働く障害者 メッセージ発信事業
昨日、「働く障害者メッセージ発信事業」の件について、ダイキンサンライズ摂津の應武社長(企画委員)と大阪障害者職業センターの中尾所長の紹介で、奈良障害者職業センターを訪問した。
今、奈良と言えば平城遷都1300年。
「奈良・平城京(ならへいじょうきょう)」に都が移(うつ)されたのは西暦(せいれき)710年。平城京(へいじょうきょう)は東アジアとの交流を通して世界と結びついた、日本で初めての大規模(だいきぼ)な国際(こくさい)首都でした。西暦(せいれき)2010年は、「奈良・平城京(ならへいじょうきょう)」に遷都(せんと)されてから1300年という記念すべき年」で、鶴橋駅からの電車も多くの平城京を訪れる人や校外学習の高校生などで座る事も出来ないくらいの人でした。。。。
そんな歴史を待つ奈良で、精神障害者の就労については奈良県内に5か所ある障害者就業・生活支援センターや就労支援施設が積極的な取り組みをされてるようだが・・・障害をオープンにしての就労にはまだまだ戸惑いがあるよう様子。
その理由の一旦に精神科の先生が「障害をオープンにしたら働けないよ」とのアドバイスがあったりするとのこと。これは大阪にもそのような考えの先生はおられるとは思うのですが・・・
患者さんにとって先生の一言は大きな影響を与える。先生が「無理」と言われれば、患者さんとしてはやっぱ「無理」なのかなと考えるだろうし・・・
先日、機関誌「熱人」Vol12(冬発刊)の田川理事長と帝京大学の池淵先生の対談の中で、池淵先生が精神科の先生も就労支援の現場を見る機会を作る事や、研修プログラムに就労支援のカリキュラムがあるといいのにと仰られていました。
今、精神障害者の就労実態は昔と比べて大きく変化している。是非、多くの先生方にも精神障害者の就労現場を知っていただきたい
「働く障害者 メッセージ発信事業」は就労現場の一端を知っていただく最高の機会になると思うので、是非、遷都1300年で沸く奈良の地でたくさんのメッセージが発信出来る場所を作れたらと、企画委員の一人として願う!!