2018年4月27日

就労継続B型事業所

  ツツジの花が満開だけど、開花宣言もなけりゃ花見で盛り上がることもない。やっぱ桜は特別なんやと改めて思う。

  昨日は京都にある就労継続B型事業所へ伺った。就労継続B型は今回の報酬改定で支払い工賃の額によって、報酬単価に大きな差がついており、経営に相当影響がでているらしい。昨日おじゃましたB型事業所もそのひとつであり、全国的にも大きな課題になっているとのこと。

  B型事業所の評価基準が支払い工賃額だけであるのもおかしな話だと思うが・・・
  京都らしい雰囲気の町屋を改装した事業所で、七宝焼きやつまみ細工などを製作して、事業所や観光地で販売しておられる。ここの特徴は利用者が女性限定であるということ。その人達が作られるアクセサリーなどは一品、一品を丁寧に手作りされていて、味わい深いものとなっている。
  全国のB型事業所が今後、地域においてどのような色を出し、存在価値を生み出していくかはスタッフ同士がしっかりと話し合い実践していくしかないのだが、工賃額を上げなければ経営が成り立たない現実を、まずクリアーにする為にスタッフにどのような視点が必要になるのだろうかと考えさせられた。
 働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし