刺激
昨日、6月に姫路で就労移行支援事業所を立ち上げる法人の研修会に、講師として参加させてもらった。
数年前からボランティアに近い形で、引きこもりの若者や精神障害の方々の居場所作りと就労支援の活動を姫路の駅前で実践されてきた法人である。
就労移行支援事業所を立ち上げるにあたり、JSNまで何度となく足を運んでいただいたが、今回は私が姫路を訪問させて頂き就労支援の基本的な研修をスタッフに向けてさせていただいた。
なぜ私達は就労支援をするのか?就労支援の目指すものは?就労移行支援事業所は地域の社会資源として何ができるのか?は、就労支援に係わるスタッフ全員で討論し、基本的な概念を整理しておく必要性を日々感じているところであるが、姫路のスタッフの方々は、いままでの活動を通して整理されたものがあり、これから制度を使ってより一層、就労支援に厚みが増すように感じた。
就労移行支援サービスは単価が高いから。就労移行支援サービスは就職者を出せばそれでいい。などと考えている事業所とは違い、本気度が伺える法人の方々と交流をしていると、こちらが学ぶ事が多く刺激になった。