JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2009年4月2日

順調な滑り出し

 引越しが終わり新事業所にて事業開始をしているが、事務所の中には開封できずにあるダンボールの山が・・・
 今日は気合を入れて一気に片付けをやってしまおう!このままダラダラとほったらかしにしておくと1年間ぐらいそのままになってそうで。。。。
 平成21年度は幸先のいいすべりだし。4月1日付けで門真事業所より就職者が1人!トライアル雇用開始が1人!後、トライアル雇用にすでに入っているの人が門真事業所は3人、4月中に入る予定者が1人。
茨木事業所ではトライアルに入っている人が1人、4月からの予定者が2人である。
現在のこの状況で楽観しているわけではないが、日々のみんなのがんばりを目の当たりにしているスタッフとしては、結果として「就職」という形で迎える事をほんとに願う日々である。私たちの力ではいかんともしがたいこの社会情勢において・・・
新聞紙上には毎日のように「過去最悪の景況感」「解雇」の文字が躍る中・・・東京デイズニー入園者過去最高の記事。前年度より7.1%増だったらしい。いろりろな理由はあるのだろうけど、みんな「夢の国」に逃げ込みたいのか???

2009年4月1日

JSN門真 事業所移転

19年6月より門真市御堂町11-5においてJSN門真を開設し就労支援を展開してきたが、今後、支援を充実させるためにスタッフ数を増やすことを考えると、現在の事務所では手狭なために、4月1日より新事業所へ移転することになった。
新事業所住所:門真市末広町40番3号 アリーナ古川橋5F
電話、FAX番号に変更なし
最寄り駅は現在と同じ京阪古川橋。
古川橋駅南側のダイエー裏側、徒歩3分
募集
JSN門真にて非常勤職員を1名募集しています。
熱意のある方、一度ご連絡ください!!

2009年3月31日

JSN2年目終了

19年の6月より開始したJSNが、約2年を終えようとしている。
あっという間の2年間。20年4月にはJSN茨木を立ち上げ、門真と茨木の2ヶ所で就労支援を進めてきた成果として、多くの方が企業への就職を決めた。
 就職者の会も結成され、継続就労への取り組みも少しずつ充実してきている。ちなみに会の名称は「ハノレノ」。意味は~急がず、休まず~です。
 ハノレノ会で飲み会をした時の一コマ「今の趣味は?」「マンションのチラシを見ること」。将来にマンションの購入を考えているらしい。
 別の一コマ「会社での人間関係はどう?」「気の合わない人もいるけど、それはどこに行ってもいることやし・・・」強くなったなあと思う・・・
就職を決めタ人と話をしていると、みんな一つ殻を破ったというか強くなったなあと感じることしばしば・・・
 そんな就職者の一人が3月13日~14日で東京の幕張において「働く当事者のメッセージ」で発表をされた。当日は企業の社長、堀川(JSNのスタッフ)、ご本人の3者で各人がそれぞれ就職へ至った経緯の中での思いを話された。 堀川が発表の最後に「A君が就職したときには、社長と一緒にこのような場所で発表が出来る事は考えもしなかった。うれしく思います」と締めくくっていたのが印象的だった。就職当時は障害を非開示の就職であり、JSNの思いを理解していただくのに多少の時間が必要であったために。
その他、いろいろの事があったが順調に過ぎた2年であり、スタッフも経験を少しずつ蓄積できた1年であったと思う。

2009年2月1日

地域の社会資源

 一昨日の金曜日に「退院促進強化事業東ブロック研修会」に参加をした。
今回の研修の狙いは、地域には多くの資源がある!という事を関係機関の人に知ってもらうことだったらしい。
 こころの健康相談センターより「地域で利用できる社会資源」で始まり、「精神科訪問看護の実際」「精神障害者ホームヘルプサービスについて」「通所施設における生活訓練の現状と課題」「理解促進事業における当事者活動について」「退院促進ピアサポーター事業について」最後に「就労移行支援事業の活動について」と題して「働く」支援についてJSNの事をPRさせていただいた。
 就労支援と生活支援は車の両輪だと思っているが、お互いがお互いを知らなさ過ぎるの改めて知った。
 地域で彼らを支えるには「横軸の連携」が必要であるはず。
福祉は福祉、医療は医療、教育は教育ではなくそれらを縦ではなく横つなぐ必要性がいる。福祉の中にもいろいろな役割分担があり、各機関の地域での活動内容についても知らなければならない。
 JSNの取り組みを多くの人に知っていただき、1人でも多くの人に利用していただけるPRをこのブログを通してガッツリとやって行きたい。

2009年1月27日

少しの心配りで・・・

 日曜日に息子2人がバッテイングセンターに行った帰りの事。
バスに乗って自宅へ向かうはずが、窓から見える景色がどこやら見た事のない風景に・・・
乗り間違えた事に気づいた2人はバスの運転手に確認。やっぱり間違えていたようで急いで降車。
降車時に運転手さんが丁寧に目的地への乗車バスなどの説明をしてくれたようで、2人は少しホットしながらバス停へ向かうが、その時、下の息子はバッテイングセンターで帰りのバス代を残しすべて使いはたしていたようで、乗り間違えたバスで残していたバス代も使ってしまい・・・・ドキドキしていたよう。
教えてもらったバスに乗車してすぐに運転手から「連絡があって聞いてるよ、乗り間違えたんやね。大丈夫!お金も要らないから」と声をかけられたらしい。
2人はこれで一安心。無事に見慣れたバス停に到着。「ありがとうございました」と声をかけて自宅へ帰りついたようで、早速にその話をしてくれた。
運転手同士のちょっとした心配りが大きな安心感なったよう。
こんな世の中やけど、なんかとっても心が温かくなるような心配りが、その日のお酒を一段と美味しくさせた。
私が師匠と思っている人がよく「目配り、気配り、心配り、そして誠実に」と言われていた。私にはなかなかできんのですが・・・
人の心を温かくする心配りを心がけたいものです。
※実は上の息子は、何かの時にと思って1000円は使わずに財布の中に入れていたらしい。さすが兄貴(^^

2009年1月27日

就労支援には治療の効果がある???

就労支援には治療の効果がある。
あるドクターがJSNを利用している患者さんの変化についてこう表現された。
私達は彼ら、彼女らが望む「働きたい」に応えるための支援をしている。
彼ら、彼女らの「働きたい」の先にあものは。
彼女がほしい! 結婚した! 子供がほしい! 一人暮らし! 生活を豊かに!人それぞれが自分の将来を夢みながら、その夢をつかみ取るために「働く」を目指して歩き出している。
その夢を叶えるお手伝いの一つが就労支援。
人は夢や目標があると強くなる。
夢や目標は人生を膨らませる事が出来る。
病気は人生の一部であり、病気を包む人生を膨らませる事により病気が安定する。
「統合失調症の治療のイメージ」田川理事長の資料より

ただ頑張れ!頑張れ!と声をかけていればいいもんじゃない。
しっかりとした支援をしなければならない。
そうする事によって成功体験を積み、人は自信が出来、人生が膨らんでくるんであろう。
それを医療機関から見た時には治療効果があると表現されたのかもしれない。
精神障害者の就労支援には医療と福祉の連携が必要である。
しかし、この連携がいま一つままならない。
患者さんの「働く」に、今一歩、消極的な医療機関人たちには「就労支援には治療効果がある」は殺し文句として使えるかも・・・・

2009年1月22日

障害者雇用の価値

1無知(身体、知的、精神、発達障害・・・障害者と言われる人を知らない)
2不安(マイナスイメージ)
3価値(・・・・)
リベルタス興産の社長曰く企業が障害者の雇用を躊躇する理由。
1,2は福祉、医療機関、行政などの支援者側の取り組みが重要になる。
3は企業自身が経営方針の中にどう位置づけるか・・・
企業が障害者を雇用する動機の大きくは、CSRやコンプライアンスなど企業イメージや社会的責任などからの障害者雇用が多くを占めるように思われる。
しかし、一方、障害者を企業の中の戦力として位置づけての雇用を考えている企業も確かにある。
 ・障害のある方が働きやすい職場は、他の従業員さんも働きやすい職場。
 ・障害のある方の雇用が、他の従業員へ与える影響(好影響)。
 ・少し時間をかけて戦力として育て上げる等々。
 
JSNがお付き合いさせてもらっている企業は、体験実習などを通して上記の理由で雇用していただいている、考えていただいている所が確かにある。
 100年に1度の不況と言われる中、21日付けで2人の採用が決まった。
 JSNの目標である継続就労。
さあ、これからがスタートである。

2009年1月16日

どうですか?

茨木事業所の訓練生の趣味
トールペインテイング!!
見事やないですか!
サンタと雪だるまは昨年末に事務所の一角をクリスマスにしてくれました。
ウサギはCDI茨木支所の事務所に飾らせてもらってます。


トールペインテイングとはヨーロッパで生まれ、アメリカで親しまれたペインテイグ。ブリキや家具などの身近な素材を使って、アクリル絵の具で花やウサギなど、さまざまな物を描く事のようである。

2009年1月11日

企業から見た頼りになる支援者

 以前、企業の人から支援者のビジネスマナーはどうなってるの?と質問を受けたことがある。
 面接をしたときの事、障害当事者はもちろんスーツで来社したらしいが、付き添ってきた支援者がジーンズだったらしい。
 企業は障害者の採用に向けて、仕事能力や意欲を見極めようとする事はさることながら、付き添い支援者の言動も気にしている。
 昨日、理事会の後に今年度進めている「精神障害者の定着支援マニュアル」プロジェクト委員会の中で、企業の方々から多くの意見をいただいた。
 企業から支援者に期待する事として、7項目ほどが挙がっていたが、最終的に障害者を受け入れるかどうかの判断基準の大きな要因の一つとして支援者を見ると、企業主は言われていた。
 私は障害者の継続就労には「4つの力」が必要であると思っている。
 1 障害者の力
 2 企業の力
 3 地域の力
 4 支援者の力
 この中で私たちが考えている以上に、企業は「支援者の力」を頼りにしている。私たちは日々の仕事の中で「企業から見た頼りになる支援者」を目指して行動しなければならない。
 早速、週明けの職員会議でスタッフに何をポイントに営業をしているか確認してみよう!!

2009年1月2日

お年玉

 お正月の楽しみの1つはお年玉。 いつまでもらってたか覚えてないけど、親や親戚の人たちからいただいたお年玉を一人でこっそり数えてた子供時代・・・(^^ いつの間にかお年玉を上げる年に。 子供を連れてスポーツ用品店へ! お年玉でバッテインググローブとアンダーシャツ、ネヴァーギブアップと刺繍をされたキーホルダー、今回のメインのバッテング強化道具???を気前よく買う横で私は。。。 ウェトスーツを買おうかと財布を見ると、あら寒い!! 通帳の残金を考えると・・・何も買わずに店を後に(>m<) 午後から仕事モードに。 昨年末にスタッフ研修で参加してもらった、やおき福祉会への2泊3日の研修報告書を再度読み返す。 スタッフが感じた事、気づきをJSN全体で共通認識し、JSN独自の文化を創りり出すにはどうすれば・・・・と考えながら。 私なりの構想はあるが。。。 年明け早々の会議でスタッフからの意見をしっかり聞き、みんなが同じ思いで動ける支援手法をつめて行きたい。 私にとってのお年玉は??? 1月5日の利用者とスタッフの元気な姿でしょうか(^^