JSN金塚統括所長のわくわくワーク JSN金塚統括所長のわくわくワーク
2008年6月2日

再会

 先日、茨木のネットワーク会議の後、懇親会があり参加した時の事。
隣り合わせたある作業所の指導員さんから、「京都の○○先生を知ってはりますか?」って声をかけられた。その時点では○○先生に覚えはなく「しらないですわ」と返答すると、「看護職を考える会に出席してましたよね」との事。15、6年前に確かに京都のあるところで、早川一光先生を中心とした、看護職を考える会(と言う名前だったと思うのですが・・・)に出席していた。
 そこから、15、6年前の記憶が徐々に甦り、指導員さんが○○先生と呼んでいた方は、私がとてもお世話になった、いまでもお世話になっている△△先生(指導員さんは名前で○○先生と読んでいた。私はいつも苗字で△△先生と読んでいたのでピンとこなかった)だとわかり、共通の話題となり
、その当時の人たちの話題で盛り上がり、こんなんところで15、6年経って再開した事がうれしくて、すぐに△△先生に電話を入れて報告(夜分にすいませんでした)。先生曰く「これも縁やね、ネットワークやねと」どこで、どんなつながりがあるのか不思議で!!
 もうひとつ不思議なのは、その指導員さんとは特別仲が良かったわけではないのに、私の事をよく覚えていてくれたこと。「一度、4人くらいで一緒に御飯を食べた事があって、その時に私が当時の職場の愚痴をこぼしていたらしい(^^;」それが印象に残っていたようで・・・
 まあ、何につけ覚えていてくれたことがうれしくて、これでまた一つ新しいネットワークができそうで。愚痴でも何でも熱く語るもんですなあ(^^(今となっては熱く語っていたかどうかわかりませんが・・・)
 近々、当時の集まっていた人たちと飲めればうれしいな!!と思いながら
思わぬ再開に気分よく帰宅しました。

2008年5月26日

法人設立1周年

 先週の21日で、当NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワークが設立1周年を迎えた。
 ちょっと振り返ってみると、昨年の5月頃は、NPO法人の認可と就労移行支援事業の指定が同時並行で進んでて、ハラハラドキドキしながら綱渡り状態であったのが思い出される。
 よちよち歩きながら1年間が過ぎた。この1年間の活動は後日、報告させてもらうが、最近、門真で「体力強化プロジェクト」が開始した。
 清掃実習に出た利用者と付き添いに出たスタッフが、翌日筋肉痛になった事から体力強化プロジェクトが始まった。働く為にはまず、体力が必要である。
 他人数のチームで出来て、楽しみながら体力を強化する事を目的に、ソフトバレーボールすることになった。
 先週の火曜日に第1回目を実施した。20人弱の人たちが参加。門真市体育館を借りて、ストレッチ、ランニング、パス練習、試合形式で約2時間練習をした。バレーボール経験者も複数名おりわいわいと楽しく体力強化ができた。
 今後、隔週で金曜日の午後から実施する予定。そのうちにどこかのチームと練習試合ができるといいなと考えてます。どこか申込ないですかね??

2008年4月30日

門真、茨木の状況

 昨年6月に門真事業所をスタートして以来、実習を受け入れていただ企業、受け入れOKの企業を合わせると20数社になる。
 体験実習を経験して雇用に向けての実習に挑んでいる人が数名、また、就職へ向けて求職活度をしている人が複数名。
 そんな中、最近、入所した人が数名で、各人がそれぞれのステップでトレーニングを積んでいる。
 
 茨城事業所は4月のスタートからちょうど1か月がたった。
現在は14名の人たちがトレーニングに通ってきており、やっと落ち着いてきた感がある。
 茨木はこれから本格的に活動して行くのが楽しみである!!
 

2008年4月15日

就職者お祝い会

 雇用に向けての実習を3名が実施中。
体験実習においても多くの方が取り組む中、先日、就職した人のお祝い会を開催した。
 就職者の勤務先が兵庫県の為に、お祝い会の開始が7時半からになってしまうために、スタッフだけでの開催を予定していたが、やはり一緒にトレーニングをした同志にも声をかけたところ多くの方が参加してくれた。
  
 会の開催までに一度家に帰る人、事業所で時間待ちをしてくれた人、そんな多くの人たちが自分の事のように就職を祝ってくれたことは、就職者の人柄によるところが大きいと思うが、利用者同士のつながりがこんなにあったのかとウルウルきた。
 今回、参加できなかった利用者からは寄せ書きを提案してもらい祝いの言葉をもらった。
 他の利用者の喜びを自分の事として喜び、次は自分の番と一足早く就職した人を目標にできる関係性がとてもうれしい!!
 こんな楽しい飲み会(お祝い会)なら毎月やりましょうと誓い会をお開きにした。
 

2008年4月2日

企業の採用ポイント

 企業が障害のある方を採用するときのポイント!
 たくさんの項目がある中で、飛びぬけて高いのが「就労意欲」、「体力」の2つ。
 
 JSNの基礎訓練期間は「生活リズム」を作り、「体力を養う」事に重点を置いている。
 体調が崩れると意欲の低下してしまう人達も多い。
 私は二日酔いで仕事への意欲の低下が時々あるが(笑)
 体力強化を常に頭に置きながら、日々のトレーニングを大切に!
 暖かくなってきたので、私もボチボチ何かスポーツでも始めようかと・・・

2008年4月1日

JSN茨木事業所開所

 4月1日より茨木事業所を開所。
門真事業所を運営しながら、茨木事業所の開設はバタバタと過ぎた。
1日には10名の利用者が参加をしてくれた。
利用定員は門真と同じく30名。利用枠にはまだまだ余裕があり、多くの人たちに利用していただきたい。
事業所の場所はJR茨木から徒歩3分。
西口よりJR京都線に沿って京都方面へ歩くと139号線に出る。
139号線を右折し10mすると、5階建てのビル2階の窓のJob Support Networkの看板が見える。
まずは見学に来てください!!
ヨロシク

2008年3月12日

・・・・

 ブログの更新をしなくては、しなくてはと思いながら1ヶ月以上もほったらかしに・・・
 この間、何人かの方から「ブログどうしたん? 調子が悪いの?」と聞かれ、ブログではなくて私の調子が悪かっただけで、ただのサボりです。
すいません!
 今日はなんか早くに目が覚めてしまいこんな時間に書いとります(現在4時40分)。目覚めたのは4時過ぎでした。今日は2時過ぎから1時間おきに目が覚めてしまって、なんかすっきり感が無いですが。
 ブログをサボっている間にいろりろな事がありまして。大きなことはニュースにありますが、JICAの研修受け入れで環太平洋地域の国々の方たちが10名ほど来所されたのですが、ある利用者が「パプアニューギニア」のことを、「パプア牛乳やの人たちは裸で棒を持って顔にペインテイングしてきはるのかな」なんて発言があったりして(笑)
 和歌山のやおき福祉会との交流研修会では若手のみんなは夜遅くまでゆっくり楽しんだとか・・・
 あと、うれしい事が先日就職された方から、初めての給料をもらいましたの連絡があった事。私はまだ会社へ訪問したことないのですが、スタッフの報告によると、とても感じのいい従業員さんが多いとの事。
 そんな従業員さんと共にしっかり仕事をがんばって人生を楽しんでいただきたいです。
 あと、今は4月から開所するJSN茨木(JR茨木より徒歩3分)の準備で少々バタバタ。
 
 なんやかんやJSN門真は順調に進んでおります!!

2008年1月10日

セルフコントロール

 自分の気持ちや行動を思い通にコントロールできれば、こんなに楽なことは無い。
しかし、人間は一人では生きられない。個性豊かな人たちと一緒に生活していかなければならない。そうすると、少なからず他人の影響を受けて自分の思い通には事が進まない事が多い。
 他人を自分の思い通に動かせる魔法の薬があればこんな楽なことは無いのだが・・・
 過去と他人は変えられない。ならば自分が変わるしかない。
 アメリカ大リーグのイチローが言っていた言葉で「人間にはコントロール出来るものと、出来ないものがある。コントロールできないものに、僕は関心を払わない。コントロールできるものだけに関心を払ってきた」と。
 自分に負けず、しっかりとセルフコントロール出来る1年にしていきたい。

2007年12月11日

所属感

 先日、地域のセミナーで「地域で働き続けるために」のお題で話をさせていただいた。
 その時に「働く意味」について、働くことは賃金を稼ぐだけではなく多くの意味が存在する事を話したが、何か抜けてるなあと思っていたら、先日、相談に来られた方の話で「はっ!」と思い出した。
 働きたいと相談に来られ、過去の職歴などを聞いていた時のこと。
「朝、家を出て働きに行く場所があるだけで喜びです」と話されていた。
 自分には家以外にも所属する場所がある。この喜びは何においても代えがたい。
 
 多くの足場が必要!所属する場所がある安心感。
JSNが今後、働く上に置いての相談できる、安心感のある場所になるようにと願いながら・・・毎日、働きに行く場所のある事に感謝、感謝!
 

2007年11月26日

体験発表

 「あきらめないでほしい」と私は思います。
父の話ですが、週3回のリハビリ以外は外出しようとしません。籠の中の鳥ではありませんが、視野が狭くなってしまいます。父は外に出ることをあきらめました。
 私は向かい風の様な中で立ち向かうだけでした。何をやってもうまくいかない。でも、又立ち向かおうとする。単なる馬鹿なのかもしれません。でも、バカはバカなりに頑張ることを知っています。
 あきらめた瞬間、心の扉は閉じてしまいます。失敗は負点ではなく、STEPだと私は考えます。痛くてても、辛くても、また、歩きは始めなければその先の景色には出会えない。自分の居場所を持つことができなくなる。
 いまでも正直おかしくなりそうな時があります。
でも、朝が必ず来るように、バランスを保てば、この追い風を見方につける事ができます。
 皆さんの現状は未来への第1歩だと思います。どこで何をしても大丈夫になる為の第1歩だと思います。
 私は朝起きる事も出来ず、リズムというものがないお酒と薬に依存した生活からの出発でした。今では1日に何か1つ、例えば「今日は上弦の月だな」とか本当の小さな幸せを見つけて毎日を送っています。
 何が起こるか分からない。負かもしれない、正かもしれません。でも、今日で終わりではないのです。明日が毎日あります。
 誰かに怒られてえも、嫌味を言われても明日は必ず来ます。
 だから今日を少しでも楽しかったと思えるように、宝探しをするような気持で、楽しみを大切にしています。
 外の世界は想像以上に楽しいものになるかもしれません。
 どこかで誰かとつながっている。
 接客という仕事のせいか、人とよく話をします。
他愛のないことです「今日は寒いですね」「元気ですか」そんな会話の中から人の和ができます。人はひとりで生まれ、ひとりで死んでいきますが、その間にたくさんの人と出会える事を忘れないでほしいです。
 今日、出会えたのも何かの縁だと思います。どこかで頑張っている私の事を、つらい時に思い出してもらえたら嬉しいです。
 以上が本日、障害を開示して就職されている方が、体験発表の最後にJSNの利用者に贈られたメッセージです。