JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2019年2月15日

学生支援

学生支援の一環で某大学の2年生の女子学生が3週間のインターンシップでJSN東京に来てくれている。
昨日、昼休みに彼女と少し話しをさせてもらった。とても爽やかでこちらを笑顔にさせてくれる楽しい時間だった。
大学1年生の時に発達障害と診断され「やったー 良かった!」と思ったらしい。幼少期(保育所時代)から他の子と違うと感じていて、中学時代に書籍やネットで発達障害の事を調べて、自分は発達障害だと確信していたらしい。いろんな感情があったようだ。感覚過敏で小さな音も拾ってしまうが、特性としてそれを生かす環境を自分で作ったりして、自己肯定感を下げない工夫をしていたり、思わず頷いてしまう話しがいろいろ。
私の脳は特に青色に反応するんですと言うと、間髪入れずに「私もです」と返ってきて、2人で思わずニッコリ。
発達障害と診断されて落ち込む人と喜んだ自分との違いは何?の答えが最高。
自分は素晴らしい人と出会ってきた。グルメで言うとA級グルメの人達に出会ってきたからだと思うとの事。
将来は対人援助の仕事がしたい。インターンシップをして間もないが支援者としての仕事がしたいと思っているらしい。
学生向け出前講座では是非、語り部として登壇してもらおう。
働き続けるを応援する
大阪精神障害者就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし

2019年2月15日

学生支援

学生支援の一環で某大学の2年生の女子学生が3週間のインターンシップでJSN東京に来てくれている。
昨日、昼休みに彼女と少し話しをさせてもらった。とても爽やかでこちらを笑顔にさせてくれる楽しい時間だった。
大学1年生の時に発達障害と診断され「やったー 良かった!」と思ったらしい。幼少期(保育所時代)から他の子と違うと感じていて、中学時代に書籍やネットで発達障害の事を調べて、自分は発達障害だと確信していたらしい。いろんな感情があったようだ。感覚過敏で小さな音も拾ってしまうが、特性としてそれを生かす環境を自分で作ったりして、自己肯定感を下げない工夫をしていたり、思わず頷いてしまう話しがいろいろ。
私の脳は特に青色に反応するんですと言うと、間髪入れずに「私もです」と返ってきて、2人で思わずニッコリ。
発達障害と診断されて落ち込む人と喜んだ自分との違いは何?の答えが最高。
自分は素晴らしい人と出会ってきた。グルメで言うとA級グルメの人達に出会ってきたからだと思うとの事。
将来は対人援助の仕事がしたい。インターンシップをして間もないが支援者としての仕事がしたいと思っているらしい。
学生向け出前講座では是非、語り部として登壇してもらおう。
働き続けるを応援する
大阪精神障害者就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし

2019年2月12日

所長合宿

1月に10年ぶりに高校時代の友人と酒を飲み、昨日は数年ぶりの知人と会い、来月もまた、10数年ぶりに先輩と会う。今年は再会の一年になるんだろうか。

先週末の所長合宿で、今年度事業報告と来年度計画、5ヶ年計画の確認をし、来年度人事体制を発表した。合宿場所は毎年、滋賀県で実施していたが、今年は大阪市内に場所を移して1泊2日で実施した。日頃、所長達とゆっくり時間を過ごす事が少ないが、飲み会も合わせて意見交換が出来て良かった。

今年の合宿を通して所長達の成長と安心感、そして感謝を感じた。

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月8日

手帳未所持者

大阪市障害者就業・生活支援センターの運営会議に参加。今年の特徴的な傾向として障害者手帳を所持しない人の相談が倍以上に増えているとのこと。

 

大学の学生支援室や発達障害者支援室のスタッフから話を聞くと、各大学により就学支援、就労支援と課題はそれぞれ違いがある様子。

いろいろな課題の中に、クローズで就労して就労継続できない人。就職してから鬱を発症する人など、手帳を取らずに就職してからの課題が、シュウポツの相談件数の増加の一つであるのかもしれない。

 

今まであまり表面化しなかった課題がであるが、今後、大学だけではなく高等学校の学生さんや先生に対しての支援の必要性が出てくる。

先駆的に学生支援をされている支援機関や団体を含め、今後、益々必要性が高くなってくるであろうこの課題に、行政も一緒に取り組まなければならない大きな社会課題である。

 

JSNも3年前から学生支援に取り組んでおり、複数の大学と意見交換しながら、座学やインターンシップを学生に提供しているが、来年度はさらに充実させていきたい。

 

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月5日

公務員試験

一昨日、国家公務員 障害者選考1次試験が実施された。

約600人の募集に対して約8000人が応募されていたらしい。

身体障害が約40%

精神障害が約60%

知的障害が数%

 

在職で試験を受けている人も相当数おられるようで、今後、雇用管理の問題等を含め現場の混乱が安易に予想される。

 

ある支援機関が現在、在職中の人達に公務員試験を受けないのか?て聞いたところ、身分保証や給与には魅力があるが、どのような仕事内容かどんな配慮があるかもわからない上に、支援機関が入らない中での転職は考えられないと言われていたとのこと。

 

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月3日

事例報告会より

発達障害の彼の抱える本当の苦しさ、怖さは関係性が構築されていない中では私達は聞くことはできない。

しかし生きていく上での生活のし辛さは問題行動として表面化する。

 

幼少期から抱えるている生きづらさの要因への対応策は、歳を重ねるごとに諦めとなり、鉄の塊のように自身の重しになり、生活に制限を強いられ、一歩踏み出す勇気を押しつぶしてしまう。

 

他者に対して生きづらさを吐露することの難しさより、その生きづらさの要因に向き合う事の怖さから、根本的な解決に繋がらないことに気づかない難しさ。

 

そうなると、今、見えている問題だけにフォーカスして、課題解決を図ろうとするが、なかなか解決できずに支援者はいらいらし、ますます解決の道から遠ざかる。

 

発達障害は見えない障害ではあるが、長年引きずってきた生きずらさを、一人で抱えこまなければならないことの苦しさ。

 

当事者が抱える本当の苦しさの要因に視点を当て、そこにアプローチする熱意のあることが支援者としての資質であると、ある事例報告会に参加して改めて確認できた。

 

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月1日

障害者就業・生活支援センターの役割

「障害者就業・生活支援センター事業をより深く考えるための全国フォーラム」が本日、明日と千葉で開催される。

 

シュウポツは事業単体では赤字になるような少額予算で多様な役割りを担い、今後どのような方向へ進んでいくのか、担当している者だけではなく興味がある。

 

先日、ある人からナカポツ(シュウポツ)の機能について質問があり、私がシュウポツに勤務していた当時の思いについて話をしたが、現在は社会状況や地域事情の変化によって、役割りにも違いはあるだろうが基本は変わらないと思っている。

 

シュウポツは地域のまとめ役。地域を作っていく旗振り役であると思っている。

シュウポツ事業が出来た当時は「地域を耕す」をキーワードに、就労支援を当たり前にする取り組みを考えながら、未経験の精神障害者の支援に頭を悩ませていた事を思いだす。

しかし面白かった!いろんな人に会えたし、ネットワークが機能した時のダイナミックさはいまでもよく覚えている。

 

福祉圏域で課題解決出来る仕組みが「大阪の就労支援の在り方を考える会」の最終目標である。大阪には福祉圏域に1ヶ所シュウポツがある。

 

働き続けるを応援する

大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし