2021年6月15日

インタビュー

大阪府就業促進課から職場体験啓発動画を作成するというので、インタビューを受けた。

八木早希アナウンサーがインタビュアーとなり進行。始まるまでは気さくに関西弁で雑談を交わしていたのだが、始まった途端、プロの声に変わり、ピリッと空気が一転したのを感じた。予定にない質問もバンバン投げてこられ、型通りの仕事をしない知的で素敵な方であった。

 

厚生労働省のデータによると、精神障害者の就職1年後の在職率は5割に満たない。

JSN出身の就労者の定着率はトータルで7割である。これはとても誇らしいことだが、当然就職はゴールではなくスタートだ。

せっかく決まった就職をできるなら長く勤めて欲しい。他にも就労支援事業所はあるものの、多くは就職までの支援しかしなく、その結果離職を繰り返し、負のスパイラルに陥って人生を投げ出してしまう人がたくさんいるという厳しい現実がある。

企業の中でリアルに活躍できる人材に育ち、企業にとってもwin、就労者にとってもwinの関係を築いてこそ、本当の成果と言える。

 

最高の瞬間は必ず訪れる。

私が考える就労支援のゴールは、障がい者を雇用することで企業が学びを得て、すべての人が働く喜びを感じられる企業になる事。そうなったとき、就労者、企業、そして私達もが幸せになれる。

何人かの社長が『障がい者を雇ったから今の会社がある』と言ってくれた。

働く喜びを噛み締めた最高にうれしい瞬間であった。

 

 

インタビューの内容はこちら。

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http://www.pref.osaka.lg.jp/koyotaisaku/management/syokubataikenvideo.html