2010年5月18日
サービス業
私達JSNは自立支援法の中の就労移行支援事業を基軸事業として多角的に事業を展開している。就労移行支援事業は福祉事業に位置付けられているが、私自身はサービス業だと考えている。
利用者は就職という思いを叶えるためにJSNを利用しておられる。その思いに応えられるようにサービスを提供しているわけだが、JSNのサービスの質が問われるところである。顧客満足の1つは就職できるかどうかであると思う。利用者は利用料の1割を負担し、JSNのサービスを買っているわけである。
私達のサービスの売りは、就職ではなく働き続ける事をサービスのポイントにしている。就職し働き続ける事を支援出来るかどうかがサービス業者としての優劣であると考えている。
昨年度、田川理事長は年度方針に「勝負の年」と位置付けた。現在までに40名を超える利用者が就職をした。離職をし再就職した利用者は2名いるが、現在まで9割以上の人達が継続している。この継続率を5年後、10年後にも維持をしていきたい。それが地域に認められる事であり、勝負に勝った事になると考える。経済市場のように1人勝ちをしたいと考えているわけではない。「JSN方式」が就労において有効であると証明し、新しいビジネスモデルとして地域に広げていきたい。
それが田川理事長の言う、「JSN方式」の普遍性を示す事になると共に、精神障害者を理解していただく為の有効な啓発活動だと考える。
JSNのサービスは素晴らしいと言われえる日が早く来るために、毎日、毎日がとても大切である。