2010年4月4日

普遍性

 先日、京都にある宇治黄檗病院が就労移行支援事業所「ワークネットきょうと」を開所された。
 その開所式の記念講演に呼んでいただき講演をする事になった。一部の式典から参加をさせてもらったのだが、式典が進むにつけ、いつの間にか3年前に行ったJSN門真の開所式に思いをはせていた・・・・ これからの不安感とわくわく感。早いものである、後2カ月足らず4年目を迎える事になるのだが、そんな中での記念講演を行うあたって、田川理事長がJSNを開所した当時からJSNの実践の「普遍性を示したい」という話していたのを改めて思い出した。
 私たちJSNの実践は理事である北山氏の影響を大きく受けている。就労支援を初めて400人以上の人達を企業へ輩出した、やおき福祉会の実践を参考にさせていただいているが、少しずつJSN方式に変化をさせている途中である。
 そんな発展途上である私たちの実践を「ワークネットきょうと」の実践に取り入れてもらえるならば、田川が言うJSNモデルの普遍性を示す1つになるのではないだろうかと記念講演には力が入った。まあ、相変わらずカミカミでしたが(^^;
 昨年度より医療関係者からJSNの取り組についての講演依頼が田川理事長に多くある。基本的には講演で近畿圏から外に出ない理事長であるが、「普遍性を示す」という事、医療機関に変わってもらいた、就労についてもっと興味を持ってもらいたいという思いから、この4月から埼玉県、宮城県、沖縄県など全国的に飛び回る予定になっている。
もちろんJSNの取り組みが全てなどと、おこがましい事は思っていないが、今後、いろんな地域で真似をしてみたいと思えるようなモデルを作っていきたいと考えている。