自然災害に対する強さ
アドバイザーとして福島県の就労移行支援事業所を回らせていただいたが、その中に精神障害の方を中心に支援されている所が3カ所あり、その3カ所で共通している事があった。
震災後にメンタル不調を起こした人が多いと聞く。
事業所ではどうだったんだろうと、震災前と震災後の違いを聞くと、事業運営上の事は上がってくるが、どの事業所の方も利用者に変化はなかったとの事。不調になるどころか自分がなんとかしなければと、率先して動いていたらしい。
頼もしい限りである!
アドバイザーとして福島県の就労移行支援事業所を回らせていただいたが、その中に精神障害の方を中心に支援されている所が3カ所あり、その3カ所で共通している事があった。
震災後にメンタル不調を起こした人が多いと聞く。
事業所ではどうだったんだろうと、震災前と震災後の違いを聞くと、事業運営上の事は上がってくるが、どの事業所の方も利用者に変化はなかったとの事。不調になるどころか自分がなんとかしなければと、率先して動いていたらしい。
頼もしい限りである!
昨日、福島市で久しぶりに地震を体感した。
福島就労支援ネットワーク総会&研修会の途中、足元がガタガタ、少し横揺れの震度3。福島の人達は震度3位では平気なようだが、昨日は少しビビったとの事。
昨年の3.11もまさに、福島就労支援ネットワークの研修会で大阪から招いた講師が話し始めた時だったらしい。
シチュエーションが昨年とソックリであったため、少しビビったと笑いながら話す福島の人達。
今回の東北で山形と宮城、そして多くの福島の人達と話しをした。
話しは必ず震災の事になり、体感していない私は本当の恐怖、苦しさの1/100もわからない。
だから、ただただ黙って聞いているだけだが、話し手の人はニッコリ笑いながら、ここで生きていこうと決めました。と力強く話されている姿はこちらが勇気づけられた。
今回の震災で本当の絆を見つけました。
障害者の就労支援だけではなく、コミュニティを考えるようになったと、みんなが前を向いて歩いてる。
家族とバラバラで生活していたり、毎日、放射能の恐怖と闘いながらの生活と、震災が残した爪跡は大きいが、『笑顔』で就労支援談議をする人達の東北弁は癒し効果満点であり、その上、沢山の仲間と情報を得た今回の東北は本当に有意義な時間だった。