毎日を大切に
「精神障害者の支援ってしんどいでしょ」と言われる事がある。確かにしんどい事もある。でもそれは他の仕事もみな等しくしんどいはず。
私たちの仕事は、当事者の不安や悩みを聞き、どうしたらそれを解決でき、目標を達成できるかを共に考えることだ。
それは同時に、自分自身の悩みを解消したり、回避するための解決策を考えられ、自己を見直す機会に恵まれていると言える。
当事者と向き合いながら、毎日を大切にすることが人生を豊かにすることにつながると感じている。
そのために私が日々心掛けているのは、
●「今日は良いことがある」と声に出して笑顔を作る。
言霊というのは本当にあるかもしれないし、声に出すことで顔つきは変わる。不平不満ばかりいう人は魅力的とは言えない。
●HAPPYになれることを見つける。
それはほんの些細なことでいい。例えばこのブログのネタを見つけた、電車の乗り継ぎがうまくいったなど。
先日、朝の散歩中、見ず知らずのおばあちゃんにとても爽やかに「おはようございます」とあいさつをされた。
テレビのチャンネルを変えたら石原さとみのCMをやっていたなどなど。
少しのHAPPYを積み重ねることで、毎日は確実に変わるはず。
●一日一回笑顔になれることをする。
これはなかなか難しい。自分も人も笑顔にしたいのだが、今のところなかなかできていない。
自分は人に笑顔にさせてもらうことは多々あるが、私は一体どれだけの人を笑顔にできているのだろうか。
黙っていると怒っているように思われる事が多い。
ここ一年はマスクの恩恵を受けているが・・・
人の人生と向き合うならば、自分の人生と向き合う必要性がある。