JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2010年4月25日

コミュニケーション

携帯を持つようになった長男、友達からのメールや電話で肌身離さず・・・
携帯を持ちたいとの要望に「糸電話でいいやん」と返したら「糸がもつれるやん」(^^と返答。こちらも紙コップを持つのも嫌なので携帯購入になった(^^;
携帯はコミュニケーションツールの1つ。
コミュニケーションは「話す人」と「聞く人」がいる。しかし「話す人」と「聞く人」が皆同じ枠組みを持っているとは限らない。
コミュニケーションの定義はいろいろとあるだろうが「わかりあう事」、「相手と同じ物を持つ事」であるうかと・・・
そうするためには出来るだけ具体的に話をする事が大事。
自分の思い込みだけで話をしていると大きな間違いが起こる!!
話をするだけではなく「具体的」は私の中のキーワードである。

2010年4月12日

桜吹雪


さて、どこでしょう?
花散らしの雨が一日降り続きましたが、変に暖かいからか週の始めだからか身体がなんかだるい感じの一日でした。
新年度が始まって、私事では子供の入学式やその準備などでバタバタしましたが、新しい生活スタイルに慣れるまではあと少し時間がかかりそうな感じ・・・ですが。
JSNの両事業所も新しい支援体制で動き出している中、3月、4月で新規相談者がとても多くなっていますが、これからもドシドシ就職に出てもらう予定なので見学・相談はいつでもウェルカムです!!
ちなみに平成21年度の就職者数は門真16名、茨木15名の31名が企業就職に結びついた。しかし、今年度はより高い目標を掲げ両事業所から各20名の就職者が送り出せる支援をしていきたい。

2010年4月10日

企業訪問

開幕ダッシュのはずが・・・なんかやばい感じの阪神タイガース。
現在、朝の4時。スポーツニュースもやっていないので、昨日の結果をネットで確認すると8対3でヤクルトに完敗(T_T)
今年は是非、甲子園に応援に行きたいと思ってるのだが・・・
このままずるずると最下位への道を辿らないもらいたい!!
 最近、企業に訪問させていただく機会が多い。
就職させていただいた企業へのあいさつや障害者雇用の取り組みについて伺う為に訪問した企業など、大阪だけでなく京都まで足を延ばしていく中、「精神障害者の雇用は難しいなあとか、現場にノウハウがないからとか、多くの人を雇ったが続いているのは1人だけ」等の話が多いなかで、枚方市にある企業の若き障害者担当の方は「これからは精神障害者の雇用に力を入れていきたい」と力強い言葉に、勇気をもらえたし、JSNでできる事があればなんでも協力したいと思った訪問であった。来週も従業員の約8割が知的障害者であるという企業に訪問する予定であり、楽しみにしている。
 来週中には職場開拓について資料を作らなければならないのだが・・・
最近、新規の職場開拓はほとんど出来ていないので、昔を思い出しながら資料を作りかけているのだが。失敗した事しか浮かんでこない(^^;
 大企業に訪問し「○○部長おらっしゃいますか」と言い、受けつの女性を笑わせた事、「助成金を使える」と説明したが条件に当てはまらず、企業担当者とハローワークの担当者からえらく怒られた事、飛び込み営業でまったく話を聞いてもらえなかった事、株式の話題になりまったく話についていけなかった事等々。でもそこから学んだ事もいろいろあり、それを資料としてまとめるのだが、今思い出しても冷や汗ばっかりかいていた若き頃の職場開拓であった。でも、昔の比べると精神障害者の職場開拓はやりやすくなった感はある・・・
 職場開拓のポイントはいろいろあるがまずやるのは ☆地域を知りネットワークを作る☆って事だと思う。そうすると自然と情報や紹介があったりして。昨日も京都の病院に勤めている作業療法士のおもろいおにいちゃんから、京都で社適の事業所になっている企業が、大阪にも店舗があるとのことで紹介をいただいた。
ほんとにありがたい事である。感謝!感謝!
あ~あ お腹が空いてきた、朝飯でも作りますしょう!!

2010年4月4日

普遍性

 先日、京都にある宇治黄檗病院が就労移行支援事業所「ワークネットきょうと」を開所された。
 その開所式の記念講演に呼んでいただき講演をする事になった。一部の式典から参加をさせてもらったのだが、式典が進むにつけ、いつの間にか3年前に行ったJSN門真の開所式に思いをはせていた・・・・ これからの不安感とわくわく感。早いものである、後2カ月足らず4年目を迎える事になるのだが、そんな中での記念講演を行うあたって、田川理事長がJSNを開所した当時からJSNの実践の「普遍性を示したい」という話していたのを改めて思い出した。
 私たちJSNの実践は理事である北山氏の影響を大きく受けている。就労支援を初めて400人以上の人達を企業へ輩出した、やおき福祉会の実践を参考にさせていただいているが、少しずつJSN方式に変化をさせている途中である。
 そんな発展途上である私たちの実践を「ワークネットきょうと」の実践に取り入れてもらえるならば、田川が言うJSNモデルの普遍性を示す1つになるのではないだろうかと記念講演には力が入った。まあ、相変わらずカミカミでしたが(^^;
 昨年度より医療関係者からJSNの取り組についての講演依頼が田川理事長に多くある。基本的には講演で近畿圏から外に出ない理事長であるが、「普遍性を示す」という事、医療機関に変わってもらいた、就労についてもっと興味を持ってもらいたいという思いから、この4月から埼玉県、宮城県、沖縄県など全国的に飛び回る予定になっている。
もちろんJSNの取り組みが全てなどと、おこがましい事は思っていないが、今後、いろんな地域で真似をしてみたいと思えるようなモデルを作っていきたいと考えている。

2010年3月17日

やっぱ就職はスタート

 15日の月曜に企業の方が中心に参加される研修会に、JSNから就職したAさんと共に講師として参加した。
 私がAさんに質問し、それにAさんが答えていく形式で話を進めていった。AさんはJSNへ通所する前は、障害を非開示にして退職を繰り返していたらしい。そんな時JSNの存在を知り通所することになるのだが。
JSNの利用の条件の1つとして、「障害を開示して就職する」がある。
AさんはJSNに通所していたのだから、もちろんその条件を了解していたことになるのだが、障害をオープンにすることに強いためらいがあった。そんなAさんがオープンで働こうと決めたきっかけが、体験実習に出てオープンのメリットを強く経験したからである。
そして現在、ある企業で障害をオープンにして2年近く働き続けている。
JSNの目標は「就職はスタートであり、働き続ける事である。働き続けるために、当事者が自分自身での解決が難しい困りごとに対して、私たちが企業の中に入り込み支援にあたるには障害をオープンにしてもらう必要がある。
そこで、Aさんがある質問に対して答えてもらった言葉にグッときた。
Aさん曰く「就職したときに所長に飲みに連れていってもらが、自分の中では1年働き続けれた時にお祝いをしてほしかった」と・・・・初めて聞いた言葉であった。。。
障害を非開示で退職を繰り返していたAさん。数か月持たずに辞めた経験も。私たちは就職した事を1つの節目として、今までの頑張りに、努力にお祝いをしたいと思うのだが、Aさんの気持の中では就職をした喜びよりも、「続けられるんやろうか」と不安でいっぱいであった胸の内が先ほどの言葉によく表れていて「グッと」ときたのである。
障害をオープンにする事に強いためらいを持っていたAさんが、今は、大勢の前で顔を出し、名前を出し、過去の経験をさらけ出して発表しているのはなぜ? 
自分の経験が少しでも役に立つのであればうれしいと・・・・講演を締めくくってくれた。
JSNの就職者の中にはAさんのように、自分の経験が役に立つのであればと考えてくれている人達がたくさんおられる。
このブログを見られている人達で、彼らの体験発表をぜひ聞いてみたいと思われる方はJSNまで連絡ください。すごいパワーをもらえますよ!!

2010年3月14日

アンパンマン

「もし、自信をなくして♪ くじけそうになったら♪ いい事だけ、いい事だけ思い出せ・・・・・♪」
 日曜日、午前6時から10チャンネルで幼い子供たちが大好きなアンパンマンが放映されているのを知っていますか?(日曜日のこんな時間にアンパンマンを見てる子供たちって何人いるんだろうか)
 私も昔はよく見ていた、というより見せられていた。そのアンパンマンが今日、テレビをつけるとやっていたので、なんとなく見るとわなしに見ていたら、エンデイングテーマが♪♪♪。
それが「もし、自信をなくしたら・・・」である。
 これがなかなかいける歌詞だと思いませんか。。。
ポジテイブにとか、プラス思考でとか言われるが、「いい事だけ、いい事だけ思い出せ」って具体的な言葉いいですね。
私にはポジテイブやプラス思考の言葉よりしっくりきて、なんか元気が出てきた私の精神年齢は幼児クラス・・・
 そういや嫁が私の言動を見て「あなたはコトナ(年齢は大人やけど、精神は子供)やなあ」って言われた事があった(^^;
 
 まあ、それにしてもアンパンマンマーチはいい歌やな。フルコーラス聞きたいものです。。。

2010年3月13日

人前で話す事

 毎日がウキウキの上の子供。志望の高校に合格し卒業式も終り、本日から奈良の田舎へ1人で遊びに・・・
 当面、下の子供と3人暮らし。ちなみに明日は下の子供と甲子園に巨人とのオープン戦を観戦に行く予定。
 今月は講師やシンポジウムのコーデイネーターとして人前で話をすることが5回ある。
昔から人前で話す事は苦手で、小学校時代は手を挙げて発言するのが嫌で嫌で。。。授業中はおとなしくて体育の時間になるとやたら元気な小学生ってクラスにいませんでしたか?私はそんな子供でした(^^
 それが「障害者就業・生活支援センター」に勤務するようになってから、人前で話をする機会が多くなってきた。特にJSNにお世話になってからは多い。でも、なかなか慣れないもので話し始めから5分くらいは緊張が高い。しかし大阪人なのか笑いを取らないとなんて考えて、スベッた日にゃ緊張が倍増(^^;
 今週の木曜には長野県長野市圏域の研修会に呼ばれて、1時間話をしてきたのだが、今回は少し事情が違い、緊張感より気分が悪くてしんどくて・・・
緊張感からくる気分の悪さではなく、単なる二日酔いでしんどくて(^^;
 前日、社会福祉法人 ともいき会の越川センター長や富田さんなどと飲みすぎてしまって・・・長野市川中島の地酒がうまくてグイグイ。
そのおかげで流暢にしゃべれたかな、なんて????
 人前で話す事を生業にしてるわけではないが、聞く人が気持よく聞いていただけるような話をしたいもんである。。。

2010年2月6日

読書

 なぜかわからないが、電車の中が私の一番集中出来る読書の場所である。
出勤中に電車の中で本の内容に入りすぎて、泣きそうなった事も2,3度。
乗り過ごした事も何度か。時々、東京の出張があるが、昨日も書いたとおり飛行機が嫌いと言うより怖いので、いつも新幹線の2時間半を読書で過ごす。
 
 こんな書き方をすると、読書が趣味のように聞こえるかもしれないが、読むのはほとんど電車の中か休日のお風呂の湯船の中である。
 最近読んでいるのはもっぱら伊坂幸太郎。仕事に関係する物も時々読むが、伊坂さんの発想(ストーリー)が面白くて少々はまっている。
 下のちびがはまっているのは、なぜか今頃「がばいばあちゃん」と漫画のぽっかぽかとヘルプマン。ちなみに上のちびは今月、高校受験で読書の時間は無いはずだが・・・お願い公立高校に行ってくれ(;;)
 読書離れが激しく書店は経営難で大変そうである。書籍に関しても外資系の書店に立ち向かうべく、合併をするような事が先日、新聞に出ていたように思うが・・・自分の知らない世界を疑似体験・知る事ができるのが本。
 これはおもろいよと言う本があれば紹介下さい。

2010年2月4日

他人から見た自分

 この時期になると毎年思うのだがなかなか実現しない、阪神タイガースのキャンプを見に行く事。飛行機が嫌いでなので、沖縄には行こうと思わないが、キャンプ後半の高知県安芸には是非と思っているが今年も日程的に難しそうである・・・
先日、あるスタッフが「所長、犬を思い浮かべて言葉を3つ言ってください」と声をかけられた。私が思い浮かべたのは「ふわふわ こわい 噛みつく」これを聞いたスタッフはケラケラ笑いながら当たってるはと。
 
 この3つは他人から見た自分イメージらしい。スタッフ曰く、酒を飲んでる時は「ふわふわ」で、仕事をしてる時は「怖くて」、時々「噛みつく」やないですかと・・・・酒を飲んでる時は確かに「ふわふわ」と言うよりもふにゃふにゃですが(^^;
昨年末にスタッフ年間MVPを決めるべく、職員間での投票を行った。
全てのスタッフに1年間の働きについて良かった所を記入してもらい、その中で誰がMVPかを決めた。スタッフ同士そのように見てたのかと、各人の他者評価を見ていると自然に笑顔になった事を思い出した。
 
 以前にも書いたが、自分が思っている自分+他人が思っている自分=本当の自分。他人の意見をしっかり受け止めてなくては。
 でも、そんなに怖いかな・・・・(^^
 

2010年2月3日

モチベーション

 日々の生活で気持ちの落ち込み、やる気が出ない事は誰でもあるもの。
そんな時どうすればモチベーションがアップするのか?
 人から褒められたり、業績が上がったりするとアップするが、がんばった自分にご褒美を・・・
キーワードは「自分で考えて行動する」ではないか?人から押し付けられて行動するところにアップは無い。自分の好きな事、自分のやりたい事に向かって「考え行動する」事で結果がでればモチベーションワンランクアップである。
 就労支援をする立場としては利用者のモチベーションを向上させる事がとても重要である。社会基準から外れるような行動について、時には厳しく指摘をしないといけない事もあるかもしれないが、なぜ、基準から外れる行動になったのか?を振り返り再度挑戦しようと思えるアプローチが必要である。ダメなものをダメというのは簡単であるが、ダメダメを突き付けられるとモチベーションは落ちていく一方である。
 良い支援はシステムではなく支援者、一人ひとりが利用者と一緒になって考え、悩み「よし!挑戦しよう」とモチベーションを上げれる寄り添い方が出来る支援である。
 スタッフのモチベーションを上げる為の、私のスタッフへの関わりはどうなんだろうか???