JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2012年7月11日

千客万来

 昨日はある薬業会社の若き営業マンが複数で門真の見学に訪れた。
障害のある人達がどのような訓練をしているのか知りたいと訪問いただいたようである。

 
  
 来週は公明党の市議が複数で門真に見学研修に来られる予定。
数か月前にお一人で訪問された議員がとても参考になったと仲間を連れて研修に来られることとなった。

 
 病院のデイケアに就労準備プログラムを作るにあたり、就労支援の現場で学びたいと門真、茨木に研修に来られる。

 
 それ以外にも学生さんや多施設、他機関より多くの方が見学や研修に来ていただいている。各事業所で担当スタッフが対応させていただいているが、よりわかりやすくと言うことで訓練の流れなどをスライドショーで作成したり、ウェルカムボード、スタッフ紹介など気持ちよく見学・研修をして帰ってもらおうと工夫しているところである。

 今日は茨木に電機神奈川福祉センターの方が見学に来られているはず。本当は昨日、その方と一献いくはずだったのだが予定が合わずに・・・

 
 皆さんがJSNに見学・研修に来てよかった!!と感じて帰っていただけるように私達スタッフはおもてなしの心で接客をしなければならない。

2012年7月3日

就労部会

 先週の金曜に大阪府の自立支援協議会   就労部会に参加した。
今年から就労部会が発足し、委員として参加する事になった。
大阪府として、平成27年までに1100名の就職者を目標にしている。今年度は700名の就職者の予定。
これだけの数値を達成するには就労移行支援事業所が現在のような現状では、実現の可能性は遠い。
145ケ所の移行支援事業所の内、10人以上の就職者を送り出している所が、1割弱、5割以上が就職者0ないしは1人という。
実績の上がっていない就労移行支援事業所の活性化は、まず 法人が真剣に事業に取り組む意欲があるのか?意欲のある法人に対して、どのような支援ができるのか?
なにはともあれまず、意欲があるのかが第一であると思う。
JSNを利用している人達は色々な状況があるなか、一つ共通しているのは『働きたい』と願う意欲である。
市場原理において実績が上がらないというのは倒産である。

2012年7月3日

琉球王国 三

 沖縄時間があると聞く。
郷に入れば郷に従えである。
夜の宴会も沖縄時間なのか、この4日間は沖縄特産の島らっきょや海ブドウをあてにオリオンビールと泡盛をしっかり飲んだ。
毎日、夜中の2時、3時。
沖縄の空気とお酒が身体に合うのか、次の日には二日酔いせずに朝から活動開始。しかし、これには沖縄ウコンの効き目が大きかったようである。
笑って、話した4日間。地元に帰ったらうつになるわって先輩は話していたが、ほんとにそう。少々気が抜けてるかも。
しかしながら、苦手な飛行機に乗ってでもまた、沖縄に行きたいとおもった。

2012年6月30日

琉球王国 二

大阪の社長や山形、長野の先輩達と一緒に二十数年ぶりに二度目の沖縄。

大阪にはおもろい社長や仲間がたくさんいるが、沖縄にも素敵な社長や支援者がたくさんいる。

一日見ていても飽きない七色に変化する海。本土では目にしない山の景色。夜には満天の星空。
この豊かな自然の中、琉球の歴史と文化に育てられた解放的な性格の人達が、障害のある人達の生活を企業家と支援者が一緒になって支えている。
精神障害の人達を複数名雇用している社長の、障害者雇用に対する思いのフレーズ一つひとつには本当に感動させられた。
機会があれば是非、大阪で話をしていただきたい。
支援者はいつもコミュニティを意識しており、地域に溶け込んで支援を展開している。
大阪の社長は新たな雇用領域を沖縄の地域に作るべく奔走している現場も見学させてもらい多いに刺激になった。
色々な先輩達と一緒に研修会で話しをさせてもらったが、さて、皆さんに何かを感じてもらえただろうか?
三に続く。。。
2012年6月30日

琉球王国~写真~


     ~ひめゆり~

      ~首里城~

~プライベートビーチの夕焼け~


    ~古宇利島~

2012年6月25日

確認

先日、息子の卓球の試合を観ていて仕事をしていく上で再確認した事があった。
・なりふりかまわず一心不乱な行動は観る人に感動を与え、仲間に勇気を与える。
・目標(勝つ)に集中しこだわり続ける大切さ
・切り替え
・ピンチはチャンス
・ポイントを見極め、最大の力を発揮 する
・相手を分析する力
・ありがとうの感謝の気持ち
・一喜一憂しない
スポーツは面白い。
今朝のイタリアVSイングランドも面白かった。

2012年6月24日

自分の人生後 何日

先日、ある研修で、車椅子生活を余儀なくされている講師の人が、自分の持病から逆算すると後、7千何日かの命であり、この期間に何が出来るかと言うような事を言われていた。
平成21年生まれ平均寿命 男性 79.5歳 女性86.4歳
昭和39年生まれ平均寿命 男性 67.6歳 女性72.8歳
私は平均寿命まで後、約20年 7300日
平均寿命からすると2/3を過ぎた事になる。
7300日を有効に過ごし為に、目標に向けてPDCAサイクルを確実に押さえていく事が必要となる。
JSNも6年目を迎え、夏あたりから来年度からの第3期3ヶ年計画を立てる事になる。
第3期の計画はどのような形になるかはわからないが、スタッフからの意見も取り入れて行きたい。
就労支援は『変化』。変化を求めて1/7300の今日を楽しみたい!

2012年6月9日

自然災害に対する強さ

アドバイザーとして福島県の就労移行支援事業所を回らせていただいたが、その中に精神障害の方を中心に支援されている所が3カ所あり、その3カ所で共通している事があった。
震災後にメンタル不調を起こした人が多いと聞く。
事業所ではどうだったんだろうと、震災前と震災後の違いを聞くと、事業運営上の事は上がってくるが、どの事業所の方も利用者に変化はなかったとの事。不調になるどころか自分がなんとかしなければと、率先して動いていたらしい。
頼もしい限りである!

2012年6月9日

笑顔

昨日、福島市で久しぶりに地震を体感した。
福島就労支援ネットワーク総会&研修会の途中、足元がガタガタ、少し横揺れの震度3。福島の人達は震度3位では平気なようだが、昨日は少しビビったとの事。
昨年の3.11もまさに、福島就労支援ネットワークの研修会で大阪から招いた講師が話し始めた時だったらしい。
シチュエーションが昨年とソックリであったため、少しビビったと笑いながら話す福島の人達。
今回の東北で山形と宮城、そして多くの福島の人達と話しをした。
話しは必ず震災の事になり、体感していない私は本当の恐怖、苦しさの1/100もわからない。
だから、ただただ黙って聞いているだけだが、話し手の人はニッコリ笑いながら、ここで生きていこうと決めました。と力強く話されている姿はこちらが勇気づけられた。
今回の震災で本当の絆を見つけました。
障害者の就労支援だけではなく、コミュニティを考えるようになったと、みんなが前を向いて歩いてる。
家族とバラバラで生活していたり、毎日、放射能の恐怖と闘いながらの生活と、震災が残した爪跡は大きいが、『笑顔』で就労支援談議をする人達の東北弁は癒し効果満点であり、その上、沢山の仲間と情報を得た今回の東北は本当に有意義な時間だった。

2012年6月8日

就労移行支援事業所

福島県下の移行支援事業所の取り組みについて、各事業所を訪問して話しを聞かせてもらっているが、いかんせん時間が1時間半程しかないため深い所まで聞けないのが残念である。しかし、どの事業所も地域背景をしっかりと捉えながら、特徴があっておもしろい展開をされている。
大阪と違い社会資源には大きな差があり、就労移行支援事業所だけとってみても、大阪では120~130程度の事業所があっと思うが、福島では10数カ所しかない(全国的に見ても突出して少ない)。
そんな背景の中、必要に迫られ自法人で色々な事業を展開する事にならざる得なかったようだ。
多機能での事業展開で注意をしておかなければならないのは、目的の違うサービスを一緒にせず切り離して実施できるかが成功する為のポイントの一つになる。
移行支援事業所は就職。B型事業所は主に工賃アップが目的であり、必然的にサービス提供内容も変わってきて当然である。
どの事業所でも共通して話されていたのは、スタッフ育成である。
事業は人なり。事業目的にあったスペシャリストを育てる仕組みが必要である。
今日は福島就労支援ネットワーク総会で、精神障害者の就労支援の取り組みについて1時間程度話しをさせてもらう。少しでも参考になればいいのだが・・・