JSN金塚事務局長のわくわくワーク JSN金塚事務局長のわくわくワーク
2025年11月27日

働く広場

高齢・障害・休職者雇用支援機構が発行する啓発冊子「働く広場11月号」にて、有限会社奥進システムさんを取材させていただいた。

働く広場2025年11月号

奥進システムの奥脇代表とは、普段から大阪で一緒に就労支援の活動などを通じて親しくさせていただいている仲間なのですが、こうして改まって11で、じっくり会社の取組みについてお話を伺う機会は今回が初めてかもしれない。

誌面でも詳しくご紹介していますが、あらためて感じたのは「奥進システムの取組みは本当にすごい!」ということ。障がいや年齢に関わらず、誰もが安心して働ける職場づくりへの情熱と工夫の数々に、取材しながら何度もうなずいてしまいました。

そして何よりも素敵なのは、奥脇代表の人柄そのもの。仕事の場だけでなく、普段から飲み会や旅行などでもご一緒するのですが、いつも明るく周囲を笑顔にしてくれるムードメーカーです。
ただし、お酒の席ではちょっと要注意(笑)。というのも、奥脇さんはとにかくお酒が強い!私は毎回ペースに巻き込まれ、見事に撃沈されてしまう。おそらく、私のように「奥脇さんに潰された被害者(笑)」は全国に多数いらっしゃるのではないでしょうか。

とはいえ、そんな豪快さと温かさが奥脇代表の魅力。これからも一緒に大阪を盛り上げていけたらと思っています。
ぜひ「働く広場11月号」で、その魅力と取組みの詳細をご覧ください!

 

 

2025年11月19日

韓国との交流

JSN東京には、現在 2名の韓国出身スタッフが在籍している。二人とも日本に留学していた大学院生時代からの付き合いで、そのご縁が続き、今では職員として日々の業務を支えてくれている。国籍を越えた関係が、今日の組織運営に広がりをもたらしていると感じる。

そのような関係性の中で、今年度の初めには韓国の支援組織の方々が JSN を訪問された。訪問の際には、JSN だけでなく、日頃、お世話になっている、「障害者就業生活支援センターアイキャリア」さんにもご協力いただき、日本の障害者就労支援の現状や特徴について、茂木統括施設長が丁寧に説明を行ったようだ。両国の支援体制を比較しながらの意見交換は、双方にとって大変有意義な時間となったようである。

さらに、今年 10 月には今度は茂木が韓国を訪れ、現地で講演をさせていただく機会を得た。自身にとって初めての海外であり、講演ということもあり、出発前からかなりの緊張があったようだが、それでも現地の温かな迎えと関係者の皆さんのサポートのおかげで、無事に講演を終えて帰国することができた。異国の地で自らの経験や日本の取り組みを伝えることは、大きな挑戦であり貴重な経験だったと思う。

そして来月12 月には、再び韓国の支援組織の皆さんが来日し、今度は大阪を訪れる予定。今回は私自身もご挨拶させていただくこととなり、直接お会いし交流を深められることを楽しみにしている。文化や制度の違いを越えて学び合える機会は非常に貴重であり、どのような意見交換が生まれるのか期待している。

 

 

2025年11月9日

ダスキン愛の輪基金

「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣」の面接選考会に参加。この事業の実行委員として、10数年前から関わっている

公益財団法人 ダスキン愛の輪基金

私が参画させていただいた当時の海外研修の応募者のほとんどは身体障害の方々であった。しかしここ数年、精神、発達障害の方々の応募が増えてきて、先日の書類選考では約半分の方々が精神、発達障害の方々であった。学びのテーマは、福祉施策やバリアフリー環境、スポーツ、音楽、芸術、就労など、多岐にわたっている。参加者は学生から社会人まで幅広く、それぞれが関心のあるテーマに応じた学びの場を選び自身で選択して、最長1年間をかけて海外での生活と共に、実践的な体験を積でこられる。

現地に足を運び肌で感じること。本や映像ではなく、風や匂い、人に触れて、人と話して、実際の環境を見て感じる事の大事さを、この会議に参加すると痛感すると共に、彼ら彼女らから勇気をもらう。

海外派遣する数名を決める面接会は、いつも当事者より私の方がドキドキしている。

2025年11月7日

慣れない事②

オンライン会議が当たり前の文化となり、今では現地に足を運ぶことなく、全国各地の仲間たちと顔を合わせて打ち合わせができるようになった。移動の時間も費用もかからず、どこにいても情報を共有できるこの仕組みは、本当に便利なツールとして急速に広がっている。
しかし、その便利さの裏で、どうしても「慣れないな」と感じることがある。特に研修。以前なら、同じ空間に集まり、相手の表情や空気感を感じながら進めていた研修も、今ではオンライン研修も当たり前になった。

けれど、パソコンの画面に向かって60分、90分と話し続けるのは、どうにも慣れない。相手の反応が伝わりづらく、ふとした瞬間に「自分はいったい何をしているんだろう」と思ってしまうことさえある。
それでも時代の流れに合わせ、少しずつ自分なりのやり方を模索しながら、オンラインという新しい形に順応していくしかないんやろうけど。慣れないことが多いからこそ、そこに新しい発見や成長の機会があるのかもしれないと思いながら・・・