JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2021年9月20日

心の年齢

同世代の中で比べると髪の毛は薄い方ではないが、それでもやはり昔に比べると生え際はやや後退してきたように感じる。

孫正義さんは、『髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである』と言っていたが、私も気持ちは同じ。額は広くなり、体力は昔とは比べ物にならないが、興味のあることはまだまだあるし、やりたいこともある。若い頃と違って背伸びをする必要がなくなったせいか、気持ちは若返ってきていると言うか小学5年生くらいのまま笑。

2021年9月7日

あなたの色は

JSN事業所内で実施したセミナーで出てきた意見をまとめてS所長が報告してくれた。

『十人十色とはよく言うが、長所も十人十色。色んな色が合わさると無限の色合いが生まれる。そしてまた、短所も同じく違う色を合わせれば新たな色になる。だからこそ自分だけの色をしっかりと持ち、自分の色はこんな色だと知っておかないといけない』

うれしいことに、これは一人の利用者の言葉ではなく、参加者それぞれから出てきた言葉のようだ。

私たちはこういった当事者たちの言葉を拾い上げ、育まれた感性を鈍らせることなく、ピカピカに磨き上げていかなければいけない。

「相手から学ぶ」JSNの行動指針である。

セミナー実施日はS所長の誕生日。

素敵なプレゼントをもらったね。

2021年9月3日

笑顔のパワー2

パラアスリートのお母さんがとても良いことを話されていた。

 

カヌーの選手だった娘さんが体育の授業中の事故で車椅子生活になってしまった。

アスリートとしての道を断たれ、落ち込む彼女に『笑顔は副作用のない薬』と言って励ました。

最初その言葉はあまり響いてなかった彼女だが、自分が笑顔で応じると、相手も笑顔になることに気づいた。そうして前を向き、1年後にはパラカヌーを始め、見事パラリンピックの出場を果たした。

 

いつも笑顔でいようと言うのは簡単だが、彼女のようにケガや病気で日常ががらりと変わってしまい、夢をあきらめざるを得なかった人の苦しみは壮絶なものだろう。その笑顔の裏に何千何万もの泣き顔を隠し、歯を食いしばっているに違いない。

ケガや病気だけではなく、私たちの周りはさまざまな悲しみであふれている。失恋や失業、大切な人を亡くすなど、ほぼすべての人が何かしら経験することだ。

 

その悲しみに打ち勝つのはやはり笑顔なのだろう。

笑顔の素敵な人ほど強い人なのかもしれない。