JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2021年7月29日

もう一度会いたい人

立て続けに「死」をテーマにした映画や本に触れた。どれも死を迎える前にポジティブに自分の生を全うする内容であった。

自分も残りの人生を考える年齢になってきた今日この頃、さて自分なら最後の時をどんな風に過ごすのだろう。

あれもしたいこれもしたいとはあまり思わない。やっておきたいことはあるような、でもまあ、もうやらなくてもいいか。

思いつくのは仕事の事が多くてがっかり・・・

 

ただ、『もう一度会いたい人』はいる。

思いめぐらせてみると二人思い浮かぶ顔があり、そのうちの一人は初めてできた彼女である。

中学2年の時、幸運なことに学校一かわいい(と私は思っている)女の子と両想いになれた。

体育祭の翌日、今はもう閉園してしまったPLランド?に生まれて初めてのデートに行った。

学校で見る彼女はかわいいが、私服の彼女はさらにかわいかった。かわいくてかわいくてかわい過ぎて、もう彼女の顔が見れなかった。

お昼ごはんを食べながら、緊張のあまり会話の糸口もつかめず、完全に少年のキャパはオーバーしてしまった。挙句、

『しんどい、帰りたい』と思ったほどである。

なんともなさけなくほろ苦い初デートを乗り越え、卒業まで付き合っていたが、別々の高校に行った後、自然消滅してしまった。

彼女は今どうしているだろう。本当にかわいい人だった。相変わらずきれいなままどこかで幸せに暮らしていると信じている。

と言って50歳後半・・・

 

もう一人の人は、、、これは今度お酒の入った時に話そう。

 

2021年7月24日

喉元過ぎれば熱さを忘れる

通風発作が出た。

痛い。むっちゃ痛い。骨折よりも痛いと表現されることもあるが、全くその通り。本当に歩けないくらい痛い。

数メートル先のトイレに行くのに額に汗がにじむ。。。

 

あーあ、せっかくの休日、楽しみにしていた予定を全てキャンセルして家で大人しく過ごすことになってしまった。『神さま、私はお酒を飲み過ぎました。これからは適量しか飲みません。休肝日も設けます』と固く固く誓った。

 

でもこれで3回目なんだよな。

 

2021年7月21日

花火

昨年に引き続き、今年も花火大会はどこも開催されないのか。

子供の頃にはよく花火を打ち上げ場の近くまで観に行ったものだが、いつの間にか人混みがしんどくなり、遠くから眺めるだけになってしまった。

だけど間近で観る花火は、視界いっぱいに広がる光の色彩と同時に、お腹に響く音の迫力を感じることができ、人混みにもまれてでも観に行く価値は十分あると思う。久しぶりにあの迫力を体感したい。

 

だったら思い切って、浴衣美女と一緒にキリッと冷えた冷酒を飲みつつ、屋形船から花火を見上げるなんていうのを経験してみたい。

いつか実現するのかな。

しないだろうな。。。

2021年7月10日

半分すぎて思うこと

今年も半分過ぎた。

もう半分。まだ半分。人それぞれだろう。

これといった成果もなく、あっという間に過ぎた人。とても苦しくてやっとの思いで持ちこたえた人。

いずれにせよ、私たちは少し前には想像もつかなかった日常を強いられている。毎日のマスク、外出や外食の制限。書いてしまえば一言だが、学生たちは修学旅行や卒業旅行に行けなかった、高校野球などのスポーツ行事も無くなってしまった。そのどれもが一生の思い出になっていたはずなのに。病院では大切な家族と面会できぬまま亡くなった人もいるだろう。計り知れない無念な思いを抱いている人がたくさんいる。

 

一方では私たちの社会活動が減ったせいで大気や海がきれいになり、星空が見えるようになったり、魚が増えたりしている。私たちが動くことで世界を汚す。人間とはなんと業の深い生き物か。とは言え、私たちの日常はきれいな話だけでは済まされない。周りを汚しながら自分も汚れながら生きていくのだ。

 

ある占いによると私の今年の運勢は「準備の年」らしい。

準備を意識して残り半分がんばろ!

2021年6月30日

毎日を大切に

「精神障害者の支援ってしんどいでしょ」と言われる事がある。確かにしんどい事もある。でもそれは他の仕事もみな等しくしんどいはず。

私たちの仕事は、当事者の不安や悩みを聞き、どうしたらそれを解決でき、目標を達成できるかを共に考えることだ。

それは同時に、自分自身の悩みを解消したり、回避するための解決策を考えられ、自己を見直す機会に恵まれていると言える。

 

当事者と向き合いながら、毎日を大切にすることが人生を豊かにすることにつながると感じている。

そのために私が日々心掛けているのは、

●「今日は良いことがある」と声に出して笑顔を作る。

言霊というのは本当にあるかもしれないし、声に出すことで顔つきは変わる。不平不満ばかりいう人は魅力的とは言えない。

 

●HAPPYになれることを見つける。

それはほんの些細なことでいい。例えばこのブログのネタを見つけた、電車の乗り継ぎがうまくいったなど。

先日、朝の散歩中、見ず知らずのおばあちゃんにとても爽やかに「おはようございます」とあいさつをされた。

テレビのチャンネルを変えたら石原さとみのCMをやっていたなどなど。

少しのHAPPYを積み重ねることで、毎日は確実に変わるはず。

 

●一日一回笑顔になれることをする。

これはなかなか難しい。自分も人も笑顔にしたいのだが、今のところなかなかできていない。

自分は人に笑顔にさせてもらうことは多々あるが、私は一体どれだけの人を笑顔にできているのだろうか。

黙っていると怒っているように思われる事が多い。

ここ一年はマスクの恩恵を受けているが・・・

 

人の人生と向き合うならば、自分の人生と向き合う必要性がある。

2021年6月19日

飲み会は最高のインプットの場

緊急事態宣言の日々、自宅と職場の往復だけの毎日。宅飲みは嫌いではないが、さすがにもう飽きた。

本と映画ももう飽きた。

amazon解約しようかな。

 

仕事上のアイディアも、オンタイムのミーティングだけではなく、お酒が入って仕事以外の会話をしている時に新しいアイディアが浮かぶことがある。

飲み会は最高のインプットの場なんだと思う。良い話も愚痴も下ネタもごちゃまぜの雑談から黄金のアイディアをすくい取るのだ。

もちろん、若い頃は酒の席で羽目を外して迷惑をかけたことも度々あり、嫌な先輩と大ゲンカした苦い経験もある。あの時、怒りに任せて度を越えた私を本気で止めてくれた先輩のことは今も尊敬している。

 

宣言が解除されたら飲みに行きたいたくさんの顔が思い浮かぶ。自由に飲みに行ける日が早く来て欲しいと切に思う。

 

ちなみに私は、

お酒を飲まないと『意気地なし』で、

お酒を飲むと『ろくでなし』らしい。

2021年6月15日

インタビュー

大阪府就業促進課から職場体験啓発動画を作成するというので、インタビューを受けた。

八木早希アナウンサーがインタビュアーとなり進行。始まるまでは気さくに関西弁で雑談を交わしていたのだが、始まった途端、プロの声に変わり、ピリッと空気が一転したのを感じた。予定にない質問もバンバン投げてこられ、型通りの仕事をしない知的で素敵な方であった。

 

厚生労働省のデータによると、精神障害者の就職1年後の在職率は5割に満たない。

JSN出身の就労者の定着率はトータルで7割である。これはとても誇らしいことだが、当然就職はゴールではなくスタートだ。

せっかく決まった就職をできるなら長く勤めて欲しい。他にも就労支援事業所はあるものの、多くは就職までの支援しかしなく、その結果離職を繰り返し、負のスパイラルに陥って人生を投げ出してしまう人がたくさんいるという厳しい現実がある。

企業の中でリアルに活躍できる人材に育ち、企業にとってもwin、就労者にとってもwinの関係を築いてこそ、本当の成果と言える。

 

最高の瞬間は必ず訪れる。

私が考える就労支援のゴールは、障がい者を雇用することで企業が学びを得て、すべての人が働く喜びを感じられる企業になる事。そうなったとき、就労者、企業、そして私達もが幸せになれる。

何人かの社長が『障がい者を雇ったから今の会社がある』と言ってくれた。

働く喜びを噛み締めた最高にうれしい瞬間であった。

 

 

インタビューの内容はこちら。

↓↓↓

http://www.pref.osaka.lg.jp/koyotaisaku/management/syokubataikenvideo.html
 

2021年6月9日

小鳥の時間

今の時期、早朝散歩をするのに適している。

新宿の街中でも4時台は小鳥たちのさえずりしか聞こえない。

それぞれの家族の団らんや恋の時間を楽しんでいるのかと考えると思わず頬が緩む。

ところが5時を過ぎると途端に電車や車の音でかわいらしい歌声はかき消されてしまう。

日の出前からの数十分間だけが都会に住む彼ら彼女らの憩いの時間なのかもしれない。

『明日の朝も元気に歌ってくれよ』と心の中で願う。

 

さあ、人間が動き出す時間が始まった。今日もがんばるぞ。

2021年6月6日

ネガからポジへ

 笑顔が素敵な店員さんにワカメおろし蕎麦を注文をしたが、 ワカメを切らしてしまっていたので他のトッピングを選んで欲しいと戻って来た。今度はナメコを選んで待っていたら、程なくして先ほどの店員さんがひと回り小さくなったように見えるほど恐縮してやってきた。

「本当にすみません、実はナメコも切らしてしまっていました。

さすがに『ううっ』と思わずにはいられないが、しようがないなぁと思っておろし蕎麦を食べていると、「これお店の人気商品なんです。よろしければどうぞ」と、 牛煮込みのミニ丼を持ってきてくれたのだが、これが非常においしく、一口目から引き込まれるような味わい。夢中で食べ進めていると、再び店員さんが、

「よろしければこのカレーをかけてカレー蕎麦も試してください」と言ってミニカレーまで持ってきてくれた。

どちらかと言えば小食な私はかなりがんばって食べながら、『また来よう』と心に決めた。

 

 この店は立て続けに2つのネガティブを引き起こしながらも、大きなポジティブに変換させた。

おそらく最初からすんなりワカメおろし蕎麦が出てきていたら、看板メニューの牛煮込み丼に出会えることもなく、 記憶の隅に追いやられていた店だったであろう。

私たちの日々は失敗の連続である。殊に仕事の上ではその影響を考えると泣き出したくなる時もある。

それでいい。失敗せずにそつなくこなしてばかりでは得られる達成感はないに等しい。

失敗のリカバリーの仕方こそが問われるのだ。

 

すべての働いている人たちへ

失敗したら誠意を携えて立ち上がれ。できれば素敵な笑顔とセットで。

2021年6月1日

物干し竿の行方

東京のマンションにて。

洗濯物を干そうとベランダに出たら物干し竿がない。

ここは1階だからおそらく盗まれたのだろう。

腹立つ!!

あまりに悔しいので、『なくなって困っています。持って帰った人は返してください』と貼り紙をした。

事務所でその話をしたら、「そんなことやって、相手から反感買われたらどうするんですか、用心してくださいよ」と言われた。なぜ盗まれた側が反感を買われなければならないのか、納得がいかん。

当然、犯した罪を悔いて夜中にこっそり返しに来た、なんていうドラマが起こる訳もなく、相変わらず物干し竿はない。貼り紙もそのままだ。 (そりゃそうだ)

新しい物干し竿を買ったら、夜中や外出時は家の中に取り込まなければいけないのか?

でもまあパンツを盗まれなくてよかった。