JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2007年6月21日

JSNは地域の社会資源

 一昨日、以前の職場の後輩I君が和歌山からスタッフを連れてJSNを見学に来た。
 和歌山の山間部(I君曰く、コンビニもない田舎らしい。私も一度、子供をを連れて遊びに行ったことがあるが、子供曰く、「ビルないなあ、村やなあ」と一言)で障害のある人たちへの生活や働く事への支援をしているが、地域の障害のある多くの人たちに、まだまだ法人の存在を知られていないのか・・・利用者数が・・・その人たちに法人の事を知ってもらって、利用してもらうにはどうしたらいいかと悩んでいた・・・
▽平成16年に大阪精神科診療所協会 精神保健デイケア委員会により就労に関するアンケートが実施された(994枚回収)。そのアンケートの結果から就労しているのは全体で14%、福祉につながっているには7%。統合失調症者に限ってみれば、就労しているのは13%、福祉につながっているのも13%の現状。その他の多くの人達は就労にも福祉にもつながっておらず、在宅でどのように生活しているのか???
働きたい気持ちを持っていながら在宅生活している人たち・・・この人たちの事を、和歌山の紀南障害者就業・生活支援センターの北山所長曰く「地域には多くの眠れる獅子がいる」と。「適切な支援があれば働ける」と。
 眠れる獅子たちにまず、JSNを知っていただき、利用したいただくために情報発信をしていかねばならない!
そして、適切な支援力をつけていかなければならない。
▽和歌山の法人共々、地域のみんなが利用できる社会資源の一つでありたい・・・