JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2012年3月23日

4月は新しいスタートですが・・・

  三寒四温 まさに寒い日、暖かい日を交互に迎えながら春を待つこの頃ですが。
 この時期、花粉症の人にとってはたまらなくしんどい毎日ですね。
上の息子も目を赤くして鼻ばっかりかんでます。
 仕事に関して言えばこの時期は人事異動の内示があります。
JSNの内示は1月の頭の全体会議で発表します。
しっかりと時間をかけて引き継ぎを行ってもらいたいので、少々早めですが1月に行っています。
 しかし、世間一般はまさにこの3月ですよね。
ハローワークをはじめ関係機関の方々から「異動になります」「退職します」など連絡をいただきます。
せっかく仲良くなれたのに、また、一から関係を作るのは大変ですが仕方がないです。
 関係機関の異動もさることながら、JSNの就職者が働いている企業のキーパーソンの異動内示はJCにとって4月からの仕事内容に大きく影響を与えます。
茨木事業所のJCはこの春は大忙しの予感。5~6企業でキーパーソンの異動予定。
 退職の理由としてはいろいろありますが、この人事異動も原因の1つになります。
しかしながら、必ずしもピンチばかりではなく、視点を変えればチャンスにもなります。
 ピンチはチャンス!!と捉えてしっかりと支援をしなければなりません。

2012年3月19日

緊張と緩和

 17日の土曜日 エルおおさかにて大阪障害者雇用支援ネットワーク・大阪精神科診療所協会主催で「当事者の体験発表から学ぶ」と題して、JSNでトレーニングをして就職した3名に登壇いただき、金塚のコーデイネイトで約2時間3名に語っていただいた。
 登壇のお一人は語り部の中心メンバー、お一人は語りが2回目、お一人は今回が初めてという3人のお話は、それぞれのキャラが特徴的で緊張感の中にも笑いがあり、アッという間に2時間が過ぎた。
 事務局長曰く 「落語を聞いているようやった。緊張と緩和。楽しかったし、とてもよかった」と表現。
 登壇していたお二人の主治医もフロアーで話を聞かれており、お二人の診察場面では見れない一面を垣間見てさぞびっくりされた事ではないだろうか。
 17日に参加した人には配布させて頂いたのだが、「語り部の会 講演集Ⅰ」が出来上がったので、希望される方はJSNまで連絡下さい。部数が少ないので先着順です。

2012年3月15日

人生は玉ねぎ

 先日、JSNのOBと話していた時の事。
「僕は小学生の頃から 人生とは?と考え続けていた。中学、高校、大学と考えて続けていた」と彼
 

 それで人生とはなんやったん?と私
彼は「人生とは玉ねぎやと思います。皮を剥いても剥いても・・・」との事。
まさにと思いました!!

 人生とは一瞬、一瞬。毎日、毎日の積み重ね。
特別な何かが人生ではなく、淡々とした毎日。悲しこと、嬉しいこと、つらいこと、笑えること、悩むこと・・・・その一瞬をどのように考え、行動するかが人生なんだと。

常に前向きとは言わないまでも、何事も楽しめる自分でありたいと思う、彼との話であった。
 
 
 

2012年3月3日

試行錯誤

 ~当事者の体験談から学ぶ~ 
   発達障害者の就労支援
 茨木事業所より就労したAさんとスタッフが本日、弁天町市民学習センターにて発表を行う。
 今年の1月で就職者が100名を超え、語り部での内容を多くの方に知っていただこうと、語り部「講演録Ⅰ」を作成中である。この講演録Ⅰは下記のセミナーで配布する予定である。
3月17日(土) 2時~4時 「当事者の体験から学ぶ」 
共催:大阪障害者雇用支援ネットワークと大阪精神科診療所協会
エルおおさか南館102
JSNの就職者が3人登壇し、就職するまで。就職してからについて話をされます。
 先日、医療機関で初めて語っていただいた男性の話の中に、「試行錯誤」と言う言葉が何度となく出てきた。
 
 ある精神科の先生が書かれた文章に中に以下のようなものがあった。
 「まだ、病気が治っていないけども、できる範囲でトライアルしてみることが、病気があっても元気で生きる第1歩になる。自分ではできる範囲だと思ってトライアルしてみたけれど、やはり失敗してしまった。実はそれで良いのです。、まずはトライアルしてみた、ということが重要であり、頑張った自分をほめてあげる事が大切だと。
 出来る範囲というものは、誰にも初めから確実にはわからないということです。ですから確実にわかってからやってみますという人は、一生やってみることはできないことになります。結局はある時点で目標を決めてトライアルしてみるしかないのです。
 トライ&エラーは日本語で試行錯誤と訳します。試行錯誤の意味は、新しい物事をする際、試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立ててゆく事。この試みと失敗を繰り返しながらというところが非常に大切だと言うこと。
 試行錯誤するための、一歩踏み出す勇気がとても大事。今日発表するAさんも一歩踏み出した人である!!