2025年11月19日
韓国との交流
JSN東京には、現在 2名の韓国出身スタッフが在籍している。二人とも日本に留学していた大学院生時代からの付き合いで、そのご縁が続き、今では職員として日々の業務を支えてくれている。国籍を越えた関係が、今日の組織運営に広がりをもたらしていると感じる。
そのような関係性の中で、今年度の初めには韓国の支援組織の方々が JSN を訪問された。訪問の際には、JSN だけでなく、日頃、お世話になっている、「障害者就業生活支援センターアイキャリア」さんにもご協力いただき、日本の障害者就労支援の現状や特徴について、茂木統括施設長が丁寧に説明を行ったようだ。両国の支援体制を比較しながらの意見交換は、双方にとって大変有意義な時間となったようである。
さらに、今年 10 月には今度は茂木が韓国を訪れ、現地で講演をさせていただく機会を得た。自身にとって初めての海外であり、講演ということもあり、出発前からかなりの緊張があったようだが、それでも現地の温かな迎えと関係者の皆さんのサポートのおかげで、無事に講演を終えて帰国することができた。異国の地で自らの経験や日本の取り組みを伝えることは、大きな挑戦であり貴重な経験だったと思う。
そして来月12 月には、再び韓国の支援組織の皆さんが来日し、今度は大阪を訪れる予定。今回は私自身もご挨拶させていただくこととなり、直接お会いし交流を深められることを楽しみにしている。文化や制度の違いを越えて学び合える機会は非常に貴重であり、どのような意見交換が生まれるのか期待している。
