都障害福祉者雇用フェアーにてSPISの紹介をする場を設けていただいている。
  ただ予定をこなすだけの時間にならないようにと思いながら出勤。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年7月11日

総会

  先日の土曜日に、毎年6月に実施しているJSN総会を一ヶ月遅れで開催した。1年間の動きを紙面に落としてみると、改めて活動内容の広がりを実感する。

  就労移行支援事業所を門真に開設してから10年の間に、就労移行支援事業所が5カ所と就労継続A型が1か所、相談支援、ジョブコーチ事業等、それ以外にプロジェクトチームでの活動。これらをスタッフがしっかりとコミットし役割を果たしてくれているので、各取り組みが充実してきた事を感じている。
  田川理事長はこれからの10年のキーワードは「主体性・創造性」であると。
担った役割を全うするだけではなく、自分で考え、その考えを言語化し他者と共有しながらJSN総体として実践することと、今年度の事業方針にしています。
  新たなステージに向かうスタートの1年。もうすでに第1四半期が過ぎてしまったが、今年度、再度のスタートの感がある。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2017年7月6日

準備

  梅雨のこの時期にしっかり汗をかいておくのが、夏にむけて身体を慣らす準備のひとつであると新聞にかいてあった。しかしながら部屋に入るとすぐにクーラーをつけてしまうし、運動も出来ていない。たまに行く岩盤浴で汗をかくくらいで、、、汗をかきたい気持ちはあるが、たまの休みは部屋でゴロゴロして、夏本番を迎える準備はまったくできていない。

  今日は朝から熱人に載せる突撃インタビューで企業訪問。午後は大阪市就ポツの運営会議に参加。夕方は第1回の就労定着支援フォーラムの準備会議。
  就労定着支援フォーラムの参加人数にはまだ余裕があるようですので、是非、お申し込みください。フォーラムの翌日に予定しているSPIS相談員養成講座は早々に定員に達したようであるが、会場に若干の余裕がある為、定員オーバーでも申し込みを受け付けています。
   今回の突撃インタビューはすごく私自身がすごく元気になりました。こんな企業が増えるのが理想です。次回に紹介したいと思います。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

  
 

2017年7月4日

歴史

  今ある制度や施策は急に降ってわいてでてきたものではない。
ものごとには必ず歴史がある。
私がかつて身を置いていた、障害者就業・生活支援センター(就ポツ)は当時、厚生省と労働省が一つになった目玉として発足した事業である。

  当時、考えられていた就ポツの役割から大きく守備範囲が広がり、全国の就ポツスタッフは多岐に渡る事業と支援対象者の増加に疲弊し、またスタッフの支援力不足からくる問題が起きていると聞く。就ポツへの期待はわかるが・・・

  制度、施策は必ずしも現場の意見が反映されているわけではなく、行政の都合が大きく左右する。しかしながら問題を解決する仕組みは現場の意見があってこそである。

  その時の社会情勢により仕組みは大きく変化するが、この地域格差の大きな時代は、その地域に合わせた制度運用が必要になるので、行政と現場が一緒になってローカルルールを作る作業が必要である。行政に現場のことをよく知っていただきたい。

  先輩達が作ってきたものをより良いものにする為に!

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし