JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2021年8月18日

悩みや不安との付き合い方

『受け流しましょう』

『切り替えましょう』

『今は静観しましょう』

 

悩みや不安を抱いている時によく言われる言葉。言うは易く行なうは難し。

できるんならさっさとやってるわ。

 

人は皆悩みや不安を抱えて生きている。夢や目標に向かって努力していても、いや、しているからこそ、ほんの一歩が踏み出せなくなる時がある。そんな時私は、

●引きこもらず体を動かす。

●一人で抱え込まずに誰かに相談する。

●現実逃避する。

などを実行して気分転換をしている。状況が悪化してしまうと自分を責めたり、人のせいにしたりしてしまうことがあるからだ。もしかすると他にもっと良い方法があるかもしれない。いまだに手探りで試行錯誤中である。こんなふうにして人は苦しみもがきながら、悩みや不安との付き合い方を学んで行くのだろう。

 

昔、どうにもしんどくて仕事に行きたくない時、サボって明石市にある林崎松江海岸でボーッとしていたことが何度かあった。もちろん何も解決せず、仕事が溜まるだけだったのだが、帰りはいつも明日から頑張ろうって思えた。

砂浜に打ち上げられた海藻を拾うおじいちゃんが毎回いて、とてもほっこりさせられた。

久しぶりに林崎松江海岸に行ってみようか。

2021年8月12日

大阪で生まれた男

東京生活が長くなり、知らず知らずのうちに『大阪に行く』『東京に帰る』と、今までとは逆の言葉を使いそうになる自分に驚く。大阪で生まれて50数年。一度も大阪を離れることなく過ごしてきた私にとってこの出来事はショックだ。

そのうち「ぼくさ〜」なんて言い出したら最悪。昔、東京の居酒屋で、東北から上京してバイトしている学生相手に、『方言は文化やから標準語に直したらアカン!』と偉そうに言っていた私がこのザマだ。

早朝散歩のときに鳩相手に大阪辺弁で話しかけてみようかな。

『まいど。どないでっか?しかしこの蒸し暑さ、往生しまんなあ』

『ホッホウー』

イケる。なんてったって鳩は共感してくれるからね。

2021年8月5日

チームスポーツから

野球・バレーボール・バドミントン・テニスなど今まで色んなスポーツをやってきた。

子供の頃からスポーツをするのが好きで、特にチームスポーツ、とりわけバレーボールは高校時代情熱をもって取り組んでいた。

チームスポーツの魅力は、選手が協力し合い、チームで最高の力を発揮させるところにある。

学生時代レガッタ競技に熱中していたスタッフによると、レガッタでは、各選手が同じ動き、同じ力加減でオールを漕がなければならないらしい。

対してバレーボールは、アタッカー・セッター・レシーブ専門のリベロ、それぞれの決まった役割に専念してこそ、チーム力が高まる。

スポーツによって特徴があるが、共通して言えるのは個々の力をチームのために発揮した先に初めて勝利が見えてくる。有能な選手ばかりを集めてチームを作ったとしても、それぞれがワンマンなプレイヤーであれば勝つことは難しい。 そして仕事や生き方そのもの、およそ人と人が関わる場面においては同じことが言えるのではないか。自分の役割、求められていることを理解し、思いやりを持って人と接することで一人ではできないことも達成できると信じている。

オリンピックも終盤戦。開催については嫌なところも目について色々と思うところもあったが、いざ始まってみるとアスリートが懸命に打ち込んでいる姿にはやはり心打たれるものがあり、日本のメダルラッシュにはひと時の間、コロナの事を忘れさせてもらっている。

今日も楽しみな競技が目白押し。

早寝早起きの私には睡眠時間が不足気味の毎日である。

2021年7月29日

もう一度会いたい人

立て続けに「死」をテーマにした映画や本に触れた。どれも死を迎える前にポジティブに自分の生を全うする内容であった。

自分も残りの人生を考える年齢になってきた今日この頃、さて自分なら最後の時をどんな風に過ごすのだろう。

あれもしたいこれもしたいとはあまり思わない。やっておきたいことはあるような、でもまあ、もうやらなくてもいいか。

思いつくのは仕事の事が多くてがっかり・・・

 

ただ、『もう一度会いたい人』はいる。

思いめぐらせてみると二人思い浮かぶ顔があり、そのうちの一人は初めてできた彼女である。

中学2年の時、幸運なことに学校一かわいい(と私は思っている)女の子と両想いになれた。

体育祭の翌日、今はもう閉園してしまったPLランド?に生まれて初めてのデートに行った。

学校で見る彼女はかわいいが、私服の彼女はさらにかわいかった。かわいくてかわいくてかわい過ぎて、もう彼女の顔が見れなかった。

お昼ごはんを食べながら、緊張のあまり会話の糸口もつかめず、完全に少年のキャパはオーバーしてしまった。挙句、

『しんどい、帰りたい』と思ったほどである。

なんともなさけなくほろ苦い初デートを乗り越え、卒業まで付き合っていたが、別々の高校に行った後、自然消滅してしまった。

彼女は今どうしているだろう。本当にかわいい人だった。相変わらずきれいなままどこかで幸せに暮らしていると信じている。

と言って50歳後半・・・

 

もう一人の人は、、、これは今度お酒の入った時に話そう。

 

2021年7月24日

喉元過ぎれば熱さを忘れる

通風発作が出た。

痛い。むっちゃ痛い。骨折よりも痛いと表現されることもあるが、全くその通り。本当に歩けないくらい痛い。

数メートル先のトイレに行くのに額に汗がにじむ。。。

 

あーあ、せっかくの休日、楽しみにしていた予定を全てキャンセルして家で大人しく過ごすことになってしまった。『神さま、私はお酒を飲み過ぎました。これからは適量しか飲みません。休肝日も設けます』と固く固く誓った。

 

でもこれで3回目なんだよな。

 

2021年7月21日

花火

昨年に引き続き、今年も花火大会はどこも開催されないのか。

子供の頃にはよく花火を打ち上げ場の近くまで観に行ったものだが、いつの間にか人混みがしんどくなり、遠くから眺めるだけになってしまった。

だけど間近で観る花火は、視界いっぱいに広がる光の色彩と同時に、お腹に響く音の迫力を感じることができ、人混みにもまれてでも観に行く価値は十分あると思う。久しぶりにあの迫力を体感したい。

 

だったら思い切って、浴衣美女と一緒にキリッと冷えた冷酒を飲みつつ、屋形船から花火を見上げるなんていうのを経験してみたい。

いつか実現するのかな。

しないだろうな。。。

2021年7月10日

半分すぎて思うこと

今年も半分過ぎた。

もう半分。まだ半分。人それぞれだろう。

これといった成果もなく、あっという間に過ぎた人。とても苦しくてやっとの思いで持ちこたえた人。

いずれにせよ、私たちは少し前には想像もつかなかった日常を強いられている。毎日のマスク、外出や外食の制限。書いてしまえば一言だが、学生たちは修学旅行や卒業旅行に行けなかった、高校野球などのスポーツ行事も無くなってしまった。そのどれもが一生の思い出になっていたはずなのに。病院では大切な家族と面会できぬまま亡くなった人もいるだろう。計り知れない無念な思いを抱いている人がたくさんいる。

 

一方では私たちの社会活動が減ったせいで大気や海がきれいになり、星空が見えるようになったり、魚が増えたりしている。私たちが動くことで世界を汚す。人間とはなんと業の深い生き物か。とは言え、私たちの日常はきれいな話だけでは済まされない。周りを汚しながら自分も汚れながら生きていくのだ。

 

ある占いによると私の今年の運勢は「準備の年」らしい。

準備を意識して残り半分がんばろ!

2021年6月30日

毎日を大切に

「精神障害者の支援ってしんどいでしょ」と言われる事がある。確かにしんどい事もある。でもそれは他の仕事もみな等しくしんどいはず。

私たちの仕事は、当事者の不安や悩みを聞き、どうしたらそれを解決でき、目標を達成できるかを共に考えることだ。

それは同時に、自分自身の悩みを解消したり、回避するための解決策を考えられ、自己を見直す機会に恵まれていると言える。

 

当事者と向き合いながら、毎日を大切にすることが人生を豊かにすることにつながると感じている。

そのために私が日々心掛けているのは、

●「今日は良いことがある」と声に出して笑顔を作る。

言霊というのは本当にあるかもしれないし、声に出すことで顔つきは変わる。不平不満ばかりいう人は魅力的とは言えない。

 

●HAPPYになれることを見つける。

それはほんの些細なことでいい。例えばこのブログのネタを見つけた、電車の乗り継ぎがうまくいったなど。

先日、朝の散歩中、見ず知らずのおばあちゃんにとても爽やかに「おはようございます」とあいさつをされた。

テレビのチャンネルを変えたら石原さとみのCMをやっていたなどなど。

少しのHAPPYを積み重ねることで、毎日は確実に変わるはず。

 

●一日一回笑顔になれることをする。

これはなかなか難しい。自分も人も笑顔にしたいのだが、今のところなかなかできていない。

自分は人に笑顔にさせてもらうことは多々あるが、私は一体どれだけの人を笑顔にできているのだろうか。

黙っていると怒っているように思われる事が多い。

ここ一年はマスクの恩恵を受けているが・・・

 

人の人生と向き合うならば、自分の人生と向き合う必要性がある。

2021年6月19日

飲み会は最高のインプットの場

緊急事態宣言の日々、自宅と職場の往復だけの毎日。宅飲みは嫌いではないが、さすがにもう飽きた。

本と映画ももう飽きた。

amazon解約しようかな。

 

仕事上のアイディアも、オンタイムのミーティングだけではなく、お酒が入って仕事以外の会話をしている時に新しいアイディアが浮かぶことがある。

飲み会は最高のインプットの場なんだと思う。良い話も愚痴も下ネタもごちゃまぜの雑談から黄金のアイディアをすくい取るのだ。

もちろん、若い頃は酒の席で羽目を外して迷惑をかけたことも度々あり、嫌な先輩と大ゲンカした苦い経験もある。あの時、怒りに任せて度を越えた私を本気で止めてくれた先輩のことは今も尊敬している。

 

宣言が解除されたら飲みに行きたいたくさんの顔が思い浮かぶ。自由に飲みに行ける日が早く来て欲しいと切に思う。

 

ちなみに私は、

お酒を飲まないと『意気地なし』で、

お酒を飲むと『ろくでなし』らしい。

2021年6月15日

インタビュー

大阪府就業促進課から職場体験啓発動画を作成するというので、インタビューを受けた。

八木早希アナウンサーがインタビュアーとなり進行。始まるまでは気さくに関西弁で雑談を交わしていたのだが、始まった途端、プロの声に変わり、ピリッと空気が一転したのを感じた。予定にない質問もバンバン投げてこられ、型通りの仕事をしない知的で素敵な方であった。

 

厚生労働省のデータによると、精神障害者の就職1年後の在職率は5割に満たない。

JSN出身の就労者の定着率はトータルで7割である。これはとても誇らしいことだが、当然就職はゴールではなくスタートだ。

せっかく決まった就職をできるなら長く勤めて欲しい。他にも就労支援事業所はあるものの、多くは就職までの支援しかしなく、その結果離職を繰り返し、負のスパイラルに陥って人生を投げ出してしまう人がたくさんいるという厳しい現実がある。

企業の中でリアルに活躍できる人材に育ち、企業にとってもwin、就労者にとってもwinの関係を築いてこそ、本当の成果と言える。

 

最高の瞬間は必ず訪れる。

私が考える就労支援のゴールは、障がい者を雇用することで企業が学びを得て、すべての人が働く喜びを感じられる企業になる事。そうなったとき、就労者、企業、そして私達もが幸せになれる。

何人かの社長が『障がい者を雇ったから今の会社がある』と言ってくれた。

働く喜びを噛み締めた最高にうれしい瞬間であった。

 

 

インタビューの内容はこちら。

↓↓↓

http://www.pref.osaka.lg.jp/koyotaisaku/management/syokubataikenvideo.html