豊かな人生につながる就労支援を目指して
千葉県で長年にわたり障害者就労支援に取り組んできた「ワークス未来千葉」。今回は、同法人の理事長であり、国の委託事業である「障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)」のセンター長を務める藤尾さんに、「熱人 突撃インタビュー」で熱い話を伺った。
藤尾さんは、障害のある方への就労支援と企業へのサポートの両方に力を注ぎながら、現在は千葉県内16か所の障害者就業・生活支援センター連絡協議会の代表を務めるほか、全国就業支援ネットワークの代表理事として、全国の就労支援の充実にも尽力されている。
藤尾さん自身は、ホテル業界や特例子会社での勤務を経て福祉の世界へ。その経験から障害の有無にかかわらず、一人の社会人として向き合う視点を大切にしてこられた。一方で、「真剣に叱れば伝わる」という考え方だけでは十分ではない。支援とは指導することではなく、相手との信頼関係を築き、丁寧な対話を重ねる中で成り立つものだと話してくれています。
藤尾さんが特に大切にしているのは、なかぽつが「中立・公正な立場」であること。営利法人によるサービス提供が広がる中、利益ではなく、障害のある本人の将来を第一に考え、現場で見えてくる地域の課題を行政へ率直に伝えていくことが、なかぽつや全国就業支援ネットワークの大切な役割だと。
また、支援者に求められる姿勢については、「今できること」だけを見るのではなく、「これから可能性を広げるためには何ができるか」を考え続けることが大切だと。「無理をしなくてもいい」という支援が、結果として本人の選択肢を狭めてしまうこともあり、障害があるからと可能性を決めつけるのではなく、「この支援は、その人の豊かな人生につながっているだろうか」と問い続ける姿勢が必要だと。
最後に藤尾さんは、支援者には一般企業で成果や生産性を求められる経験を積むことを勧めている。働くことの厳しさや責任を知っているからこそ、障害のある本人にも企業にも寄り添った支援ができるからと。
「この仕事は、一人ひとりの人生を支える仕事です。だからこそ、支援者自身の経験や想像力が支援の質につながります。」この言葉の一つひとつから、障害のある方が自分らしく働き、豊かな人生を歩んでほしいという、藤尾さんの温かな思いが伝わってきました。
詳細は次号発行の「熱人」をお楽しみに!!
藤尾さんとお酒抜けで、2人でまじめに話を聞いたのは初めてのような(笑)もちろんインタビューの後に2人しっかりと飲みました!!
