2018年5月29日

JSN研究所

JSNでは就労移行支援事業を基軸に就労継続A型事業や相談支援事業、発達支援にSPIS、啓発、人材育成、各種のプロジェクトチームなどスタッフがいろいろな場面で活躍してくれている。

そのひとつに「JSN研究所」がある。
8名の研究員が主研究として「精神・発達障害者のある方への就労支援における治療的改善効果の測定」を全国のクリニックにも協力いただきながら進めている。もうひとつが個人研究で、各人が就労支援を実践する中で興味のあるテーマについて研究をしている。
昨日は個人研究の発表会があった。
以下がそのテーマである。
・発達障害のある方がより企業に定着していくための要因
・利用者面談における所要時間と面談記録の解析からみる質の向上
・定着支援を行う就労支援に求められる専門性について
・発達障害のある方を対象とした怒り対処プログラムの実施について
・精神障害のある方とともに働くことで従業員満足度に与える影響について
・引き継ぎシートから就労継続の要因を探る
・短期的認知再構成が就労支援に及ぼす影響について
・発達障害のある方への就労支援、研究員の研究活動を支えるための活動
日々の実践で時間のない中、研究に時間を割いた成果を聞かせてもらいおもしろかった。この実践からの研究成果を、実践にフィードバックし、より質の高い支援になることを目指してさらに頑張ってもらいたい。

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし