精神的不調
新任教員が正規採用されて1年以内に辞めるケースが増えているらしい。
教員の現場については報道等ぐらいしか知らないが、長時間労働や休日のクラブ活動などで疲弊している教員が多くいると聞く。
そんな中、東京都では2022年度に採用した新任教員2429人(公立の小中高校、特別支援学校)のうち108人が年度内に退職したよう。全体の退職の4.4%とにあたり過去10年で最高だったようである。また、全体の約4割が精神的不調を退職理由に挙げていると言う。
文科省の全国調査で1年以内に退職する教員の数は増加傾向で、21年度は計539人。うち精神疾患で退職は197人で最多らしい。
スクールカウンセラーしている知り合いから学校現場の話しを聞く事がある。子供の相談もさる事ながら、先生の相談も多いよう。新人職員の悩みを聞いてあげる余裕のある先輩先生が少ないのかも。
仕事について悩みが無いより、悩みがある先生の方が深みのある先生になると思うが、辞めてしまっては元も子もない。
訂正
10月14日のブログでストレスチェックについて記載しましたが、間違いがありましたので訂正します。ストレスチェックの実施義務があるのは、1つの事業所(住所が同じ)に50人以上の従業員がいる場合で、JSNの場合は該当しませんが、職員のメンタルヘルスケアのために実施している状況です。