対人支援力をみがくセミナー
SPIS研究所主催の研修がスタートしました。今回の研修は「対人支援力をみがくセミナー」として「集合研修」「オンライン研修」「スーパービジョン(SV)」などを組み合わせ、来年3月まで続く長期プログラムとなっています。
第1回目の研修は新大阪事業所にて集合研修として実施されました。参加者は、京都府にある「アステップむろまち(就労移行支援事業所)」、神奈川県の「ホープ大和(就労継続支援B型事業所)」、および「JSN」の各スタッフより、合計10名が受講しています。
今回の集合研修では「相手から学ぶ」というテーマで、私も少しお話をさせていただきました。対人援助の仕事を始めて利用者や企業、先輩、同僚、後輩、関係機関の人々から多くの学びを得た一部をみなさんに紹介させていただいた。
対人援助の基本である「聴く」について。医療機関で働いていたPSWから学んだ事。話を聞いてもらいたくても聞いてもらえない時期を過ごした人にとっては、無条件に話を受け入れる姿勢はその人の存在価値を認める行為に他ならない。私たちの仕事のスタートは「聴く」から始まる。単に音を耳に入れるのではなく、相手の存在を尊重し受け止める事が「信頼関係の第1歩」になる。そしてより「当事者を知る」ことで「本当に必要とされている支援」が見えてきて支援の質が向上する。そして語る事は気持ちを整理できる機会になり、人によっては心の荷物を下ろす事になり「元気を取り戻す」事につながっていく。
学びを得たこと、このセミナーの動きについて紹介をしていきたい!!