2009年4月16日
市役所実習開始予定
一昨日に北河内西圏域の就労作業部会に参加した。
この作業部会は守口市、門真市の自立支援協議会の就労部会に提案する意見の集約をする会議である。
北河内西圏域(門真市、守口市)には障害者関係の機関が約60か所あるらしい。その内今回は22か所の機関の人たちが集まり、北河内西障害者就業・生活支援センターが中心となり部会を進めている。
その部会で昨年、皆さんの意見として市役所における実習の要望をしたところ、今年度、守口市において実習を進めることになった。守口市の第2期障害福祉計画素案(21年~23年)の中に、障害のある人の職場実習の受け入れについてで、庁舎内での実習の受け入れが盛り込まれている。
今回の会議の中心は庁舎実習実施について機関からの意見の吸い上げを行った。実習には利用者のスキルアップと市職員への障害者理解がある。
その先の目指すものとして知的障害、精神障害の方の市役所での採用だと思っている。
障害者理解の啓発として、地域社会(企業)の中で障害者と一緒に働く事が最も効率のよい啓発だと思う。その意味においても市役所での受け入れは、体験実習だけで終わらず雇用を目指した取り組みにしたいと個人的には考えている。
※私の知りうる限りでは、大阪府、大阪市、大東市、枚方市などが知的障害者、精神障害者等の実習の受け入れを行っている。または行っていた?(他の市でも実施しているところはあるかもしれませんが、勉強不足ですいません)。