JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2019年1月17日

国の機関等における障害者雇用状況の集計結果

厚労省がH30.6.1現在の国、地方公共団体等の雇用状況の集計結果が年末に公表されている。
《国機関 実雇用率、不足数等》
厚労省  2.89%
1番高い雇用率 3.24%(個人情報保護委員会)
雇用率0% (復興庁、観光庁、運輸安全委員会)

国税庁は1068人不足

 

《都道府県の状況》

大阪府 3.61%(全国で1番高い)

石川県 1.24%(全国で1番低い)

 

その他、都道府県機関や教育委員会、独立行政法人などの数字がズラッと並んでいる。

 

これらの数字を見て、まず感じたことはこれって本当の数字なのってこと!

 

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大阪精神障害者就労支援ネットワーク

JSN

金塚たかし

2019年1月16日

アンケート調査

先日、高齢・障害・求職者雇用支援機構が実施している研修に参加。その資料の中に障害者雇用に関する以下のような数字がでていた。

 

精神障害者の雇用状況

1.精神障害者の雇用経験

    現在、精神障害者を雇用している      30.3%

    現在の雇用はないが、過去に雇用した    9.0%

    これまで雇用したことがない             59.3%

 

2.今後、採用しようとする障害者種別

   身体障害者中心                       58.3%

   知的障害者中心                       6.4%

   精神障害者中心                       1.7%

   精神障害者は当面考えてない      7.8%

   障害種別は原則問わない           23.0%

   その他                                     2.8%

 

3.障害種別の定着率

   身体  3ヶ月後   77.8%     1年後 60.8%

   知的                85.3%              68.0%

   精神                69.9%              49.3%

   発達                84.5%              71.5%

 

精神障害者の年間の就職件数が、3障害の中で1番だとか言っても、まだまだ精神障害者の事が正しく理解されていないことに気づかされる。

定着率が他の障害種別より低いのは、当事者だけの課題ではない事を私は実感している。

そんな中、元利用者からLINEが入った。「入職から10年経ちます」平坦な10年ではなかったけれど、本人の意志と努力、企業の努力、JSNのバックアップがあったからこそ。
彼等が戦力になる事を、私達は目の前でみてきたからこそ言える、数字の世界からだけでは見えない働く実際を発信せねばと思う。

 

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金塚たかし

2019年1月8日

相手から学ぶ

JSNからの就職者がある雑誌に投稿する「統合失調症の治療ゴール」と題した原稿を読ましてもらった。

要約すると以下の事が書かれていた。

治療ゴールに向かうには3つの要素がある。

1つ目は症状をなくす、あるいは減らす。その為には時には入院治療も必要かも。本人や家族に合う医師や病院をある程度納得するまで探す。

2つ目は急性期を過ぎてすぐに活動するよりも、疾患の勉強やどのような社会資源があるかを知ることが大事。

3つ目はこの疾患をどのように受け止めて、その後の人生をどう過ごすか。病気になった事で得られる経験や人間関係がたくさんある。

この3点について、自分の歴史を振り返りながら具体的に書かれている内容は、私がこれからこの仕事を続けて行く上で、改めて大切にしなければならない視点が多く盛り込まれている。

私達の基本は相手から学ぶ!!

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金塚たかし

2019年1月5日

再会

10年以上会ってなかった高校時代の友人と一昨日に会った。
お互い大阪に住んでいるので、会おうと思えばいつでも会えたはずなんであるが・・・
会わなかった期間に生死を彷徨うような病気になったり、昨年はバイクで事故って手術・入院したと、再会して早々に衝撃的な話題から始まった飲み会やったが、時間が経つにつれ話は若かりし頃の事に。

しかし微妙に記憶のズレがあったり、まったく思い出せないことがあったり・・・長い時間が流れていた事を改めて感じたが、名前にさんを付けずに呼び合える、仲間との飲みはほんと気持ち良く酔っぱらった。

今年は久しく会っていない人に再会する年なのかも。働き始めて間もない頃に良くして貰った先輩から連絡があり、鳥取で会うことになった。
それにしても昔の記憶を呼び起こせなくてビックリ!?

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金塚たかし

2019年1月1日

今年もよろしくお願いします

2019年  元日

テレビを見ていると「平成最後の◯◯」とよく耳にした。
今年は年号が変わるという国全体の変化があり、さらに翌年の東京オリンピックに向けての準備で活気づく事が予想される。しかしながら東京と地方の格差が益々広がるのではと懸念する。
オリンピックの影響が地方にまで広く波及すればいいのだが。

就労支援においては定着支援事業も2年目に入り、事業を実施する事業所がどれくらい増加してくるのか、その中でどのような課題がでてくるのかが心配ではあるが・・・
今年は改めて就労支援の質や企業支援、ローカルルールについて考え実践する一年にしたいと思う。

久しぶりに紅白を見た。
やっぱサザン、ユーミンはいいなあと思いながら、年越しまで起きていたのも久しぶりである。

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JSN

金塚たかし

2018年12月31日

年末年始

子供のころの年末年始の過ごし方は餅つきをしてレコード大賞、紅白を見て、お年玉をもらうのが楽しみだった。

三重県にある祖父母の家に帰ると親戚の人たちが集まっていて,お年玉をたくさんもらえるのが特にうれしかった。

 

朝から風呂に入れられて、飲みたくないお屠蘇(日本酒)を飲まされるのが嫌だった。

 

昨夜、仲間とLINEをしていて子供の頃のお正月をどのように過ごしていたか思いだした。

 

今は飲んで食べて寝る。のグーたらなお正月であるが・・・

 

もう一つ思いだされたのは、LINE仲間の一人がアイドルは誰が好きだった?と聞かれて中学時代が一気に蘇った。

石野真子のポスターを部屋のいたるところに貼ってレコードをよく聴いていた。

 

もう餅つきも凧あげもお年玉もないのでが、飲んで食べて寝るでゆっくりしながら、少し仕事をするお正月になりそう。

 

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金塚たかし

2018年12月25日

語り部の会

JSN主催の語り部の会を、先週の土曜日に100名を超える参加者を迎えて開催できた。

今回は和歌山と徳島からも語り部を迎え、登壇者4名で多彩な話しが聞けた。
語り部の会はその人の「物語」から気付きと学びの会である。平坦ではない物語から、その人自身が気付き学び行動したことについて、聴衆が一歩踏み出す勇気を得る事になる。
物語は一人では作れない。
私達の仕事は彼等と共に物語を作る仕事である。当面のゴールである就職にむけて。夢の実現にむけて。
私達の存在が物語を作る為の背中を押す一助になってくれれば。その物語を聞き私達は気付きと学び、そして勇気を得て私達も一歩前進する。
そんな語り部の会が全国で開かれれば嬉しい限りである。

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金塚たかし

2018年12月16日

懇親会

本来ならば昨日から郡山に移動して、本日のSPISセミナーin福島に参加するはずであったが、急な予定変更があり参加できない事になった。
先週から続いた秋田、仙台の東北行脚の終わりは福島のはずであったが残念!

一昨日はJSN東京で大企業やベンチャー、福祉、医療等の人達が集まって第2回目の会議を開催。組織の役割であったり開発したシステムの紹介などをしながら、横の繋がりを作り「困り感に」に対応する為の組織作りの時間であった。

その後は懇親会。二次会まで行き気が付いたら夜中2時。
季節がら忘年会だったであろう人達で、渋谷の街は夜中とは思えない賑わいにビックリ。タクシーに乗るのに1時間もかかった。

この時期はしっかり節制しないと、少し凹んだお腹がまたすぐに戻りそうである。

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金塚たかし

2018年12月6日

聞き方

昨日の語り部はみなさんに刺激があったと思う。
語り部を行う◯◯さんと一昨日の夜、晩ご飯を食べながら打ち合わせをした。

何度となく語り部を実施しているので、流れの確認を中心にと考えていたが、今まで聞いた事のなかった、当時の心境などが聞けて、感動すると共に考えさせられた。思わず涙して◯◯さんを驚かせてしまったようだ。
どのキーワードが引き金になったかわからないが、新たな話しを聞くことが出来た。感動が大きくてどのような聞き方をしたのか思いだせないが「聞き方」によって「答え方」が全く違ってくる。
誰を?何を?意識して聞くのか。どんな言葉を選択するのか?によって相手から返ってくる言葉が違ってくる事を改めて感じる。
語り部の会やその打ち合わせの中で感動したり、共感したり、新しく気付いたキーワードを手帳に書き留めているが「◯◯さんの言葉」欄にまた新しいワードが増えた。

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金塚たかし

2018年12月4日

語り部 秋田で発信

明日「働き続けるを支える」をテーマに秋田県で研修会が開催され、語り部の依頼があり当事者と共に本日秋田に移動。

今月22日に大阪で規模の大きな語り部の会を開催する。
徳島、和歌山で開催して3回目を大阪で実施。2つの県の当事者と支援者が大阪に集合して、大阪の当事者と一緒に生の声を発信してもらう。
当事者だからこその視点での発信は私達に、刺激と気付きを与えてくれる。また複数で当事者が登壇するからこそ、いろいろな角度での発言があり、よりリアルな話しが聞けて面白い。
こんな機会を出来る限り多く作り、たくさんの人達に語りを聞いてもらいたい。
今日と明日の夜は美味しいお酒もまた楽しみである。

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金塚たかし