「あれ」と「これ」
近いものを「これ」。遠くに置かれたもの「あれ」と区別して呼んでいるかを日本語を含む29言語を母語にする約900人に協力してもらい調べたそうだ。自分から50センチ程度の「手の届く範囲」を「これ」と表現する傾向が明らかなようだとの新聞記事を読んだ。
阪神岡田監督の「あれ」は簡単に手の届かないところにあるものという意味があったのではないか。長きにわたり「あれ」に届かなかったのだから。手の届くところまで持って来るにはどうするかを考えての岡田采配が、遠くの遠くにあった「あれ」の「あれ」を掴んだ!今年は楽しい1年になったし、来年以降の「これ」に向かっての戦いが楽しみである。