JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2015年7月18日

医療が取り組む就労支援②

台風から逃げるように北海道へ移動し、台風が通過した後、大阪に戻ってきた。
今回のインタビューは札幌にあるクリニック。
このクリニックには今までに何度か訪問し、見学もさせてもらい、そこで勤めるPSWのお二人とは交流があり概要は理解しているが、今回はDrから直接話しを聞いて、改めてこのクリニックの取り組みの凄さを感じた。
このクリニックの特徴は、①まずデイケアにおける多彩なプログラムがある。外部講師も数多く興味をそそられる。②デイケア利用者の半分以上が他のクリニック等からの患者さん。③統合失調症、気分障害、発達障害、触法関係、依存症等の多くの疾患の人達がデイケアを利用。
後、院長が関西出身で無茶苦茶面白い。
クリニック運営にはいろいろ工夫がされているが、何よりDrの思いがしっかりスタッフに伝わっている。まずは患者さん!患者さんの幸せを考えて地域の人達と連携して実践している支援はとてもダイナミックであろうと思われる。
私の周りには地域と共に生きていく医療機関が数多くあり、それはなにより地域で生きていく彼らを意識し、治療は診察室の中だけではなく環境要因が大きく作用すると認識しているからである。
こんな医療機関がもっと増えるといいが、それにはDrの意識だけの問題ではなく、制度を変える必要がある。
来週は東京でリワークプログラムを展開しているクリニックにインタビューである。
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大阪精神障害者就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし

2015年7月11日

医療機関が取り組む就労支援

昨日から福岡の飯塚市を約一年ぶりに訪問。
昨年、出前講座で一週間滞在した懐かしい場所。今回は医療機関が取り組む就労支援について、飯塚市にある診療所での取り組みのインタビューをさせてもらった。
仕事を終えて、博多でラーメンを食べて大阪へ向かう新幹線の中である。
インタビューのなかでドクターが『ひきこもっていた人が、就労のキーワードでデイケアに出てこれるようになったのは想定外であった』との話しが印象的であった。
医療機関が取り組む就労支援のインタビューは福岡を含め全国10ヶ所に訪問予定である。
6月に大阪の診療所の聞き取りから始まり、7月、8月で福岡、北海道、東京、千葉、山梨へ。
10ヶ所のうち3ヶ所はリワーク支援。
実績のあるリワーク支援をされている医療機関から直接話しが聞けるのは、リワークを始めた私達にとって多いに参考になると思うし、どんな話しが聞けるか楽しみである。
来週末は北海道。
飛行機かぁ
考えると気が滅入る。。。
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大阪精神障害者就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし
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2015年7月10日

大阪ルール

ここ数年、研修会に招かれた時の講演や、JSNスタッフに向けての研修時のキーワードとして、私達は何故、就労支援するのか?社会福祉と福祉事業、ローカルルール等についてよく話しをしている。
今、福祉は過渡期にあると感じている。今までの就労支援とはまったく潮の目が変わりつつある。
大阪においても就労に関する課題は、府の就労部会の中でも明らかにされており、課題解決する為の提案が各委員から出されている。先日の部会で私はローカルルール(大阪ルール)を作る必要があると発言させてもらった。
各県、各地域における課題は明らかに違いがあり、その課題を解決するには各県、各地域で解決する仕組みを考えるしかない(具体的な案はまたの機会に)。
社会福祉としての就労支援を実施する時には、法人だけの事を意識するのではなく、地域を意識した取り組みと活動が必要である。
みんなで大阪ルールについて考えればいい案が出そうな気がするんだが。
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大阪精神障害就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし

2015年7月8日

ウイングをひろげて

本格的な梅雨の時期になり、ジメジメとした毎日が続き、気持ちもスカッと晴れやかにならないですが、JSNでトレーニングしている人達は就職を目指し、企業実習等で汗を流して頑張っておられます。
JSNは今年度、新しく『地域・企業連携事業部』を立ち上げ、さらなる定着支援へ力を注いでいるところでありますが、7月から本格的にリワーク事業を開始をする事になりました(詳細はホームページのニュースに載っていますのでご覧ください)。
もう一点は夏休みを利用した大学生向けの、学生支援プログラム事業を開始します。
現在、複数の大学と調整を行い実施に向けて準備をしているところであります。
昨年度からA型事業、そして今年度。
少しづつではありますが、今後もウイングを広げ活動していければと考えています。
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大阪精神障害就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし