JSN金塚事務局長のわくわくワーク JSN金塚事務局長のわくわくワーク
2026年2月23日

ハノレノ総会

コロナ禍を経て、久しぶりにハノレノ総会を開催することができた。長い自粛期間を乗り越え、再び顔を合わせて語り合える場が戻ってきたことがうれしい。

JSNは2007年の創設以来、「働き続けるを支援する」をコンセプトに活動を続けてきた。これまでに800人以上の方々が一般就労へと羽ばたき、それぞれの職場で日々努力を重ねている。その卒業生たちの集まりが「ハノレノ」。

ハノレノの由来は「fast not rest not(いそがず、やすまず)」。焦らず、けれども立ち止まらず、一歩ずつ歩み続けるという思いが込められている。各事業所では月に一度ほどハノレノを開催し、会社での悩みや人間関係の難しさ、生活面での不安などを、仲間やスタッフに語り合う時間を大切にしてきた。同じ経験をしてきた仲間だからこそ分かり合える安心感があり、「ここに来るとほっとする」という声も多く聞かれる。

また、ときには現役の訓練生との交流も行っている。訓練生とって、実際に就職し働き続けている先輩の言葉は説得力がある。成功談だけでなく、失敗や葛藤を含めたリアルな体験談は、これから社会へ踏み出す訓練生にとって大きな励みとなり、モチベーションの向上にもつながる。

今回の総会では、懐かしい卒業生たちと再会することができた。30代だったあの人が、いまは50代に――20年という歳月の重みを感じながら、その間に積み重ねてきたそれぞれの「物語」に思いを馳せた。一言では語り尽くせない喜びや苦労、挑戦と継続の歴史があったんだと思う。

それでもなお、JSNを忘れずに足を運んでくださったことに、心から感謝です。私たちJSNは、いつでも帰ってこられるのような存在でありたい。疲れたとき、迷ったとき、ふと立ち寄りたくなる場所であり続けたいと、あらためて感じた。

そして、今回数年ぶりの総会開催が実現したのは、卒業生Yさんの働きかけがあったからこそ。「またみんなで集まりましょう」という一言から始まり、多くの人の思いが重なって実現しました。本当にありがとうございました。

これからも「いそがず、やすまず」。それぞれの歩幅で前に進みながら、つながりを大切にしていきたい。

2026年2月9日

自己投資

先日、日本福祉大学通信教育部のスクーリングに参加する機会があった。教室に集まった約20名の学生の多くは、日々仕事を続けながら、自費で学びの時間と費用を捻出している社会人である。その姿勢からは、「学びたい」「将来に備えたい」という強い意志が感じられ、寝ている学生は一人もいない。同じ空間にいるだけで大きな刺激を受けた。

スクーリングの合間には、何人かの学生と名刺交換をし、話をする時間があった。その中で特に印象に残ったのが、「現在は一般企業で働いているが、退職後は福祉の分野で人の役に立ちたい。娘に障害があり、これまで多くの支援を受けてきた。その恩返しがしたい」という言葉である。単なる資格取得やキャリアチェンジではなく、個人的な経験と感謝の気持ちが学びの原動力になっている点に、深い共感の念を抱いた。

学生同士、また教員を交えた意見交換の場では、次から次へと質問が飛び交い、予定されていた時間が足りなく感じられるほどであった。中には即答が難しい問いもあり、考え込む場面もあったが、それさえも心地よい緊張感として楽しめた。互いに立場や経験は違えど、「より良く生きたい」「社会と関わりたい」という思いが共有されているからこそ、充実した時間になったのだと思う。

改めて感じたのは、知識や経験を積み重ねることは、将来の自分への「自己投資」であるということだ。収入や資格といった目に見える成果だけでなく、考え方の幅が広がること、人の思いに触れることも、確実に自分の糧になっている。

では、自分自身の自己投資とは何だろうか。資格取得や勉強だけでなく、こうした学びの場に身を置くこと、人と語り合うこと、自分の価値観を問い直すことも含まれるのではないか。今回のスクーリングは、そんな問いを投げかけてくれる貴重な機会となった。

2026年2月4日

人事・労務担当者のための休職・復職支援セミナー

~医療×福祉で変わるリワーク支援・再発防止と職場定着を実現するための実践ポイント~

https://www.chr.co.jp/web-20260225/

近年、メンタルヘルス不調による休職者の増加や、復職後の再休職といった課題に直面している企業は少なくない。人事・労務担当者には、従業員の健康に配慮しながら、いかに安定した復職と職場定着を実現する、より高度で実践的な対応が求められている。

本セミナーは、CHR株式会社との業務提携の一環として実施するもので、「医療」と「福祉」を連携させたリワーク支援の考え方や、現場で本当に役立つ支援のポイントについて、具体的に学んでいただける内容となっています。

今回は特に、JSNのリワークプログラムを実際に利用された企業のご担当者様にもご登壇いただき、制度や理論だけではなく現場のリアルを共有していただきます。復職までのプロセスでどのような工夫や悩みがあったのか、企業側としてどのように関わったのかなど、実体験に基づいたお話を通じて、明日からの実践に活かせる話になっています。

当日は、JSN統括施設長・茂木との対談形式で進行し、復職支援における医療・福祉・企業それぞれの役割や連携のポイント、再発防止のために押さえておくべき視点、そして職場定着につなげるための具体的な取り組みについて、わかりやすく解説します。

休職・復職対応に課題を感じている方、リワーク支援の具体例を知りたい方、他社の実践事例から学びたい方にとって、非常に有意義な機会となるはずです。
ぜひこの機会にご参加いただき、貴社の復職支援体制にお役立てください。