JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2011年8月31日

企業の障害者理解不足?

大阪府が実施した「就労移行支援事業所実態調査」より
▲就労支援の課題認識
  企業の理解不足(企業開拓)(45%)
 定着支援(19%)
 マンパワーの不足(17%)
▲行政に求める支援策
 助成金・経済的支援(29%)
 企業開拓(21%)
 人員確保(17%)
 意見として「知的障害、精神障害の人達が働く事」に対する企業の理解不足の為、雇用先の開拓が進まない。また、職場体験実習の受け入れ先も少なく固定化している。
 上記は主な数字と意見である。
 JSN全体で今日、現在で就職者は80名を超え、年度末には100名を超えると思われれる。又、定着率は80%を超えている。
 職場体験実習先は100社を超えている(大阪障害者雇用支援ネットワーク、就ポツ、HWの絶大なる協力があっての事)
「精神障害者の雇用促進のための就労状況等に関する調査研究(962件)」によれば、就職1年後の定着率は41,5%である。
 就職して揺れている人の支援から帰ってきたJCが「話せば企業の人もわかってくれますわ」って一言。
 企業は障害を理解してくれないと嘆く前に、理解してもらえるような行動が福祉側に足りないのではないか?
 企業もいろいろ。人もいろいろである。
 
 ネットワークを利用し、熱意を持って活動すれば道は開けるはず!! 

2011年8月30日

後一歩の壁

 この試合に勝てば、近畿大会出場が決まる試合で負けて悔しいがる高2の息子。
この夏、いろんな高校スポーツが各地で開催され、後一歩の壁を越えられず涙を流した学生はたくさんいるばず。
後一歩の壁を越えるにはどうすればいいのか?
ただただ練習あるのみなのか?
就労支援の現場においても就労が進まない壁に悩んでいる事業所がたくさんあると聞く。
就労移行支援事業所では大きく分けて3つの課題に分けられる。①入口(利用者にきていただくには) ②トレーニングプログラム。 ③出口(就職、継続)
①就職先はあるのに、就職してしますと利用者が減り、収入減の為に上司からストップがかかる。なんて話を何度か聞いた事がある。以前からちょくちょく聞いていたが・・・。
②自主製品の製造がスタッフの主な仕事になっている・・・
 多機能事業所で働く雰囲気が作れない・・・
③就職先が見つからない・・・
 職場開拓の方法がわからな・・・
なんて課題があるような・・・
5年目に入り、80名以上の人達が就職をされた。
今年のテーマはブラッシュアップ【支援の精度を上げる】。
まだまだ、未完成なJSNではあるが、私達の支援方法がお役に立つなら基本、なんでもお伝えします。
是非、見学にいらしてください!!

2011年8月30日

サビ管は何する人?

サービス管理責任者 指導者養成研修スタッフ(就労部門)を担当する事になり、先日、厚労省で研修内容の会議があった。
サビ管はなにする人ぞ?
個別支援計画を作る事に必死になっている話しをよく聞く。就労へ向けてのP→D→C→Aサイクルのどれもが重要なポイントであるのに、減算の対象になっている為に計画が必要とばかりに、計画、計画と言いているのは話しにならないが・・・
サビ管は個別支援計画を作成するだけの人ではなく、全体を俯瞰しながら各々のケアマネジメントである。
介護保険のようなサービスをあてはめて行くようなケアマネジメントではなく、就職と言う夢に向かい、自分自身の実力や、長所や短所を自己理解できる環境提供と、そこでの振り返り。そしてそれを次の計画に落とし込んでいく事の繰り返しをマネジメントするのがサビ管の仕事である。
10月に3日間、さいたま県で研修会が実施されるが、どのような研修会になるのか楽しみである!!
その前に資料を急ぎ作らなければ・・・

2011年8月18日

少々夏バテ

8月の始めに夏休みをもらってリフレッシュしたつもりが・・・自然が豊かで涼しい北軽井沢の空気で気分転換をしたが、身体はと言うと、中学一年の息子とラフティング、テニス、ゴルフ等々アクティブに活動して楽しんだのだが・・・毎日、炎天下での野球部の練習をしている子供の体力についていけるはずまなく、アクティブに動きすぎたのか最近はちょっと夏バテです。
私達が旅行中、大会を控えクラブを休めない高校二年の息子は『バラダイス』やと言って一人生活を満喫し、まさにリフレッシュした様子。
暑い、暑いといいながらも目の前にあることを一つひとつ、やっつけ仕事にならないように、楽しみながら丁寧にこなしていかなければならない。
その為には体調管理をしながら、私達の仕事の基本は?何が目標?を振り返り、ルーティンにならないように、目の前にある仕事の意味と自分なりの楽しみを確認する必要がある。
今日、私の仕事楽しみは多くの人との出会い。
人見知りの私には新しい出会いは得意な事ではないのだが、経験豊かな人達の話は刺激を受ける。
さぁどんな出会いがあるのやら。。。