2009年5月1日

強くなって就職

 夕方、事務所にいると「実習終了しました」の電話が頻繁になる。
その日の実習の様子を聞き、特に問題がなければ「お疲れ様でした」と電話を終えるが、いつもと様子が違えば担当スタッフに電話を替わり相談に入る。声のトーンで利用者の様子がだいたい見当がつく。
 定期的に実習終了後に事業所に帰って来ていただき、振り返りをする事になるが、事務所に入ってきた時の表情で調子がいいかどうかの判断は「声」だけの時よりしっかり理解できる。ポイントは調子の悪い時をどう乗り越えていくかである。
無難に、無難に実習を過ごすのはあまり意味がないと考えている。いろいろな課題に直面しそれをどう回避するか?どう乗り越えていくかを利用者、スタッフの両者(医療機関も含め)が共通認識して課題に向かっていくかがとっても大事な事である。そこを1つ1つ乗り越えていく事によりどんどん強くなっていく。
 トライアル雇用に入っても「揺れ」はあるが、体験実習の時に比べれば揺れ幅が少なと思われる。それだけ耐性が出来た証拠である。
そんないろいろな課題を乗り越え強くなった利用者が一人、本日付けで就職をした。
 4月に2人、5月に1人就職。こんな社会状況であるが雇用いただける企業もまだまだある。あきらめず頑張るしかない!!