JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2018年11月25日

一歩前へ、みんなで前へ

「心の中に◯◯さんがいてくれたおかげです」

支援者と利用者。この2者関係の中でどんな物語を作れるかが就職後の生活において重要なポイントの一つであると思う。

特に支援者と呼ばれる者は利用者にどう寄り添うのか、寄り添い方によっては相手から学ぶことがいっぱいある。
この学びが支援者と呼ばれ者の質を上げることになる。
冒頭の言葉は昨日のハノレノ総会で就職をした参加者から、あるスタッフに向け感謝の気持ちを込めて発せられた言葉のようである。
2人の中には時間をかけて作られた他者にはわからないエピソードがいくつも存在し、一つの物語として出来上がっているのだと思う。
スタッフそれぞれに物語があると思うので、是非に語り部と言う形で披露してもらい、みんなに勇気を届けて前を向いて歩いていってもらいたい。

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2018年11月24日

喉元過ぎれば

ここ数日一気に寒くなり温泉でも行きたいなあと思いながら、今日はハノレノ総会(JSNからの就職者の集まり)が午後から梅田で開催されるので参加の予定。

各事業所で毎月1回ハノレノの会や平日の会を実施しているが、この時期に全事業所の就職者が集まっての会が実施される。
就職者それぞれにここへ至るまでの苦しみや悲しみを越えてきた物語があり、その物語から私は多くの事を教えてもらった。
そんなみんなの話しを聞いていて、私自身も同感することが山ほどある。同じ事を繰り返して「あぁ~あの時に・・・」の後悔。人間ってそんなもんなんだろうが、その時の環境が後々、大きく影響するだろうなぁと感じることがよくある。
今、私はあの時の痛みを忘れて不摂生したからか、あるクリニックの待合室で診察の順番待ち。
あぁ~ぁ

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2018年11月15日

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昨日、全国就業支援ネットワークの代表理事である小倉広文さんがご逝去されました。
小倉に初めてお会いしたのが約20年前。島根県にある小倉さんの前職場である施設に1人で訪問させて頂いた時に、2日間付きっ切りで対応していただいたのが小倉さんでした。
授産施設での取り組みやグループホームへの支援など、車を走らせ一つひとつ丁寧に説明していただいたのをとても鮮明に覚えています。
それから10年ほど時間が経ち、その間一度もお会いする事はなかったのですが、全国就業支援ネットワーク主催の全国大会(広島&島根)で再会しました。喫煙場所で20年前に交わした私の名刺を出して「金塚さんですよね」と言って声をかけていただいた時には本当に驚いた事ことも鮮明に覚えています。
それ以来、島根の研修に招いていただいたり、お願いごとが出来るような関係になりその後、サビ管養成研修の講師や全国就業支援ネットワーク理事として親しくお付き合いさせていただくようになりました。
私より少し先輩であるとても真摯に物事をとらへられる小倉さんですが、お酒が入るとニコニコと笑いながら冗談を口にする普通のおじさんが、カラオケでマイクを持つと郷ひろみが乗り移る、歌って踊れる代表理事に変身される姿を拝見し、思わず携帯でビデオ撮影したこともありました。
まだまだ若くてバリバリと活動してもらわなければならなかった先輩であり同志てあった小倉さん。本当に悔しい悲しい思いでいっぱいであったと思います。
もう一度、一献交わしたかったです。
ご冥福をお祈りいたします。

2018年11月13日

月曜日の一日

昨日の午前は定例の所長会議。
報酬改定と定着支援について議論。

午後は岡山県で福祉サービスを展開している法人SのスタッフがJSNに見学にこられた。法人Sの代表が7~8年前にJSNに見学に来てもらって以来のお付き合い。長く勤めた組織を退職して新しく法人Sを立ち上げて就労支援に取り組み実績を積み上げている。

4人のスタッフに訪問いただき、事前にいただいた30程度の質問に、アネックスの所長と2人で対応させてもらった。
なにかを学ぼうとされている姿勢は私達にとっても刺激がある。

夕方には兵庫県で相談支援をしている仲間から、担当している利用者が都内に転居予定で相談をしたいと連絡あった。
まずは精神科の医療機関を探すところから始めたいとのこと。JSNには理事それぞれの医療ネットワークがあり、それぞれの機関の情報を持たれていたりするので心強いことである。

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金塚たかし

2018年11月11日

北大東島 第一陣

北大東島体験実習の第一陣が本日帰阪予定。

宿泊施設や軽作業の実習の他、島内巡りや釣り、星空を見に行ったり等、5日(月)から今日までの7日間でどんな感想を持って帰って来られるのかとても楽しみである。
主催事務局の方や役場の方々にとても良くして頂いていると、同行しているスタッフからプチ報告があった。
新しい環境には不安感を覚えることもあるが、安心感のあるなかでの環境の変化は脳のリフレッシュにも効果的であると思う。
今回、参加した4人と是非、ゆっくりと話してみたい。

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金塚たかし

2018年11月9日

報酬改定

久しぶりの雨。

冬に向けて本格的な寒さが訪れると思うとゾッとするが、いまだに半袖の人をチラホラ見かける。肌感覚がどうなってるんだろうと思う。人によっては完全な冬装備の人もいるのに。
今年度、報酬改定があり就労定着支援事業が創設され、就労系事業所には厳しい経営が強いられる中、この改定を前向きに捉え運営方針を明確にしなければならない中、経営難から廃業している話しをチラホラ聞く。
秘策はもちろんないが基本をしっかり押さえて、スタッフの力を分散させなければ必要以上に恐れることはないと思う。決して簡単なことではないが・・・

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金塚たかし

2018年11月7日

休肝日

一年365日、毎夜、飲んでいたお酒を最近、休肝日を作るようにしている。お酒を抜いた翌日は目覚めがとてもいい。

お酒を控えるとタバコの本数も減り、お金の減りも少ない。
食事量の制限と食事内容も変えたことで体重も4キロほど減量して、お腹周りも少しスッキリしてきた。
後は運動が出来ればいいのだが。
しかし、昨日は先輩と夜中まで飲み、目覚めのいい朝とは言い難かった。

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金塚たかし

2018年11月6日

私達に出来ることをやるしかない

昨日は大阪府の就労支援の在り方を考える会

議題は3回目となる大阪府福祉部長との意見交換のテーマについて。
・就労アセスメント強化事業について
・報酬改訂と定着支援事業について
福祉サービスと障害者就労の状況が大きく変化する中、変化を求めなければならないことと、ぶれてはいけないことを明確にしておかなければ、舵取りができず予想しない波に飲み込まれる危険性を感じる。
私達に出来ることを地道にやるしかないのだが・・・
まずはJSNスタッフ一人ひとりが目的意識を統一させ進んでいかなければいけない。

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金塚たかし

2018年11月4日

自分をみつめる

ある小説のくだりに「あなたの一番すきなものはなんですか?一つあげてください。それが好きな理由を形容詞で5つ表現してください」「5つの形容詞の後に自分を付けてみて。それが理想とする自分」ってのがあり、自身で好きなものを一つではなくて複数あげて、形容詞を考えてみたら結構おもしろかった。

自分自身を見つめたり、ゆっくり時間をかけて考えることが少なすぎる。意識して見つめたり、ゆっくりする時間を取らなければ毎日の生活に流されてしまう。
学生時代は試験、受験で走り続けて社会人になっても結果を求められて競争、競争。メンタルがやられてしまう人がでるのも無理はない話。
明日からJSNの利用者とスタッフが沖縄の北大東島に一週間実習に行く。
大阪には無い、見たことのない、感じたことのない、触れたことのない環境が北大東島にはいたるところにある。
どのように感じるかは人それぞれだが、自分を見つめたり、考えたりするキッカケになるといいなあ。

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金塚たかし

2018年11月3日

樹木さん語録

先日、朝日新聞に樹木希林さん語録が載っていた。
「あとは、じぶんで考えてよ。」
絆というものを、あまり信用しないの。期待しすぎると、お互い苦しくなっちゃうから。
だいたい他人様から良く思われても、他人様はなんにもしてくれないし(笑)。
迷ったら、自分にとって楽なほうに、道を変えればいいんじゃないかしら。
演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです。
代表作?ないのよ。助演どころか、チョイ役チョイ役って渡り歩く、チョイ演女優なの。
自分は社会でなにができるか、と適性をさぐる謙虚さが、女性を綺麗にしていくと思います。
楽しむのではなくて、面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやってけないもの、この世の中。
老人の跋扈(ばっこ)が、いちばん世の中を悪くすると思います。
病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ。
死に向けて行う作業は、おわびですね。謝るのはお金がかからないから、ケチな私にピッタリなのよ。謝っちゃったら、すっきりするしね。
“言わなくていいこと”は、ないと思う。やっぱり言ったほうがいいのよ。
こちら希林館です。留守電とFAXだけです。なお過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください。出演オファーはFAXでお願いします。
このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない。
えっ、わたしの話で救われる人がいる?それは依存症というものよ。
「楽しむのではなく、面白がる」同感!!

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金塚たかし