JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2021年8月28日

笑顔のパワー

出勤途中に犬を散歩中の年配の外国人女性から突然声をかけられた。

「おはようございます」

「荷物重たくないですか」

「いつも心配しています」

初めは戸惑ったが、「いつも心配しています」あたりで笑顔になった。(初めて会った人だし、そんな大きな荷物を持っていた訳でもないんだけど笑)清々しい笑顔につられたからなのか、普段なら恥ずかしくて絶対できないような親指を立てた外国風の挨拶で「いってらっしゃい」「いってきます」と言い合って別れた。

 

先日、一人で入ったカレー屋さんで接客してくれた年配女性も素敵だった。タイミングよくオーダーを取りに来てくれたり、お願いする前に水のおかわりを入れてくれたり。ゆったりとした口調で話されるのがとても心地よかった。何より穏やかな笑顔がとても魅力的だった。オフに一人でいる時は相当人見知りの私が、これまたつられて笑顔になった。

 

人と話しをする時に笑顔を添えるだけで相手を元気にするし、お互いが穏やかな気持ちになれる。笑顔のパワーはすごい。

 

そろそろ若い女性が笑顔で話しかけてくれるかもしれない。笑顔を返す準備はできている。

2021年8月21日

遠く離れていても

日本各地で起こっている局地的豪雨などの災害のニュースが流れるたびに心が痛む。

少し前までは地方の災害が報道されてもあまり身近に感じる事はなかったが、研修などで北海道から沖縄まで、全国各地を訪れ、そこでかけがえのない仲間ができた。今では遠かった地域が身近に感じるようになり、そこで生活している親しい人たちの顔が思い浮かぶようになった。

◯◯県で大雨と報道されると『◯◯さん大丈夫かなぁ』

◯◯県◯◯市で床上浸水と聞くと『◯◯さんの地域大丈夫やろか』

コロナ禍以降、研修は全くなくなってしまった。もし訪問したとしても、東京と大阪を行ったり来たりしている私にはみんな会いたくないだろう。

仲間と語り合い、酒を酌み交わした日々が愛おしい。体はそこに運べなくともせめて心だけは運ぼう。 遠く離れていてもみんなの無事を祈りながら、安心して会える日を待ちわびている。

2021年8月18日

悩みや不安との付き合い方

『受け流しましょう』

『切り替えましょう』

『今は静観しましょう』

 

悩みや不安を抱いている時によく言われる言葉。言うは易く行なうは難し。

できるんならさっさとやってるわ。

 

人は皆悩みや不安を抱えて生きている。夢や目標に向かって努力していても、いや、しているからこそ、ほんの一歩が踏み出せなくなる時がある。そんな時私は、

●引きこもらず体を動かす。

●一人で抱え込まずに誰かに相談する。

●現実逃避する。

などを実行して気分転換をしている。状況が悪化してしまうと自分を責めたり、人のせいにしたりしてしまうことがあるからだ。もしかすると他にもっと良い方法があるかもしれない。いまだに手探りで試行錯誤中である。こんなふうにして人は苦しみもがきながら、悩みや不安との付き合い方を学んで行くのだろう。

 

昔、どうにもしんどくて仕事に行きたくない時、サボって明石市にある林崎松江海岸でボーッとしていたことが何度かあった。もちろん何も解決せず、仕事が溜まるだけだったのだが、帰りはいつも明日から頑張ろうって思えた。

砂浜に打ち上げられた海藻を拾うおじいちゃんが毎回いて、とてもほっこりさせられた。

久しぶりに林崎松江海岸に行ってみようか。

2021年8月12日

大阪で生まれた男

東京生活が長くなり、知らず知らずのうちに『大阪に行く』『東京に帰る』と、今までとは逆の言葉を使いそうになる自分に驚く。大阪で生まれて50数年。一度も大阪を離れることなく過ごしてきた私にとってこの出来事はショックだ。

そのうち「ぼくさ〜」なんて言い出したら最悪。昔、東京の居酒屋で、東北から上京してバイトしている学生相手に、『方言は文化やから標準語に直したらアカン!』と偉そうに言っていた私がこのザマだ。

早朝散歩のときに鳩相手に大阪辺弁で話しかけてみようかな。

『まいど。どないでっか?しかしこの蒸し暑さ、往生しまんなあ』

『ホッホウー』

イケる。なんてったって鳩は共感してくれるからね。

2021年8月5日

チームスポーツから

野球・バレーボール・バドミントン・テニスなど今まで色んなスポーツをやってきた。

子供の頃からスポーツをするのが好きで、特にチームスポーツ、とりわけバレーボールは高校時代情熱をもって取り組んでいた。

チームスポーツの魅力は、選手が協力し合い、チームで最高の力を発揮させるところにある。

学生時代レガッタ競技に熱中していたスタッフによると、レガッタでは、各選手が同じ動き、同じ力加減でオールを漕がなければならないらしい。

対してバレーボールは、アタッカー・セッター・レシーブ専門のリベロ、それぞれの決まった役割に専念してこそ、チーム力が高まる。

スポーツによって特徴があるが、共通して言えるのは個々の力をチームのために発揮した先に初めて勝利が見えてくる。有能な選手ばかりを集めてチームを作ったとしても、それぞれがワンマンなプレイヤーであれば勝つことは難しい。 そして仕事や生き方そのもの、およそ人と人が関わる場面においては同じことが言えるのではないか。自分の役割、求められていることを理解し、思いやりを持って人と接することで一人ではできないことも達成できると信じている。

オリンピックも終盤戦。開催については嫌なところも目について色々と思うところもあったが、いざ始まってみるとアスリートが懸命に打ち込んでいる姿にはやはり心打たれるものがあり、日本のメダルラッシュにはひと時の間、コロナの事を忘れさせてもらっている。

今日も楽しみな競技が目白押し。

早寝早起きの私には睡眠時間が不足気味の毎日である。