JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2018年6月6日

青色

子供の頃、好きな色を問われると「青」と答えていた。物を選ぶ基準の一つに青色を好んで選んでいたように思う。

予定や覚えておく必要のあることは手帳に書き留めているが、時に予定を見落としたりすることがあったのたが、ある時、青色のボールペンで予定等を書き入れると、スッと頭に入るというか記憶に残ることがわかって以来、手帳は青一色になった。
それで青色が好きだった子供の頃を思い出した。ジョブコーチ支援でマニュアル作りをする時に、写真や絵を使って知的障害の人に作成していたが、色の大事さを改めて思った。
ちなみに好きな数字を問われると「4」。中学から高校までバレーボール部で背番号が4。私のラッキーナンバーである。

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金塚たかし

2018年6月5日

灰谷健次郎

「兎の目」「天の瞳」「風の耳たぶ」「海の図」は亡き灰谷健次郎氏の小説の中で特に好きな作品である。

貧しい家に生まれ育ち、教師になるも兄の自殺や母親の死に直面し、心を病み教師を辞め小説家になる。病の回復のキッカケが沖縄の自然と人であると著書から知るが、その頃から私の沖縄(島)への興味が始まったのではないかと思う。30代前半、仕事が面白くなく、大阪を離れて島暮らしをしたくてシマダスという本(日本の離島の情報誌)を読んで、真面目に島暮らしを考えていた時期があった。
灰谷氏は都会から淡路島、渡嘉敷島に移り住み生活していた時の様子を「島で暮らす」に書いているのだが、実際にどんな所で生活しているのかを知りたくて、旅行がてら探しに出かけ、数少ない情報で淡路島の家を見つけた時には、かなり嬉しかったのを思い出す。最近、渡嘉敷島の人に灰谷氏の生活ぶりやざっくばらんな人柄の話しを聞く機会があり、一度ゆっくり話しを聞きたかったなあと思う。若かりし頃に灰谷氏の講演を聞きに行ったことがあり「大人が子供に絶対に優れないものは感受性である」と話されていたことが記憶に残っている。
灰谷氏は児童文学作家として、地域の文化や子供と社会環境の関わりを、子供目線で書かれている作品も多く、たくさんの気付きと大切にしなければならないことを思いださせてくれると共に、読み終わった時に優しい気持ちにさせてくれるものばかりである。
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金塚たかし 

2018年6月4日

6月のイベント

沖縄、九州地方が梅雨入りし、関西も今週には梅雨入りかと言われる中、毎年のことながら梅雨入り前後は爽やかな快晴である。

6月の大きなイベントはJSN総会と第2回 就労定着支援フォーラムの開催。
JSNのホームページより申し込みが出来ます。
同じく6月下旬に就労定着支援フォーラムinおきなわを那覇で開催します。詳細は以下の通りです。
2018年も今月で半分終わり。
年々、時間が経つのが早く感じる。

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金塚たかし

2018年6月3日

全国就業支援ネットワーク 研修会②

全国就業支援ネットワークの定例研修会は、情報を得る機会ではあるけれど、法人名の通りネットワークを作る場でもある。

1日目の最後のプログラムが情報交換会。私自身にも新しい出会いもあったが、いろいろな人達のつなぎ役ができたことも良かったと思う。

2日目の最後は定例プログラムで厚労省の両課長にお出ましいただき、代表理事と能力開発部会、シュウポツ部会、就労移行部会の代表とのシンポ。私は就労移行部会長として発言させてもらった。
定着支援事業や雇用の質など、今後の新たな課題として、表面化するであろう件についてもう少し議論したかった。
名護学院の金城さんが中心に取り組んでいる、離島(伊是名島)の取り組みに対するポスターセッションに沢山の人が集まっておられ、興味を示してくれる人が多いのは嬉しかった一つでもある。
帰りの新幹線は茂木と二人で4時間、寝ることなく新大阪まで飲みながら話して帰宅!
2日間疲れたけど充実した時間だった!

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金塚たかし

2018年6月2日

全国就業支援ネットワーク 研修会①

全国就業支援ネットワーク

第20回 定例研究・研修会
6月1日、2日に鹿児島県霧島で実施
1日目の基調講演  NPO法人抱樸の奥田さん。
~「助けて」と言える社会へ~
久しぶりにもっと話しを聞いてたいと思った講演だった。
法人名の抱樸(ほうぼく)は老子の言葉で、原木のまま抱きとめること。
講演中のキーワード「伴走は物語支援」「孤独と孤立」「生きていることに意味がある」「今の価値に合わせて課題解決するのはいいことか」まだまだ沢山あるがしっかり整理して、スタッフに伝えたい言葉がいっぱいあった。
分科会では私の補佐であり、JSN新大阪アネックス所長の茂木が~しくじり先生~として登壇し、支援者としての失敗談を披露して、そこからみなさんに学んでもらう役割を担ってくれた。

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金塚たかし

2018年5月31日

虐待の真相

企業内での障害者の虐待について話しを聞いた。意図した虐待というよりは、大半が日頃からのコミュニケーション不足や企業内の風通しの悪さ、後は障害特性が理解出来ておらず、対応に問題があり、虐待として通報に至ることになるようである。
一度そのような事がおこれば、その後の関係修復にとても時間がかかるし、事業所内の思い空気を払拭するのに相当に苦慮する事が予想される。
虐待の問題は合理的配慮と同様にまず相互理解と相互承認が必要。話しをしてわかり合うしか方法はやないんやけど、それを怠ると後でいろいろ問題が起きてくることになる。
明日からの全国就業支援ネットワーク定例研究・研修大会へ向かう為に、鹿児島へ向かう新幹線に乗車。現地に着くまで約5時間。とりあえず読書でもしましょう!
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金塚たかし

2018年5月30日

平成29年度 就職者件数

平成29年度 障害者の職業紹介状況。ハローワークを通じた障害者の就職件数。

知的 20.987件
身体26.756件
精神45.064件
28年度に比べて知的は微増、身体はわずかながらも減少、精神は右肩上がり。
当面はこの状況が続くのであろうと思うが。。。
確かに雇用は伸びているんではあろうが、雇用の質は実際どうなんだろう。
就職件数、継続率もひとつの指標として重要であるのは間違いないが、雇用した企業や雇用された当事者の満足度はいかがなものか?ひとつの物差しで測れるものではないから難しいところではあるが。
当事者や企業の率直な意見を聞きたいと思う。お互いが不幸な状況をになっている話しを何度となく聞いたし、精神障害者の就労支援を始めた頃に、自身の力不足でお互いを疲弊させてしまった事が何度かあった。
福祉事業をやっていて、利用者や企業を不幸していては何のためにやっているのか。就職者の数字だけを追いかけて、お金儲けだけの就労支援は誰も幸せにはならないはず。
経営と運営のバランスには管理者としては思い悩むが、本来の目的を見失わないようにしないといけないと、就職件数を見て改めて思う。

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金塚たかし

2018年5月29日

JSN研究所

JSNでは就労移行支援事業を基軸に就労継続A型事業や相談支援事業、発達支援にSPIS、啓発、人材育成、各種のプロジェクトチームなどスタッフがいろいろな場面で活躍してくれている。

そのひとつに「JSN研究所」がある。
8名の研究員が主研究として「精神・発達障害者のある方への就労支援における治療的改善効果の測定」を全国のクリニックにも協力いただきながら進めている。もうひとつが個人研究で、各人が就労支援を実践する中で興味のあるテーマについて研究をしている。
昨日は個人研究の発表会があった。
以下がそのテーマである。
・発達障害のある方がより企業に定着していくための要因
・利用者面談における所要時間と面談記録の解析からみる質の向上
・定着支援を行う就労支援に求められる専門性について
・発達障害のある方を対象とした怒り対処プログラムの実施について
・精神障害のある方とともに働くことで従業員満足度に与える影響について
・引き継ぎシートから就労継続の要因を探る
・短期的認知再構成が就労支援に及ぼす影響について
・発達障害のある方への就労支援、研究員の研究活動を支えるための活動
日々の実践で時間のない中、研究に時間を割いた成果を聞かせてもらいおもしろかった。この実践からの研究成果を、実践にフィードバックし、より質の高い支援になることを目指してさらに頑張ってもらいたい。

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金塚たかし

2018年5月28日

週の始まり

気分いいね!

巨人に3連勝
すべてスポーツニュースでしか見れへんかったのは残念。
明日から交流戦。しかもソフトバンクやけど勢いで乗り切れればいいのたが、そんな上手いことは行かんよな。
今週、前半は大阪で後半は鹿児島へ移動。
前半は会議や打ち合わせ、研究所の発表会、事務仕事。後半は全国就業支援ネットワークの第20回定例研究・研修会に参加するために鹿児島へ。
今週もバタバタするけど、気持ちよくスタート出来てよかった!

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金塚たかし

2018年5月27日

ソフトボール大会

徳島vs和歌山vs大阪

語り部の会をきっかけに開催されることになったソフトボール大会。
徳島県にある大鵬薬品さんの球場をお借りして実施する事ができた。
大鵬薬品と準備をしてもらった徳島の方々には感謝である。
一週間前には雨の予報が快晴に恵まれて、本当に気持ちいい一日になった。
「ワーカーズ」は和歌山県田辺の紀南障害者就業・生活支援センターがバックアップしている就職者の会のメンバーが出場。
「チームルパン」「グリーンゼット」は徳島の就業・生活支援センターと就労移行支援事業所なごみからの就職者や利用者、大鵬薬品のスタッフから2チームが出場。
大阪からは「熱人」のチーム名で、利用者、就職者、スタッフの20人でバスを借りて徳島へ。

ワーカーズ、チームルパンと試合をしたが共に競り負けたものの、みんな楽しそうにプレイをしている姿は、見ているこちらも笑顔にしてくれた。

私も少しだけ出場の機会をもらい、久しぶりに快晴の下、身体を動かすことができて心地よい疲れがある。

こんな機会を定期的に作れるといいなぁと思う。

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金塚たかし