JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2019年2月8日

手帳未所持者

大阪市障害者就業・生活支援センターの運営会議に参加。今年の特徴的な傾向として障害者手帳を所持しない人の相談が倍以上に増えているとのこと。

 

大学の学生支援室や発達障害者支援室のスタッフから話を聞くと、各大学により就学支援、就労支援と課題はそれぞれ違いがある様子。

いろいろな課題の中に、クローズで就労して就労継続できない人。就職してから鬱を発症する人など、手帳を取らずに就職してからの課題が、シュウポツの相談件数の増加の一つであるのかもしれない。

 

今まであまり表面化しなかった課題がであるが、今後、大学だけではなく高等学校の学生さんや先生に対しての支援の必要性が出てくる。

先駆的に学生支援をされている支援機関や団体を含め、今後、益々必要性が高くなってくるであろうこの課題に、行政も一緒に取り組まなければならない大きな社会課題である。

 

JSNも3年前から学生支援に取り組んでおり、複数の大学と意見交換しながら、座学やインターンシップを学生に提供しているが、来年度はさらに充実させていきたい。

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月5日

公務員試験

一昨日、国家公務員 障害者選考1次試験が実施された。

約600人の募集に対して約8000人が応募されていたらしい。

身体障害が約40%

精神障害が約60%

知的障害が数%

 

在職で試験を受けている人も相当数おられるようで、今後、雇用管理の問題等を含め現場の混乱が安易に予想される。

 

ある支援機関が現在、在職中の人達に公務員試験を受けないのか?て聞いたところ、身分保証や給与には魅力があるが、どのような仕事内容かどんな配慮があるかもわからない上に、支援機関が入らない中での転職は考えられないと言われていたとのこと。

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月3日

事例報告会より

発達障害の彼の抱える本当の苦しさ、怖さは関係性が構築されていない中では私達は聞くことはできない。

しかし生きていく上での生活のし辛さは問題行動として表面化する。

 

幼少期から抱えるている生きづらさの要因への対応策は、歳を重ねるごとに諦めとなり、鉄の塊のように自身の重しになり、生活に制限を強いられ、一歩踏み出す勇気を押しつぶしてしまう。

 

他者に対して生きづらさを吐露することの難しさより、その生きづらさの要因に向き合う事の怖さから、根本的な解決に繋がらないことに気づかない難しさ。

 

そうなると、今、見えている問題だけにフォーカスして、課題解決を図ろうとするが、なかなか解決できずに支援者はいらいらし、ますます解決の道から遠ざかる。

 

発達障害は見えない障害ではあるが、長年引きずってきた生きずらさを、一人で抱えこまなければならないことの苦しさ。

 

当事者が抱える本当の苦しさの要因に視点を当て、そこにアプローチする熱意のあることが支援者としての資質であると、ある事例報告会に参加して改めて確認できた。

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年2月1日

障害者就業・生活支援センターの役割

「障害者就業・生活支援センター事業をより深く考えるための全国フォーラム」が本日、明日と千葉で開催される。

 

シュウポツは事業単体では赤字になるような少額予算で多様な役割りを担い、今後どのような方向へ進んでいくのか、担当している者だけではなく興味がある。

 

先日、ある人からナカポツ(シュウポツ)の機能について質問があり、私がシュウポツに勤務していた当時の思いについて話をしたが、現在は社会状況や地域事情の変化によって、役割りにも違いはあるだろうが基本は変わらないと思っている。

 

シュウポツは地域のまとめ役。地域を作っていく旗振り役であると思っている。

シュウポツ事業が出来た当時は「地域を耕す」をキーワードに、就労支援を当たり前にする取り組みを考えながら、未経験の精神障害者の支援に頭を悩ませていた事を思いだす。

しかし面白かった!いろんな人に会えたし、ネットワークが機能した時のダイナミックさはいまでもよく覚えている。

 

福祉圏域で課題解決出来る仕組みが「大阪の就労支援の在り方を考える会」の最終目標である。大阪には福祉圏域に1ヶ所シュウポツがある。

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

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金塚たかし

2019年1月31日

誰と仕事をするか

この時期は今を見る事がつい疎かになる。来年度体制などを考えていると頭の中は4月以降になり、手帳も2月.3月のページを見ることが多くなり、今日で1月が終わりだと気づく。

 

昨日、JSN関係者のAさんが力強く話されていた。どんな仕事をするかはもちろん大事だか、誰と仕事をするかはもっと大事だと。私は自信を持って言える。人には恵まれてきた。人見知りでなければもっと多くの人と知り合えたのではと思わないではないが・・・

 

個性豊かな先輩や後輩達にかなちゃん、きんちゃん、かなつかさんって親しみを持って付き合ってもらい、厳しく優しく仕事以外の事も教えてもらい、今現在もユニークな人達と仕事が出来てるお陰で、仕事に対する充実感が多いと感じている。

 

関係者のAさんは他からの仕事を断って、JSNとの仕事を優先してくれた。ありがたい!

 

JSNのスタッフがJSNの仲間達と知り合えて良かった、と思ってもらえる様な組織作りや、一人ひとりの意識変化を促せる取り組みをしなければ。

まずは私から!

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年1月30日

定着支援の一つのカタチSPIS

最近、久しぶりに会う人には「痩せましたね」って言われる。

食事制限で約2ヶ月で5キロ減。

生活リズムが安定しないので、ストレッチと筋トレが継続的に出来ていないこともあってか、この歳で体重だけが減って行くと、病気と勘違いされて「痩せましたね」と声をかけるのに戸惑われる人が何人かいた 笑

 

先週の週末は東京でSPISの事例報告会が開催され、多く企業の方々が参加いただき、SPIS導入について検討されている企業や、興味を示してくれる支援機関もあり良い研修会になった。

 

今週も金曜日に「東京都精神障害者 就労定着支援連絡会」が神田で開催され「定着支援の一つのカタチSPISの活用方法」をテーマに企業や支援者が登壇することになっている。

その中の1人がJSN東京のスタッフである。法人全体としてSPISを就労移行利用期間からサービスの一つとして利用いただいており、その報告をすることになっている。

https://www.wels.jp/304

 

JSNは泥臭い支援を大事に熱き思いで進んできた。今後もこの思いは変わることはないが、時代に合わせた一つのカタチとしてSPISを広く展開していきたいと考えている。

 

働き続けるを実現するためのツールの一つとして、SPISは間違いなく効果があると確信している。

 

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JSN

金塚たかし

2019年1月24日

大阪府就労移行支援事業所連絡会の活動

昨日は大阪府就労移行支援事業所連絡会と大阪府福祉部長との意見交換会。

今年で第3回目になり、連絡会として年一回の刺激ある定例活動である。

 

今年度始まった通称、アドバイザー事業は昨年度の意見交換会の中で出た意見がキッカケになって事業化された。

今年も連絡会メンバーからアドバイザー事業の報告や就労支援の現状や課題について、連絡会としての提案をさせてもらういい時間になった。

 

大阪の中だけでも地域によって課題はさまざまなである。

どのような事が課題であるかを把握するためにも、現場としての感覚や客観的な行政の視点を融合させる必要がある。また今回、府の担当者が意見交換の参考にとして作成してもらった、大阪における就労支援の現状についての資料は、今後の活動の方向性を考える為のわかりやすい資料であった。

 

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金塚たかし

2019年1月22日

予防

インフルエンザが全国的に猛威を奮っているなか、JSNの利用者も数人がインフルエンザで休んでいる。この時期は予防が大事である。一般的にはマスク、手洗い、うがいであるが、私が意識してやっている事は、うがい代わりにちょこちょこと水やお茶を飲む事と、帰宅してからと朝起きてからの鼻うがい。鼻うがいを人に話すと痛くないですか?ってよく聞かれるが、慣れるとスッキリして気持ちがいい。マスクは感覚的に苦手であまりつけない。

 

どの予防も菌を身体の中に入れないためのものであるが、インフル菌に負ける時は免疫力が弱っている時なんであろうと思う。免疫力を高めるのは食事と睡眠。

特に睡眠が重要。いかに良い睡眠を取るかが大切である。睡眠時間によって風邪をひきやすいなどの数字も出ているようである。

 

大阪と東京の往復に出張が入ったりすると生活リズムが崩れて、睡眠時間が一定確保できなかったりする。

今週は明後日から東京での勤務になるのと今日から飲み会が続くので要注意である。

 

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JSN

金塚たかし

2019年1月20日

新人スタッフ合宿研修

先週は水曜から大阪→千葉→茨城→東京と移動して、週末の金、土でJSN新人スタッフの合宿研修に参加。

 

新人スタッフ5人、所長、主任等の先輩スタッフが交野市にある施設で夕方から研修スタート。

 

主任が中心となり支援の基本について、グループワーク等で先輩から新人スタッフへ伝達研修になった。

 

基本を押さえると共に、先輩との距離を縮めるいい時間にもなったように思う。

 

私自身も久しぶりにスタッフとゆっくり時間をかけて話しが出来てとても楽しい時間になった。それにしても朝まで話しをしていたなんてビックリ。付き合わされたスタッフは楽しかったのかどうかはわからんけど。

 

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金塚たかし

2019年1月18日

就労移行支援の研修会より

第7回 就労移行支援の在り方を学ぶ研修会を16日、17日の2日間、千葉県千葉市で開催した。

全国就業支援ネットワークの就労移行支援事業部として毎年、大阪で実施していたが、今年初めて関東でも開催することになった。

定着支援をテーマとして、基調講演、当事者の語り部、シンポジウム、懇親会、グループワークで参加者は学びや刺激を受けたと思う。

 

私の印象に残ってるいる事が2つ。

ひとつはシンポジウムで企業から発信された中に、支援者に対しての苦言があり、その内容を聞くにつけ驚きと同時に、企業の立場としては文句のひとつも言いたくなる気持ちが理解できる。企業訪問した支援員が当事者と長時間面談した内容が雑談だけで、何も解決しておらず、企業へのフィードバックもない。支援員の質が低下しているのでは?と発言されていた事。

 

もうひとつは支援学校に行くと卒業後の選択肢がないので(就職させられる)進学せずに、中学卒業後すぐに福祉サービスを利用する人がいる現実があるらしい。支援学校や地域でどの様な事情があるのかがわからないが、それぞれの地域でいろんな事が起きていることを改めて感じた。

 

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金塚たかし