2019年1月18日
就労移行支援の研修会より
第7回 就労移行支援の在り方を学ぶ研修会を16日、17日の2日間、千葉県千葉市で開催した。
全国就業支援ネットワークの就労移行支援事業部として毎年、大阪で実施していたが、今年初めて関東でも開催することになった。
定着支援をテーマとして、基調講演、当事者の語り部、シンポジウム、懇親会、グループワークで参加者は学びや刺激を受けたと思う。
私の印象に残ってるいる事が2つ。
ひとつはシンポジウムで企業から発信された中に、支援者に対しての苦言があり、その内容を聞くにつけ驚きと同時に、企業の立場としては文句のひとつも言いたくなる気持ちが理解できる。企業訪問した支援員が当事者と長時間面談した内容が雑談だけで、何も解決しておらず、企業へのフィードバックもない。支援員の質が低下しているのでは?と発言されていた事。
もうひとつは支援学校に行くと卒業後の選択肢がないので(就職させられる)進学せずに、中学卒業後すぐに福祉サービスを利用する人がいる現実があるらしい。支援学校や地域でどの様な事情があるのかがわからないが、それぞれの地域でいろんな事が起きていることを改めて感じた。
働き続けるを応援する
大阪精神障害者就労支援ネットワーク
JSN
金塚たかし