2024年3月18日
真剣に支援するが深刻にはならない
全国精神保健職親会主催「精神・発達障害者の雇用マネージメントを学ぶ京都の企業と支援者の研修会」〜ちょっと丁寧なマネージメントにより戦力につながる、職場が変わる〜に先日、参加した。
その時に登壇していた支援者からタイトルの一言があり、耳に残った。長く対人援助をしていると障害当事者等からたくさんの学びがある。登壇者もベテランの域に入っている人であるが、客観的に自分の支援のあり方を見つめたり、先輩などのアドバイスからたくさんの気付きがあった中の一つだと思う。
自身の支援の振り返り。反省ではなく振り返り。何を根拠に支援したのか?他の方法はなかったのか?支援が上手くいった要因はどこにあったのか?など冷静に振り返る事が必要。そして自分の気持ちにも寄り添う必要があると思う。
いつもは利用者の気持ちに寄り添う事を大事にして就労支援をしている支援者であるが、定期的に自身の気持ちに寄り添い、精神的安定を図る事が対人援助職においては必要だと思う。
「真剣に支援するが深刻にならない」と発言した登壇者とは、昔、よく飲みに行った仲間の一人である。何があってあの発言になったか今度、飲みに行った時に聞いてみよう!