心の年齢
同世代の中で比べると髪の毛は薄い方ではないが、それでもやはり昔に比べると生え際はやや後退してきたように感じる。
孫正義さんは、『髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである』と言っていたが、私も気持ちは同じ。額は広くなり、体力は昔とは比べ物にならないが、興味のあることはまだまだあるし、やりたいこともある。若い頃と違って背伸びをする必要がなくなったせいか、気持ちは若返ってきていると言うか小学5年生くらいのまま笑。
同世代の中で比べると髪の毛は薄い方ではないが、それでもやはり昔に比べると生え際はやや後退してきたように感じる。
孫正義さんは、『髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである』と言っていたが、私も気持ちは同じ。額は広くなり、体力は昔とは比べ物にならないが、興味のあることはまだまだあるし、やりたいこともある。若い頃と違って背伸びをする必要がなくなったせいか、気持ちは若返ってきていると言うか小学5年生くらいのまま笑。
JSN事業所内で実施したセミナーで出てきた意見をまとめてS所長が報告してくれた。
『十人十色とはよく言うが、長所も十人十色。色んな色が合わさると無限の色合いが生まれる。そしてまた、短所も同じく違う色を合わせれば新たな色になる。だからこそ自分だけの色をしっかりと持ち、自分の色はこんな色だと知っておかないといけない』
うれしいことに、これは一人の利用者の言葉ではなく、参加者それぞれから出てきた言葉のようだ。
私たちはこういった当事者たちの言葉を拾い上げ、育まれた感性を鈍らせることなく、ピカピカに磨き上げていかなければいけない。
「相手から学ぶ」JSNの行動指針である。
セミナー実施日はS所長の誕生日。
素敵なプレゼントをもらったね。
パラアスリートのお母さんがとても良いことを話されていた。
カヌーの選手だった娘さんが体育の授業中の事故で車椅子生活になってしまった。
アスリートとしての道を断たれ、落ち込む彼女に『笑顔は副作用のない薬』と言って励ました。
最初その言葉はあまり響いてなかった彼女だが、自分が笑顔で応じると、相手も笑顔になることに気づいた。そうして前を向き、1年後にはパラカヌーを始め、見事パラリンピックの出場を果たした。
いつも笑顔でいようと言うのは簡単だが、彼女のようにケガや病気で日常ががらりと変わってしまい、夢をあきらめざるを得なかった人の苦しみは壮絶なものだろう。その笑顔の裏に何千何万もの泣き顔を隠し、歯を食いしばっているに違いない。
ケガや病気だけではなく、私たちの周りはさまざまな悲しみであふれている。失恋や失業、大切な人を亡くすなど、ほぼすべての人が何かしら経験することだ。
その悲しみに打ち勝つのはやはり笑顔なのだろう。
笑顔の素敵な人ほど強い人なのかもしれない。
出勤途中に犬を散歩中の年配の外国人女性から突然声をかけられた。
「おはようございます」
「荷物重たくないですか」
「いつも心配しています」
初めは戸惑ったが、「いつも心配しています」あたりで笑顔になった。(初めて会った人だし、そんな大きな荷物を持っていた訳でもないんだけど笑)清々しい笑顔につられたからなのか、普段なら恥ずかしくて絶対できないような親指を立てた外国風の挨拶で「いってらっしゃい」「いってきます」と言い合って別れた。
先日、一人で入ったカレー屋さんで接客してくれた年配女性も素敵だった。タイミングよくオーダーを取りに来てくれたり、お願いする前に水のおかわりを入れてくれたり。ゆったりとした口調で話されるのがとても心地よかった。何より穏やかな笑顔がとても魅力的だった。オフに一人でいる時は相当人見知りの私が、これまたつられて笑顔になった。
人と話しをする時に笑顔を添えるだけで相手を元気にするし、お互いが穏やかな気持ちになれる。笑顔のパワーはすごい。
そろそろ若い女性が笑顔で話しかけてくれるかもしれない。笑顔を返す準備はできている。
日本各地で起こっている局地的豪雨などの災害のニュースが流れるたびに心が痛む。
少し前までは地方の災害が報道されてもあまり身近に感じる事はなかったが、研修などで北海道から沖縄まで、全国各地を訪れ、そこでかけがえのない仲間ができた。今では遠かった地域が身近に感じるようになり、そこで生活している親しい人たちの顔が思い浮かぶようになった。
◯◯県で大雨と報道されると『◯◯さん大丈夫かなぁ』
◯◯県◯◯市で床上浸水と聞くと『◯◯さんの地域大丈夫やろか』
コロナ禍以降、研修は全くなくなってしまった。もし訪問したとしても、東京と大阪を行ったり来たりしている私にはみんな会いたくないだろう。
仲間と語り合い、酒を酌み交わした日々が愛おしい。体はそこに運べなくともせめて心だけは運ぼう。 遠く離れていてもみんなの無事を祈りながら、安心して会える日を待ちわびている。
『受け流しましょう』
『切り替えましょう』
『今は静観しましょう』
悩みや不安を抱いている時によく言われる言葉。言うは易く行なうは難し。
できるんならさっさとやってるわ。
人は皆悩みや不安を抱えて生きている。夢や目標に向かって努力していても、いや、しているからこそ、ほんの一歩が踏み出せなくなる時がある。そんな時私は、
●引きこもらず体を動かす。
●一人で抱え込まずに誰かに相談する。
●現実逃避する。
などを実行して気分転換をしている。状況が悪化してしまうと自分を責めたり、人のせいにしたりしてしまうことがあるからだ。もしかすると他にもっと良い方法があるかもしれない。いまだに手探りで試行錯誤中である。こんなふうにして人は苦しみもがきながら、悩みや不安との付き合い方を学んで行くのだろう。
昔、どうにもしんどくて仕事に行きたくない時、サボって明石市にある林崎松江海岸でボーッとしていたことが何度かあった。もちろん何も解決せず、仕事が溜まるだけだったのだが、帰りはいつも明日から頑張ろうって思えた。
砂浜に打ち上げられた海藻を拾うおじいちゃんが毎回いて、とてもほっこりさせられた。
久しぶりに林崎松江海岸に行ってみようか。
東京生活が長くなり、知らず知らずのうちに『大阪に行く』『東京に帰る』と、今までとは逆の言葉を使いそうになる自分に驚く。大阪で生まれて50数年。一度も大阪を離れることなく過ごしてきた私にとってこの出来事はショックだ。
そのうち「ぼくさ〜」なんて言い出したら最悪。昔、東京の居酒屋で、東北から上京してバイトしている学生相手に、『方言は文化やから標準語に直したらアカン!』と偉そうに言っていた私がこのザマだ。
早朝散歩のときに鳩相手に大阪辺弁で話しかけてみようかな。
『まいど。どないでっか?しかしこの蒸し暑さ、往生しまんなあ』
『ホッホウー』
イケる。なんてったって鳩は共感してくれるからね。
野球・バレーボール・バドミントン・テニスなど今まで色んなスポーツをやってきた。
子供の頃からスポーツをするのが好きで、特にチームスポーツ、とりわけバレーボールは高校時代情熱をもって取り組んでいた。
チームスポーツの魅力は、選手が協力し合い、チームで最高の力を発揮させるところにある。
学生時代レガッタ競技に熱中していたスタッフによると、レガッタでは、各選手が同じ動き、同じ力加減でオールを漕がなければならないらしい。
対してバレーボールは、アタッカー・セッター・レシーブ専門のリベロ、それぞれの決まった役割に専念してこそ、チーム力が高まる。
スポーツによって特徴があるが、共通して言えるのは個々の力をチームのために発揮した先に初めて勝利が見えてくる。有能な選手ばかりを集めてチームを作ったとしても、それぞれがワンマンなプレイヤーであれば勝つことは難しい。 そして仕事や生き方そのもの、およそ人と人が関わる場面においては同じことが言えるのではないか。自分の役割、求められていることを理解し、思いやりを持って人と接することで一人ではできないことも達成できると信じている。
オリンピックも終盤戦。開催については嫌なところも目について色々と思うところもあったが、いざ始まってみるとアスリートが懸命に打ち込んでいる姿にはやはり心打たれるものがあり、日本のメダルラッシュにはひと時の間、コロナの事を忘れさせてもらっている。
今日も楽しみな競技が目白押し。
早寝早起きの私には睡眠時間が不足気味の毎日である。
立て続けに「死」をテーマにした映画や本に触れた。どれも死を迎える前にポジティブに自分の生を全うする内容であった。
自分も残りの人生を考える年齢になってきた今日この頃、さて自分なら最後の時をどんな風に過ごすのだろう。
あれもしたいこれもしたいとはあまり思わない。やっておきたいことはあるような、でもまあ、もうやらなくてもいいか。
思いつくのは仕事の事が多くてがっかり・・・
ただ、『もう一度会いたい人』はいる。
思いめぐらせてみると二人思い浮かぶ顔があり、そのうちの一人は初めてできた彼女である。
中学2年の時、幸運なことに学校一かわいい(と私は思っている)女の子と両想いになれた。
体育祭の翌日、今はもう閉園してしまったPLランド?に生まれて初めてのデートに行った。
学校で見る彼女はかわいいが、私服の彼女はさらにかわいかった。かわいくてかわいくてかわい過ぎて、もう彼女の顔が見れなかった。
お昼ごはんを食べながら、緊張のあまり会話の糸口もつかめず、完全に少年のキャパはオーバーしてしまった。挙句、
『しんどい、帰りたい』と思ったほどである。
なんともなさけなくほろ苦い初デートを乗り越え、卒業まで付き合っていたが、別々の高校に行った後、自然消滅してしまった。
彼女は今どうしているだろう。本当にかわいい人だった。相変わらずきれいなままどこかで幸せに暮らしていると信じている。
と言って50歳後半・・・
もう一人の人は、、、これは今度お酒の入った時に話そう。
通風発作が出た。
痛い。むっちゃ痛い。骨折よりも痛いと表現されることもあるが、全くその通り。本当に歩けないくらい痛い。
数メートル先のトイレに行くのに額に汗がにじむ。。。
あーあ、せっかくの休日、楽しみにしていた予定を全てキャンセルして家で大人しく過ごすことになってしまった。『神さま、私はお酒を飲み過ぎました。これからは適量しか飲みません。休肝日も設けます』と固く固く誓った。
でもこれで3回目なんだよな。