2012年6月8日
就労移行支援事業所
福島県下の移行支援事業所の取り組みについて、各事業所を訪問して話しを聞かせてもらっているが、いかんせん時間が1時間半程しかないため深い所まで聞けないのが残念である。しかし、どの事業所も地域背景をしっかりと捉えながら、特徴があっておもしろい展開をされている。
大阪と違い社会資源には大きな差があり、就労移行支援事業所だけとってみても、大阪では120~130程度の事業所があっと思うが、福島では10数カ所しかない(全国的に見ても突出して少ない)。
そんな背景の中、必要に迫られ自法人で色々な事業を展開する事にならざる得なかったようだ。
多機能での事業展開で注意をしておかなければならないのは、目的の違うサービスを一緒にせず切り離して実施できるかが成功する為のポイントの一つになる。
移行支援事業所は就職。B型事業所は主に工賃アップが目的であり、必然的にサービス提供内容も変わってきて当然である。
どの事業所でも共通して話されていたのは、スタッフ育成である。
事業は人なり。事業目的にあったスペシャリストを育てる仕組みが必要である。
今日は福島就労支援ネットワーク総会で、精神障害者の就労支援の取り組みについて1時間程度話しをさせてもらう。少しでも参考になればいいのだが・・・