2026年9月13日
生きるということ
生存率20%。
ステージ4のガン。
「もう終わりかな……」
そんな覚悟をしたと初めて先輩から聞いた。
いろんなことを教えてもらった大切な先輩と、5年ぶりに飲んだ。
しゃべった。笑った。ほんで、ちょっと泣いた。
人には、必ず終わりがある。
限りのある命を、どう生きるのか。
そして、最後にどう死んでいくのか。
身内や親しい人に命の危機が迫ると、それまでどこか遠いものだった「生きる」と「死ぬ」ということを、改めて真剣に考えるようになる。
不安になる。
怖くなる。
「もしも……」と考え始めると、どんどん先のことが心配になって、いつの間にかネガティブな感情に支配されてしまう。
未来のことをいくら心配しても、未来を変えることはできない。
だから、今を見るしかない。
今日、目の前にあること。
今、一緒にいる人。
今、感じていること。
そこに集中して、一日一日を生きていく。
先輩が、いつものようにみんなに語りかけている姿を見ていると、いろんな思いが込み上げてきた。
懐かしさ。
嬉しさ。
そして、「生きていてくれてありがとう」という気持ち。
病気を経験した先輩から、また大切なことを教えてもらった気がする。
人生は、いつ終わるかわからない。
だからこそ、終わりを恐れて立ち止まるのではなく、今日をちゃんと生きる。
飲んで、しゃべって、笑って、時には泣いて。
そんな何気ない時間こそが、実は「生きている」ということなんだと思う。