試行錯誤
~当事者の体験談から学ぶ~
発達障害者の就労支援
茨木事業所より就労したAさんとスタッフが本日、弁天町市民学習センターにて発表を行う。
今年の1月で就職者が100名を超え、語り部での内容を多くの方に知っていただこうと、語り部「講演録Ⅰ」を作成中である。この講演録Ⅰは下記のセミナーで配布する予定である。
3月17日(土) 2時~4時 「当事者の体験から学ぶ」
共催:大阪障害者雇用支援ネットワークと大阪精神科診療所協会
エルおおさか南館102
JSNの就職者が3人登壇し、就職するまで。就職してからについて話をされます。
先日、医療機関で初めて語っていただいた男性の話の中に、「試行錯誤」と言う言葉が何度となく出てきた。
ある精神科の先生が書かれた文章に中に以下のようなものがあった。
「まだ、病気が治っていないけども、できる範囲でトライアルしてみることが、病気があっても元気で生きる第1歩になる。自分ではできる範囲だと思ってトライアルしてみたけれど、やはり失敗してしまった。実はそれで良いのです。、まずはトライアルしてみた、ということが重要であり、頑張った自分をほめてあげる事が大切だと。
出来る範囲というものは、誰にも初めから確実にはわからないということです。ですから確実にわかってからやってみますという人は、一生やってみることはできないことになります。結局はある時点で目標を決めてトライアルしてみるしかないのです。
トライ&エラーは日本語で試行錯誤と訳します。試行錯誤の意味は、新しい物事をする際、試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立ててゆく事。この試みと失敗を繰り返しながらというところが非常に大切だと言うこと。
試行錯誤するための、一歩踏み出す勇気がとても大事。今日発表するAさんも一歩踏み出した人である!!