食の移り変わり
甘いものがおいしい!
ケーキや和菓子を見ても「食べたい」と思わなかったが、気づけば「このプリン、もう一個食べたい」なんて思っているこの頃。年齢とともに好みが変わるのは気が付いていたけれど、まさかお菓子をバクバク食べるようになるとは!?
子どもの頃は、特別嫌いで食べられないものはなかった。でも、「おいしい!」と思えないものはあった。
代表格は肝(レバーなど)。あの独特の食感がどうにも苦手だった。口の中がくしゃくしゃするような、不思議な感覚があって、「これは大人の食べ物なんだろうな」と思っていた。
ピーマンもあまり好きではなかった。とはいえ、給食で食べ終わるまで居残りになるほどではない。クラスには苦手なものが食べられず、お昼休みになっても一人だけ給食とにらめっこをしている友達もいたけれど、私は「好きじゃないけど食べる」というタイプだった。
ところが今では、お酒のアテと呼ばれるものが大好物だ。肝はもちろん、珍味も大歓迎。子どもの頃の自分が見たら、「本当に同じ人?」と驚くんじゃないだろか。
野菜も大好きになった。道の駅へ行けば、新鮮な野菜売り場をうろうろする時間が楽しい。スーパーでは見かけない珍しい野菜を見つけると、つい買ってしまう。「これ、どうやって食べるんだろう」と考える時間まで含めて楽しんでいる。
そして最近は甘いものまで仲間入りした。
昔は「食後のデザートなんかなくてもいいかな」だったのに、今では食後に甘いものがあると、なんだかうれしい気がする(笑)
味覚は年齢とともに変わるとはよく言うけれど、本当にその通り。子どもの頃には理解できなかったおいしさが、大人になると自然とわかるようになる。不思議なもので、昔は苦手だったものほど、今では「これがおいしいんだよね」と人に勧めたくなる。
これから先、また何か新しい「好き」が増えるだろうか。
