2021年8月21日

遠く離れていても

日本各地で起こっている局地的豪雨などの災害のニュースが流れるたびに心が痛む。

少し前までは地方の災害が報道されてもあまり身近に感じる事はなかったが、研修などで北海道から沖縄まで、全国各地を訪れ、そこでかけがえのない仲間ができた。今では遠かった地域が身近に感じるようになり、そこで生活している親しい人たちの顔が思い浮かぶようになった。

◯◯県で大雨と報道されると『◯◯さん大丈夫かなぁ』

◯◯県◯◯市で床上浸水と聞くと『◯◯さんの地域大丈夫やろか』

コロナ禍以降、研修は全くなくなってしまった。もし訪問したとしても、東京と大阪を行ったり来たりしている私にはみんな会いたくないだろう。

仲間と語り合い、酒を酌み交わした日々が愛おしい。体はそこに運べなくともせめて心だけは運ぼう。 遠く離れていてもみんなの無事を祈りながら、安心して会える日を待ちわびている。